t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 施政のあり方 (総括)

☆様々な施設計画につき、市民目線にて個々に検討を進めるなか、ようやく公共施設に関する施政全容が理解できつつあるように感じ、私見を述べたいと思います。

● 施政も施設も「市民のための制度」であり、「市民のための『まちづくり』である」べきです。が、残念なのは、ともすると「行政側で勝手に決められた施設建設の施政施策を、市民が血税をもって負担している」構図が見え隠れしています。

・つまり、施政の前にあっては「市民は納税の道具と化しているだけ」ではないか?

という思いが巡ってきます。

このような不適切な施政を変える事が「施政のあり方」と考えるに至りました。

---施政を変える事---------☆---

☆「最初に為すべきことは『市民の意見』を聴く事」と思います。

● 最近の施政動向では、これを省略され、下記のような手順で進められています。

1.「行政による計画立案」: 「・・施設計画書」を作成され、HP等で発表。

2.「意見募集」: この資料内容につき、市民意見募集。

3.「議会審議」: 意見反映も無く「市民了解」として「議会審議し行政案にて承認」

4.「施設計画の実施」: 予算承認され、具体的な仕様や見積は秘密とされ推進!

という手順で推進されることが一般的な進め方で、余りにも強引と感じています。

●「市民の声」を聴く機会でもある「意見募集」は、形式的に一度程度は行われます? 

・ちなみに、意見発信する市民も限られ、数人、数十件程度の意見で終わっています。

・直接、行政と市民と顔を突き合わせた計画前の検討会は行われません。決定後開催?!

これでは「聴いた」ことにならないのです。市民要望は仕様に反映されません!!

---過去の施政--------☆--- 

高浜市制の歴史は浅く「市制施行」が昭和45年(‘70年)。とようやく、あと数年で50年を迎えようとする段階です。従って、従来の施政は「他の自治体を手本として、早く追いつく、横並び」を追求する施策展開で、ほぼ間違いの無い(無謬性)の施政運営が出来たと思います。

・市民も「施政施策は『行政や議員さんの責務としてお任せで良かった時代』でした。

・人口も増加傾向。財政面も高度経済成長期を迎え「豊かな時代」の始まりでした。

---現代の施政--------☆---

☆現代は「豊かな成長の時代」は終り、「安定的な時代」へと移行し、人口や財政は横這い傾向のようです。

・一番大きな要因は、人口の「高齢化」と「低出生化」です。年金や介護制度、福祉等々の様々な社会的な基盤を支えてきた「人口構造」が、今後、様変わりしようとしています。

・この社会構造の変化を踏まえ、次々と建設された公共施設が、そろそろ築40年を迎え、この維持管理や施設機能の維持につき新たなる対応を迫られる事になったのです。

・国の提案は「施設統合」や「長寿命化」。

⇒ 多くの自治体はこれにならい「施設寿命-80年」を制定されているようです。

     (*「安城市は更に長期化-90年」。なぜか当市は「70年」と短期寿命? )

・よって、従来の「市債(借金)発行方式」の施設建設には疑問と不安を感じ、財源確保の改善も加えた対応が必要と思います。

   (*市債方式は「過去の手法」- 将来世代に犠牲的負担を強制する悪しき手法であり、

   現役施政体制の「責任転嫁」的な建設手法は「無責任」な推進方法とも言えます!!)

 (*最近、市債残高が減少の要因は「美術館」分がようやく終わる段階という事が証!

 - 高小建設等で、またこれを繰り返す愚行とも言えます。将来世代の犠牲を前提に! ) 

●人口の構成割合が低くなるであろう将来世代の負担軽減を考慮し、市財政も「50年」「100年」を見据えた大局的な判断をもって財政改善が求められていると思います。

・市民も「施政お任せ方式」から「自ら考え、自ら判断すること」が市民としての責務となり、「真の民主主義」が台頭するであろう過渡的な時代と考えています。

 (*その先陣として、よく言われる「シルバーデモクラシー」なのかもしれません)

このため市民は「情報公開」や「説明責任」を求める所以です。 時代の要求です!  愚民からの脱皮です。 

---施政のあり方-------☆---

☆高度成長期は「施政お任せ方式」のため「愚民政策」は問題にもならず済みましたが、現代は「施政参加方式」の時代です。「真の民主主義」が胎動を始めた時代に突入したように思います。

・従って、従来の施政のように「行政や議員さん一任」の時代は役目を終え、時代が「市民の施政参画時代」となり、当然、施政の進め方も「この時流に合った、新しい進め方」に転換すべきと考えます。

・その第一要素は「市民の声」を聴く事です。冒頭に述べた事と繰返しになりますが…

☆例えば、従来の「意見箱」に加え、

1.「施政アンケートの多用化」-「個別テーマに関しICT利用し、意向確認を繰り返すシステム構築」

2.「意見交換会の定例化」-「市議会後に市民との『意見交換会』を設定する制度」

3.「市民の施政モニタリング制度」-「市民目線による施政の監視制度の設定」等々。

⇒これらにより「市民の声」と「施政側」の意見や考え方を双方向的に交換する機会を踏まえて、市民意見が反映された「市民による」「市民のための」まちづくりの推進こそが、これからの「施政のあり方」なのではないでしようか? 

● これから「施政参画時代」に変わるであろうことを予言しておきたいと思います!

 新生高浜を目指し、市民参画が「施政のあり方」であり「民主政治」の発露です!

 (*皆様のご意見をお聞かせ願えれば幸いです)

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