t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 公共施設のあり方委員会 Ⅱ

市議会では「公共施設あり方検討委員会」が定期的に開催され、現在「公共施設総合管理計画」(平成30年度版)に基づき、特に、高小の建設審議が行われているようです。

しかし、既に「着工物件」を今頃、仕様検討中とは「後手、後手の議会」と思います。

・このような事態は、施政にご関心のある方は、ご存知であろうし、計画資料を確認された方も多いと思います。

・しかし、問題は「計画資料-公共施設推進プラン案」の「計画」が、学区毎に分類され、個別に記載。その全体構想を見えないように仕組まれていることです。

市民に、あたかも「情報公開」姿勢を見せていますが、実態は、市民が「判断出来ない」資料としているように思われます。

・それは、財政費用欄に「合計額」が記載されていないことが証しです。

・これを確認するには、計画資料の十一頁分を集計作業が必要となります。 

・施設計画において、その投入予算の合計額を表記することは当然の常識です。

・これを隠されている資料は、市民に「適切、適正な情報を提供せず、成り行きの承認を狙われている」と思われます。説明責任を逃れる行為そのものです。

集計すると「公共施設建設だけで『350億円事業!!』」の大事業なのです!   

・市民も、認識や意識を変えて、異なる視点で施政を視ることが問われています!

・「新しい『まちづくり』が開始されようとしている」

・「市全体の再生事業が開始されている」

・「H70年までの長期的な計画が立案され、市民に是非を問われている!」

このような説明が行われてこそ「市民に寄り添った施政運営」と言えるのですが…!?  

---公共施設推進プラン案------ (*H27年~H70<33年間>)

・市内全域の施設計画を集計の結果、合算額を下記します。

1. 公共施設の更新費用 - 『350億円!』 

2. 施設建設の市債発行 - 『193億円!』…「将来世代に借金委託」が巨額過ぎでは?

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☆「公共施設推進プラン案」(H30年度)の集計結果

  学区別  更新費(百万円)  解体費(百万円)  市債計(百万円)
高浜小学校区   7,689     70   4,099
高取     3,232     97   1,883
  3,193     32   2,018
吉浜   4,138     38   2,532
  1,781      0   1,068
高浜中学校   5,159       2   3,458
南中学校   3,786       0   2,307
スポーツ施設      212      60      157
消防詰所      128        0        96
庁舎等   5,628     200   1,638
 合  計   34,946 (百万円)     499   19,256 (百万円)

---過去の失敗例------------

●例えば、H7年「かわら美術館」(42億円)を建設投入し、H32年までの25年間の運営に「38億円」を要し合計「80億円の大事業を推進継続中!」 

・ところが、借金返済を終える、H33年には「民間譲渡」という予定のようです!

・「80億円!」、途方もない巨額の血税を泡と化す浪費同然の結果ではないでしようか?

これが施政運営の実態です施政にお任せの結果です!

---公共施設推進プランの借金------

☆今回の公共施設計画は、この「失敗」をまた繰り返される可能性もあり、そのツケは将来世代に「借金 - 200億円」を負わせようとする計画なのです。

⇒例えば、市庁舎「33億円事業-リース20年」の結果は、21年目の解体です!!「落胆」しかありません。この市民負担は、いつ、だれが了解したのか?  市側の独断のようです!

・よって、行政も、議会も、何より市民の方々が、もっと真剣に高浜の将来40年先、50年先を見据えた施政参画が迫られているものと考えます。

このような認識を、個々に落とし込んだ上で「施設計画」にご関心を高め ご参画頂くことが必要と思います!   

---まちづくりのあり方------

☆しかし、この認識をもって「公共施設推進プラン」を視ると、現状施設を建替える計画だけで「まちづくり」という視点が欠落しているように感じます。

・市の建設推進組織も「学校経営グループ」が担当されているようです。

⇒本来であれば「まちづくり」組織を新たに発足させ、市民と共に将来ビジョンを構築し、市民と共に、施設計画を立案することが「組織のあり方」として適切なのです。

・従来の施設建設と同様の進め方では、また市民は犠牲となることが目に見えています。残念でなりません!

「巨額350億円」を活かす革新的な視点による「まちづくり」を切望します! 

 このような考え方と進め方が「公共施設あり方委員会」のお役目だと思います!

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