☆「教育」は、国民、市民に平等に受ける権利があると制定されています。当然、教育施設も平等、公平であるべきで、差別や格差があることは違法の疑いも生じます。
● その教育施設が「市立小学校」であれば、尚更、市内の児童に「平等・公平」な教育施設環境の提供が、根本的な原則ではないでしょうか?
⇒ このような視点から、高浜市内の小学校の建設計画を比較検討してみました。
---高浜小の建設計画---☆---
● 市の発表資料「公共施設総合管理計画」を基に、高浜小と、他の三校の「平均」を試算した結果です。 (*翼小は「大規模改修計画のため除外」)
建替費の比較 |
建設費 (億円) |
生徒数 (人) |
建設単価 (百万円/人) |
高浜小(校舎・体育館等) |
47.98 |
617 |
7.8 (236) |
小学校(高取・港・吉浜) |
19.22 |
588 |
3.3 (100) |
● 「建設費」が「高浜小」だけ突出しています。 理由説明はありません。
⇒ 高浜小だけ「優遇」の計画です! この特定の小学校だけ、巨額の血税投入は「不公平」「不平等」な教育施設の建設であり「格差建設」は不適切ではないでしようか?
・巷では「選挙投票」の格差是正が争われています。一票の重みが「2倍」未満が判断基準となるようですが「高小の建設単価」の格差は「2.4倍!」。これは異常です!
⇒ この異常な「教育施設の格差建設」は「誤謬」であり、児童・市民を「差別」です!!
---施政の説明責任------☆---
・このような「格差建設」は、いつ、どこで、市民に説明されたのでしょうか?
・市民の理解と納得を、どのように確認されたのでしょうか?
⇒ 知る限りでは「丁寧な説明も無く、強引な施設建設は乱暴!」と思います!
● 市は「トーク&トーク」や「出前説明会」等の様々な機会で説明会を実施と言われますが「学校施設等の床面積の決定根拠」や「財政効果」、そして「不公平な学校建設費用」の説明を、何時、何処で、誰に、ご説明されたのか?
・高浜小を建設の市債(借金)「22億円」の返済計画を、どのように説明されたのか?
・市議会に「資料配布され、承認された」だけでは不十分ではないでしようか?
⇒ 市議会や、高浜小の保護者や児童に説明だけでは不十分であり、誤謬です。
・果たして、市民 5万人のうち、説明会は「何人」「何%」にされたのか? それで、
「十分に市民の理解と納得を得られた」とされる根拠はどこにあるのでしょうか?
⇒ この説明会の議事録も公開無く、説明会実績を非公開では納得しようもありません。
---施政のあり方---------☆---
●今回の「高浜小建設」を含め「公共施設総合管理計画」は「施設 (除くインフラ)」だけでも「財政投入-350億円!」「市債 (借金) -200億円!!」という巨額の計画です。
⇒ 個々の施設計画につき、絶対、「財政効果」がある。という証明が必要と思います。
・市にとっても、市民にとっても、多大な影響が予想され、あらゆる方法を通じて「市民に丁寧な説明で理解と納得」を確認されることが、重要課題であり、責務です。
⇒「地方自治」も含め、施政運営は「無謬性」を求められる厳しい世界と思います!
・市民の「血税」で施政運営という条件である限り、求められるお役目と思います。
・だから「お役所仕事は遅い」は当然とも思われます。
「無謬性を第一」とされ、「誤謬」の無い、まちづくり「百年」の大計の実現を切に願うばかりです。