★常識的には、建物建設に当り、まずは「貯金」するものではないでしようか?
● 今回、高浜は「貯蓄無く」財源不足のなか「庁舎建設-リース」「小学校建設-PFI方式」という借金建設を選択は、まったく『キリギリス式』で適切とは思えないのです!
⇒ 他市の財政動向を確認し、高浜財政の是非を再確認したいと思います。
---財政(基金)の比較---☆---
● 高浜の財政は全国でも上位にあると言われています。事実、全国73位とか…?
⇒ しかし「基金(貯金)不足」が問題です。
● 事例調査のため、ふるさと納税-全国2位の「伊那市(長野)」と比較してみました。
(*高浜-ふるさと納税- 約15百万円。全国-1,105位 / 1,744市町村。稼ぐのが苦手な高浜)
・自治体の財政力 - [伊那 - 789位] <高浜‐73位>
・市債(借金)残高 - [320億円] ⇒ H15年 - 借金428億円を、H28年 - [▲108億円]
・基金(貯金)残高 - [188億円] ⇒ H19年 - 貯金 44億円を、H28年 - [+144億円]
⇒ 高浜は <借金-165億円> <貯金- 24億円>。余りにも貯金が少な過ぎは不適切では…?
財政力に余裕のある高浜が、なぜ、貯金出来ないのか? 見直しが必要と思います。
巨額の歳入を「バラマキ」だけでは、将来に禍根を残します…。
---財政(基金)の改善---☆---
●「基金項目も『19項目』と様々な分野の専用財源として指定し貯蓄」されてます。
⇒ 財政内容の差は「貯金(貯蓄)」に対する施政の意識の差ではないかと思います。
✕・高浜に「基金条例」を見つけることはできませんでした。(制定されていないのか?)
✕・基金項目は「予算資料には『財政調整基金』『公共施設等整備基金』『その他』等の三種類程度で項目が少ないと思います」
✕・更に不可解は「公共施設等整備基金」が不足のため、庁舎は「リース」や小学校は「PFI方式」と民間資本に建設を委ねていることです。それほど急ぐ必要があるのか?
⇒ 結局、貯金が無いのに施設建設を断行は、財政運営上は誤謬ではないでしょうか?
(*「過度な借金を後世に残し、議員任期を終えたから知りません」となるのでは…?)
(* 事実、リース庁舎は、H45年~いきいき広場とあり方を一体的に考えると丸投げ…!)
(* 庁舎見積には築20年目の解体費まで含まれてるとか…? 施設寿命は70年目標では?)
● この財政(基金)事例を比較し気づいた事は…、
「将来の貯蓄を怠り、短期間に巨額借金を投入する様は『キリギリス』を彷彿します」
無謬性の施政は「急がない事ではないでしょうか?!」
「石橋を叩いて渡る」覚悟と 丁寧な実行が肝要です!
「施設建設の基本は、原資を蓄えてからが無謬性です!」