★市広報(H30.4.1) のP.5 に、当初予算の概要を掲載されています。
・しかし「基金」に対する解説は、認識が異なり、誤りと思えてなりません。
⇒ 広報に、誤解を招くような情報を周知されるのは、いかがなものかと思います。
---「広報たかはま」による基金の解説---☆---
※基金(貯金)は、リーマンショックなどの経済危機や災害時の救済・救援・復旧復興に頼れる唯一のお金であり、一定額以上は確保しておく必要があります。 |
⇒ 基金の使途を「非常時」と限定されているようですが、説明表現が不足です。
釈迦に説法ですが、広く社会通念とは乖離した解説のように思います…?
---「基金条例」とは---☆--- (* ネット情報 : 基金 - Wikipedia)
● 基金条例は「住環境や福祉、教育など一定の目的のために積み立て、準備しておく資金を集金するために、地方自治体が定める条例。」とあります。
⇒ 緊急時や災害時だけでは無いのです。施政事業の原資としての貯金なのです。
---「基金使途」とは---☆---
・公共施設の建設基金に関するもの
・都市計画などにおいて土地開発や公共施設設備など公共投資のための基盤
⇒ 各地方自治体でこれらの条例を定め、各種の整備事業に充当しているようです。
・つまり事業計画に伴い、事前に「原資の積立をする事」を定めているようです。
⇒「貯金」が無いから「借金」で事業推進では無いのです。公的団体なら尚更です!
---高浜の「基金問題」---☆---
・確かに「基金」は、緊急時や災害時の財源としても活用されるようですが、平時にあっては「施政事業」の原資として「積立」「準備」しておくものと解説されてます。
(*「キリギリス」の借金でなく、「アリ」の如く、堅実に「蓄える」のが「基金」)
・これは国も、警戒感をもって法令化を提唱しているようです。「夕張に なるなと!」
⇒この「基金」が無いのが、高浜市の財政状況なのです。全国791市あるなか、
財政力-全国73位という上位であるのに、基金(貯金)比率は全国529位…?
・基金額は、「非常時対応-20億円」+「庁舎-20億円」+「高小-32億円」が最低限必要!
⇒ これが「貯金-24億円!」余りにも過少な額に愕然と落胆。「バラマキ」過剰では!?
・しかし、市は、貯金が無いから「巨額の借金」で施設建設を強行された事は、「キリギリス」を選択されたのです。不信感と不安感を抱きました。今後、50年、70年と、施設問題が浮上により、この時代の施政判断の是非は問われ続けられるものと思います。
⇒ 冷静に検証されれば「極度の基金不足」は明白です!
---高浜の借金建設の問題---☆---
● 公共施設総合管理計画は、将来世代に「負債-200億円」を課すのは公平でしょうか?
若者が逃げ出すのも当然なのかもしれません!
・更に「第六次総合計画」を遂行には巨額の財源を要します。借金追加でしようか?
⇒ 今年度の予算概要には、市の財政方針として…、
1.借金 - 高小建設のため借金が大幅に増加。更に「今後、財源として借金増額を予定」
2.基金 - 「財政調整基金」を、14億円から「20億円を目標に積立を計画」
⇒ 基金は50億円以上、必要と思われます。財政環境を準備されてから着工が無謬性!
キリギリス生活から、一刻も早く脱却したいものです!
無謬性の施政、財政運営を待ち望むしかありません!
しかし、もっと大切なことは、市民の心構えです。
⇒「お一人おひとりが自覚し施政に関心を寄せる事です!」
「やがて施政の間違いが見えてきます!」