・天変地異の自然災害を無くすことは「人」には出来ません。運を天に任せ「逃げる」ことだけが許された防災行動と思われます。「数秒」「数分」の行動となります。
● そして、始まるのが「避難生活」です。「数時間、数日、あるいは数か月、数年」に及ぶことも近年の大災害では発生しています。
・この「避難生活」をいかに「適切に、快適に」を目標に、前を向いて、工夫努力することが「人」に与えられた修行のような気もします。
・高浜の「避難生活」は、経験も無いのですが想像してみました。
(*もう既にご存知かもしれませんが、あえて掲載しました。ご容赦ください)
---避難所の生活---------☆--- (*参考:高浜市・避難所運営マニュアル)
● テレビ報道等から「体育館」等で、寝起きし、飲食するイメージが浮かびますが、現実は、更に厳しい事態を覚悟する必要があるようです。
・例えば市内「避難所」は「体育館、公民館、集会場-15拠点」が指定されています。
問題は、この「収容人数」です。市全体で「合計 - 2,400人」しか入れないのが現実!!
⇒ あとは「校庭、神社境内、公園、広場、駐車場」等に「野宿」となります。
・高浜市民-約4万8千人。全ての家屋消失は無いと思いますが、野宿の覚悟が必要です
(*例:吉浜地区-吉小体育館-300人。公民館-80人。高齢者、乳幼児を優先限定と推定)
(*吉小体育館:横24m×縦32m≒768㎡。ここに300人は一人当り2.6㎡。- 鮨詰めです)
・恐らく被災された自治体で混乱が小規模で収まっているのは賢明な市民の自重の成果と想像します。しかし、これは「公平・平等」を欠いた施政の結果でもあります…
---避難所の運営---------☆---
●市内の避難所は「避難場所-35拠点、避難所-15拠点、福祉避難所-11拠点」計-61拠点
・問題は「避難所」の運営はある程度「マニュアル化」されていますが、大部分の市民の避難場所は「仮の集合場所」とされ、あくまで「避難所」を基本原則とされていることは、始めから全市民避難を拒絶するものであり、まったく絵に描いた餅同然では…?
(*全市民対象では無く「2,400人」のためのマニュアルなのではないでしょうか? )
⇒ 各小中学校に地域住民が殺到したら、どうなるのか? 大混乱の発生は必至です?!
● いよいよ「東南海トラフ」の可能性もあり、早急に見直しをお願いしたいものです!
「安全・快適」「平等・公平」な運営が願いです!
● 市にとって「避難所拠点」は管理上、少数限定の意図は理解出来ます。が、しかし、
・避難者の「疲労困憊」の慣れない避難生活を、少し改善向上のためには、更なる、スペース拡大が適切と思われます。
・例えば、「避難場所」に「神社境内」を充てられているなら、市内には「寺院」が「約20寺」程度あります。
・「緊急避難時」は、宗教の壁を超えて「神社(社務所)・仏閣(客間?)」を「避難所」に指定されるべく、交渉調整されてはいかがでしょうか?
⇒ 「避難者」の心も含めた、「心身の避難所」となるかもしれません…
●「住み慣れた」居宅を離れ、同じ市民とは言え、見ず知らずの方と、いきなりの同居は、心身ともに疲労(ストレス)倍増が、容易に想像出来ます。
・「避難所生活」は、尚一層、思いやりのある運営が必要と思います。
● 中公や青少年ホーム等、公共施設解体は「市民の避難所」削減を強行となりました!
この補充も含め、更に拡充を目指して「寺社の避難所」化を提案切望します!
良識のある方なら、どなたも「反対」は されないと思うのですが…