t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 市庁舎の建設を検証!?

・他県の議員さんの視察報告から、様々な疑問が湧いてきました。列記してみます。

●「高浜市役所本庁舎整備事業」の不可解 

---庁舎建設事業の不可解---☆---

・市HP「公共施設マネジメント」から引用確認します。

■1.「事業スケジュール」

募集要項・要求水準書・審査基準の公表 平成26年8月11日
市庁舎整備説明会(いきいき広場連携等) 平成26年8月20日
参加表明書の提出 平成26年9月29日
提案書提出 平成26年11月28日
ヒアリング・提案審査 平成26年12月

 ●「市庁舎33億円-大事業」を、恒例の「わずか3か月」で「提案書」の提出期限。

公共施設「20年施設」を、極めて短期間で提案要求。その質レベルが疑問です!

 

.「提案審査結果」 - 「2社」提案されました。

・審査結果 :◆最優秀提案 - 「D社」  ◆優秀提案  -  「T社」

不可解は「T社」。ネット検索しても「建設事業」や「リース事業」を業容とする企業が見当たらないのです。いったい、どのような企業が「官公庁施設の建設提案」をされたのでしょうか?   初めから、勝負は決まったようなものだったのかもしれません。

これが適正な事業募集なのでしょうか?  不自然さを感じます。 

 

. 事業費 - 33億円の妥当性 

●「要求水準書」には、旧庁舎を寿命「60年」と仮定し、残寿命を「20年」と設定して、事業費を推計されました。

 耐震改修費・設計費・仮設庁舎と移転費

 19億28百万円 
 解体処分費   1億39百万円 
 維持管理・運営費  12億57百万円
  合 計  33億24百万円

よって「提案要求の建設費」は、上記の金額以下とされたのです。

・結果は「リース建設 - 31億31百万円」。効果額 - 1億93百万円 - ▲約6%

市民感覚では、約2億円程度の少額で決定。20年後にまた数十億円を要して建替え!?

旧庁舎を「70年、80年」と使用継続すれば、更に財政効果は高いかと思うのですが…

市役所の組織の分離分割も無く、「統合一体化」が出来たのではないか?

新庁舎の受付スペースの混乱も無かったのではないか?

   (*根本原因は「民間病院」への補助-53億円です。市民生活が犠牲のハコモノ強行です)

 

■4.床面積 - 「3,500㎡」

床面積が「要求水準書」は「3,500㎡」。市民説明会資料は「4,700㎡」

これは「間違えた」で済む話なのでしょうか?  市民を欺く説明は許されません!

⇒ 結局、約30億円も投入して「床面積 - 半減」の狭小庁舎の財政効果は疑問です!

  市民からみれば「大損」の庁舎リース建設!!

 これを強行されて、いかなるメリットが?! 

  まったく不可解なハコモノ建設の強行は誤謬の連続です!

                                (*続く予定です)

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