・先回は、市主催の「あり方委員会」の各委員の方の意見を確認しました。
---各委員さんのご意見---☆---
・「まちづくり」のコンセプトを明確にした上で「ハコモノ」建設を!
・「ハコモノ」は、建替えより「長寿命化」を優先すべき!
⇒ 委員さんのご提言は「納得」できることが多く、しかし実態は、これらを採用されず解体の連続。一体、「委員会」はどのような位置付けなのでしょう。形骸化では…?
●「ハコモノ」建設のコンセプトも聞いたことも無く。ただ「壊したほうが安い」…
・結局、高浜のハコモノで残るのは「学校」だけ。どんな「まちづくり」を目指されているのか、説明もされず解体強行は不可解で不透明です。
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■今回は、委員会「事務局」として参加されていた「日本経済研究所」の調査資料を参考に「ハコモノ」に対する住民意見を確認したいと思います。
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■「日本経済研究所」では自治体に関する様々な分野につき、調査活動をされてます。
[検索] : 公共施設に関する住民意識調査 / 株式会社 日本経済研究所
---ハコモノに関する住民意識---☆--- (*"全国調査結果" )
【公共施設の利用状況及び公共施設マネジメントへの関心について】
1• 住民の4分の3は自治体が行う公共施設マネジメントへの取組を知らない。
⇒ どの自治体も「説明責任」を果たされていないのか? 「大家族」の街も…
・この実態をもって「反対が無いのは『民意を得た』」の判断は いかがなものかと…
2• 半数の住民が公共施設に対し、必要量を満たしていると感じている。
⇒ 逆に、不満足度を示される市民も半数みえるのかもしれません?
3• 公共施設のサービスに満足している住民は3割。
⇒ やはり「ハコモノ・サービス」に7割が不満!
・約4年間も「中公・ホール」が利用出来ないハコモノ計画なんて、ありえません!
・市は「市民は『大いに市外の施設を利用』を方針とする」回答は無責任です!
4• 住民は公共施設の利用にあたっては、利用料金や自宅からの距離を重視。
⇒ 縮充の施設統合は、この距離拡大となるのでは…? 特に「憩いの家」等が問題!?
・将来は「デマンド・サービス」を導入され、きめ細かな移動サービス提供を!
(*「デマンド」- 必要な時に、必要な所へ、市民ニーズに柔軟なサービス対応機能)
・このデマンド機能の充足が「ハコモノ縮充」とセットの市民サービス維持条件です。
5• 公共施設再編時に残す施設を選ぶ基準として、施設稼働率を最も重視。
⇒ 確かに「稼働率」は問題ですが「利用促進策」の実行や方法も大切 !
・「ハコモノ」だけ造って、利用方法は市民一任では無策と思うのですが…。
・各施設毎に、少なくとも月・期単位で「稼働率」を公表されることも必要では!?
6• 住民の6割は公共施設マネジメントに関わることに前向き。
⇒ 施政や施設マネジメントの戦力強化策に「公募市民」の参画が大切な要件に…!
・市民本位のハコモノ 計画や運営の実現を図る必須要件と思います。
7• 道路、水道のいずれの老朽化問題も過半数の住民が認知していない。
8• 住民の半数が、必要性の高い道路を選別して維持水準を変えるべきと回答。
9• 水道については、3割が利用料金を上げても良いと回答 。
⇒ 高浜の水道代は、現状でも充分「高額」です。「値下げ」が必要と思います。
(*水道代<Φ20-20㎥>月額:高浜-3,332円 /刈谷-2,278円 /安城-2,592円 /碧南-3,132円…)
(*水道代の順位は全国1,052自治体-593位と高額。介護保険料も県下第二位の高額… )
10• 住民の8割が建築物と比べてインフラの維持管理・更新を優先。
⇒ 恐らく「ハコモノ」より「道路・下水道」の整備を求められているのかも?
・高浜の市道は「狭隘道路」が多すぎで 防災上も大問題! その対策工程は不明です?
・「ハコモノ」の耐震性も重要ですが、消火や救助しやすい道路構築も重要課題では?
---市民の素朴な疑問・意見---☆---
・市は、未来は「AIだ、ICTだ」と叫ばれる割に、「ネット活用による、市民アンケート」等の機会も少なく、方針と実態の乖離は、なかなか埋まりません。
⇒ 本当に「10年以内」に組織機能を簡略化し、組織統合できるのでしょうか?
(*「リース庁舎」- 20年のため、その半分程度で実現しないと「効果無し」では…? )
・まずは、狭小リース庁舎建設の責務として個々の施政施策につき「住民意見」や「意思」を、絶えず聴かれるICT確認システムの構築が最重要課題かと思います。
・「ICT」は、環境社会を構築のツールとして、市民も参画する「ペーパーレス」化を推進活用も必要です。「書類」でなく「ネット申請」のまちづくりシステムを…
「AI・ICT」を駆使された「まちづくり」の早期実現を期待させて頂きます。
・鬼が笑うかもしれませんが「来年!」 その進化ぶりを楽しみにしています。
「大家族たかはま」・言葉だけで終わりませんように!