●施政運営は「無謬性」を求められ、厳格な進め方が必要です。
・しかし、余りにも「言行不一致」な「矛盾」を含む「ハコモノ」建設の強引推進は、未来に禍根を残すことが多分に予想され市民として残念でなりません。
・例えば、貴重な血税を投入のハコモノは「かわら美術館-80億円 / '21年-民間譲渡」「高浜分院 - 補助53億円」「高小 - PFI - 50億円 - 財政効果説明無し」「リース庁舎 -32億円 / '38年 - 解体予定」この4施設だけで、なんと「血税 - 215億円」を投入です。
⇒「大家族」と、どのように話し合われたのか? 資料掲示だけで推進は強引です!
・総論では無く、個々のハコモノにつき市民の意向を確認が「大家族」のあり方では?
(*説明会の参加市民は40~100名、パブリックコメント-市民5~10名で判断は誤謬…)
---市庁舎建設の矛盾---☆---
・市庁舎の建設に際し「シンボリックな施設にはしない」と宣言され「特徴の無い平凡なハコモノ」を目指されていたはずなのに、「会議棟」は、屋根は「瓦」、塀も壁も「瓦」と「瓦」づくしになっています。これが高浜施政の矛盾です。
・しかし「市庁舎」は街の顔であり、自ずと「シンボリック」となるのが自然体であり、市民の願いでもあります。
⇒ つまり、施政方針と市民との意向が乖離している証しと思われます。
(*「旧庁舎を解体」し、「狭小分割リース庁舎 - 20年解体」は正解なのでしょうか?)
---施設計画のあり方---☆---
・昨年、市が配布された資料を眺めて「また、デタラメ説明を流している」と思ったものですが、「この説明内容は誤解を招く」記述であることに気づいた、市民が、どれほどみえたのか? あるいは気づかれても声を出す市民がどれほどみえたのか?
⇒ 「大家族」のために声を大きくすべきだったと後悔しています。
しかし、施政肯定のため、誤解を招くような資料を血税でバラマキとは不適切では?
---公共施設の説明資料---☆---
・下記資料は「'17.3 - 広報たかはま別冊 - 公共施設特集」として配布されたものです。
⇒ 疑問はP.4の「必要な2つの考え方」
1・第一に「まず、数を減らす」と「解体」を肯定されています。
2・次に「残したものは修理しながら使っていく」(長寿命)と、されています。
⇒ 「大規模改修35年、建替え70年を目安」と明示!
3・そして、総括的に「施設の更新時期に合わせ、複合化や集約化を図る」と結論。
・ところが…、更新時期を「70年」に満たない公共施設を次々と解体!!
⇒ 「中央公民館-築36年」「旧庁舎-40年」を早期解体!
全く 、施設方針にも合致せず、方針無視(言行不一致)のハコモノ計画を強行!
---国(国土交通省)の施設指針---☆---
●「長寿命化基本方針」に基づいて、施設の老朽化対策を総合的に実施し、「既存施設を徹底利活用する!」
⇒ これにより「予算の平準化」や「トータルコストの縮減を図る」とされています。
[検索] : 官庁営繕:長寿命化・老朽化対策 - 国土交通省
・更に…、
●「長寿命化改修」の推進
・既存施設の使用年数を、現状の「40年」から「65年程度」の使用を目指す!
⇒ しかし、高浜の ハコモノ政策は、国の指針にも反し、連続の早期解体!を強行!!
---早期解体されたハコモノ---☆---
・「中央公民館 - 築36年」 ・「 旧庁舎 - 築40年」
・「勤労青少年ホーム - 築42年」
---今後、解体か民間譲渡予定のハコモノ---☆---
・「現高浜分院(旧市立病院)- 築33年」
・「かわら美術館 - 築23年」 ・「図書館 - 築39年」
・「体育センター - 築41年」 ・「武道館 - 築38年」
・「大山公民館-築32年」
⇒ まだまだ「数十年、利活用できるハコモノばかり」
● 血税建設の公共施設を徹底利活用されず早期解体の「公共施設推進プラン」は
血税をドブに捨てる施策であり、適正、適切さを欠いています!
(*市は稼働率を問題とされますが、施設を利活用する施策は指定管理先任せでは…?)
(*「稼働率」情報を発信は「解体時」だけ! 日常的に稼働率情報を流布されるべき! )
● 市民不在の「ハコモノ計画」は、無謬性を欠く「欠陥計画」です!
欠陥計画は、市民と後世の市民を犠牲としています!
「大家族たかはま」の施政は、もっと丁寧に、誠実に、ご推進戴きたいものです!