■ 「学校エアコン仕様」の概要がようやく解りかけてきました。
● そして、残念なことは「エアコン」は「ガス エアコン-GHP」だったのです。
(*GHP : 都市ガスかLPGをエンジンに供給し、圧縮機を駆動し冷暖房する機器 )
(*エンジン利用のため、クルマと同じようにオイル交換等のメンテナンスが必要 )
・しかし、なぜ「GHP」なのか? どのような理由・根拠・要因で決定されたのか?
・『隣のまちも「GHP」だから』というような甘~い根拠で良いのでしょうか?
⇒ 市民に説明されない、市民に説明出来ない訳が理解出来ました。
・行政施策を、市民は追求するが、議会は「素通り」だからのようです。
⇒ 結果「最も高額な空調方式」を採用! 「経費削減」は、もう中止でしょうか?
---他県の町の学校エアコンの検討---☆---
● ある町の学校エアコンの「投資回収 - 検討資料」をご紹介したいと思います。
学校エアコン | 方式 | 電気式 (EHP) | ガス式 (GHP) |
設備費 | 設備機器 (千円) | 22,680 | 60,000 |
室外機 設置費 | 1,222 | 1,743 | |
受電設備 改修 | 15,000 | 8,900 | |
合 計 | 38,902 | 70,643 | |
年間運転費 | 運転費 (千円) | 2,528 | 1,244 |
保守点検費 | 0 | 572 | |
合 計 | 2,528 | 1,816 | |
設備費 (千円) | 基準 | 37,320 | |
年間運転費 (千円) | 基準 | -712 | |
回収年数 (年) | 基準 | 約50年 (回収不能) |
■このように稼働時間の短い学校エアコンが「GHP」の場合、投資回収は「不能」!
⇒ 高浜の場合につき、比較検討資料を公開が無謬性と思うのですが、またもや「行政と議会だけで決定強行のようです?」
・これは血税の私物化! 借金は後世任せは不適切! 市民の参画と協働で推進すべき!
■防災上も、最近の被災地で復旧が早いのは「電気」。「水道」や「ガス」等の配管系は約1か月以上を要しているのが現実では?
⇒ 小学校の避難所機能の環境整備面からも「電気式」が最も適合しています。
(*非常用発電機 -「100KW-72H」をなぜ設置するのか? 非常時のエアコン運転のためではないのか? 目的と使途を再確認戴きたいものです。)
■災害が起こってから考えても遅いのです。児童・生徒にとって、市民にとって、血税投入に相応しい、効果的、効率的なエアコン方式を選択されるべきです!
「大家族」精神を取り戻して戴きたいと思います!