・前回は、高浜の小・中学校の学級収容数につき近隣自治体と比較し、今回は全国と…
● 全国小・中学校の学級収容数の平均は「小学校 - 23.95人」「中学校 - 28.10人」。
・高浜は「小学校- 28.3人 <118%> 」・「中学校- 33.3人 <119%> 」と多く問題では?
⇒ 教育施策の遅れ、人材育成計画の欠落ではと危惧されます。
高浜の学級人数の実態 |
● 市内小学校の学級収容数-「30~34人」「35人以上」の学級数を調べてみました。
■ 小学校 ・高浜 ・高取 ・港 ・吉浜 ・翼 合 計
・「30-34人」 7学級 10 5 20 12 54学級
・「35人以上」 8学級 0 4 3 3 18学級
■ 平均人数 33.3人 29.2 31.9 33.2 31.4 31.8 (平均)
(*・特支を除く人数 ・翼小は学級資料無く推定 ・吉浜、翼-6学年の40人は過剰…! )
● 学級収容数の全国平均は「24人!」 余りにも隔絶たる実態は問題です!
・血税の配分に間違いないのか? 「ハコモノ-136億円」は正解なのか? 疑問です!
⇒ 高浜の教育施策として「学級収容数」の将来計画を公表がご使命と思います。
学級収容数が少ない効果 |
● 世界的にも「学級収容数」は共通課題であり、様々な研究がなされているようです。
・「学級規模が20人以下以下になると学習効果が大」- グラス・スミス曲線 <1982年>
・「小規模学級は、通常学級より優れた成績を上げた」- テネシー州 <1985年~>
・「低学年で学級規模縮小が有効。特に20人規模で顕著」- 米・連邦教育局 <1998年>
・「20人以下が、他の規模より比較的に高得点」- 日本・学級編成報告書 <2001年>
・成績だけでなく、感情的な側面効果や、教員に対する効果もあるとされています。
● 歴史的にみても、昭和30年代の「50人」から、やがて「45人」。そして「平成初期に 40人」を達成! 現在「35人」を目標に、様々な自治体で取組まれているようです。
・名古屋市では「小1年と小2年は 30人化」を目標に推進されているそうです。
(*・市内小学校の吉浜小と翼小 - 6学年の40人は時代に逆行! 誤謬の証しです! )
⇒ 学級収容数の削減は、時代と共に、世界的な潮流となっています!
■ 「まちの宝」後世の市民を 如何に人材育成するのか?
「小学校」に注力することが重要な課題のようです!
特に「幼稚園を含め低学年」の連携連続の育成策が必要!
「鉄は熱いうちに打て」の実行が施政の重要課題です!!