・自治体の「ハコモノ」計画は「財政削減」が施政として最重要の取り組み課題です。
・人口減少・高齢化・経済成長の停滞等より、歳入縮減傾向になると予測されてます。
⇒ よって、現代の施政課題は、如何に「財源備蓄」するかがカギのようです。
・ところが、現施政は「ハコモノ」建設に夢中です。借金を重ねて建設は誤謬です!
● 国も、施政方策として「施設を長寿命化」し「寿命が来たら更新」の財政縮減を提唱!
⇒ところが、高浜は「早期解体」し「更新」と逆転施政を強行。更に「借金」建設です!
● 市は「施設は後世の市民も使う。だから借金も後世が負担する」が基本的な考え方!
・この発想は「高度成長期」なら許容できますが、時代は「借金削減」「貯蓄」がカギ!
・更に「早期解体」は 施設利用の市民の権利を剥奪です! 借金だけを課す事になります
・次なる問題は「行政と議会で決める」と、市民参画、市民協働無き施政は暴政です !
⇒「自治基本条例」の精神も無くされた施政運営は、明らかに市民を裏切り行為です!
崇高なる条例は、絵に描いた餅では残念です。 [検索] : 高浜市自治基本条例
---「ハコモノ」の進め方---☆---
● 他の自治体の事例を参考に「ハコモノ」の進め方を改めて再確認してみましょう。
・「施設建設基金」制度を制定し、資金積立を開始。「庁舎」然り「学校」しかり。
⇒「ハコモノ」の借金削減を図り、後世の負担を軽減するため数十年先の見通しが大切!
・ ハコモノの建設構想を公表し、市民に説明責任を果たして市民意見や要望を募る。
・ 市民を公募参画の「建設委員会」を設立し、市民協働にてハコモノ計画を立案する。
・「ハコモノ」最終仕様案を情報公開する。同時に「財源手当て方法」を説明する。
⇒「建設計画概要図」を公開し、更に、改善要望を最終確認する。
■ このような進め方が無謬性です。市民と協働のハコモノ建設の要件と思われます。
---「ハコモノ」建設を振り返って---☆---
●「庁舎」や「学校」の建設経緯を振り返って考えてみたいと思います。
・「民間分院」に経営移譲なのに「10年-30億円補助!」+「新分院建替に30億円補助!」
(*「中央公民館」- 早期解体による残存価格と解体費「9億円」を含みます )
・「基金」が無いと「庁舎 - リース - 20年」+「学校 - PFI - 15年」を選択強行!
(*「民間企業」にとっては「15年以上」も維持管理を独占の美味しい商売です )
・「建設構想」の検討は「市民参画」無く、行政と議会だけで決められた模様。
⇒ 「建設業者」にも「契約書」に、市民への情報提供の制限禁止を明文化!
・「説明会」は「仕様決定後に実施!」。市民参加資格を制限の説明会を強行!
⇒「説明会」は着工三か月前や、「学校」は「学区PTA限定」と不適切な説明制限!
● 結果「計145億円」の血税を投入強行!
・更に、不可解は「庁舎」は民間施設なのに「公共施設相場」で契約 - 33億円!
・「学校」は財源無く均等払いと説明され「31年-23億円」「32年-13億円」支払予定。
⇒ 結局、小学校の維持に「15年間 - 約1億円/年」の均等支払いも相場の二倍?!
(*学校新築当初から維持管理の巨額支払いは不適切を超え、不当な支払いでは…?)
・「学校エアコン」も「40年間-16億円」も掛かると最も高額な「ガス空調」を採用!?
(*学校は数年後、大規模改修の計画です。これを踏まえた空調方式でしょうか ?)
⇒ この何処に市民の参画や協働作業があったのでしょうか? 建設要件を未達で強行!
財政削減効果も不可解な「ハコモノ」建設を強行です!
市民感覚では、乱暴な施政運営「暴政」と映ります。江戸期のご指摘はごもっとも!
血税は市民の血と汗の結晶です。大切にご活用を!!
---施政のあり方--------☆---
●「自治基本条例」の精神を遵守し 「市民参画」が
「まちづくり」「ハコモノ建設」の基本要件です!
・「行政と議会で決める」という施政の進め方は、もう時代遅れでは!?
少なくとも「透明性」に欠けている事は明らかです!
市民不在で借金だけ押付けの施政運営は不適切です!