●「公共施設あり方計画」に記載の施設利用率の実績を表す単位として使用される【コマ】数に疑問や、疑惑が湧いてきました。
● 結論から言うと…、
・「利用率を低くするよう「コマ」を「1時間単位」とされた可能性があるのでは…?」
⇒ 他の自治体では「午前・午後・夜間」をそれぞれ「コマ」と表現もあるようです。
あるいは「1日 - 1コマ」、「人数」でカウントされる場合もあるとか?
・施設機能として、一つなのに「部屋空間」を細分化され「部屋数」を増加カウント!
⇒ あえて「利用率」を低くするよう、部屋数を増やす加工を加え【コマ】数を「ねつ造」された可能性がある疑いを強く感じます。
● 市民の判断材料を、作為を加えて、実態を捻じ曲げた資料作成は不適切では…?!
・庁舎の財政効果に続き、施設利用率も正確性に欠ける資料を公然と掲載は裏切り!?
---縮充の正当化工作---☆---
● 施政側の思惑として「ハコモノ」の建替えを推進のため、理由・口実が必要です。
・このため「現状の公共施設の利用率が低い」⇒「対策として「施設の集約」が必要!」
⇒ この結論を論理的に正当化のため、施設の利用率を低く加工された疑いがあります!
---ハコモノのコマ数---☆---
● 具体例として「春日庵」を検討したいと思います。
■ 市内唯一の茶庭と茶室を備えた施設です。H3年から利用開始。つまり「築27年」
⇒ 特に、海外からの来訪者には喜ばれる施設機能です。これは民間譲渡とか…?
・個人的には「庭瓦」を配置の好事例で、美術館に設置が好適と思っていました。
・刈谷「佐喜知庵」は美術館と併設。呈茶サービスされ、利用率は高浜とは雲泥の差!
⇒ 公共施設を作るだけでなく、利用率の向上にも配慮された「シカケ」が必要です。
■ 春日庵の施設構成
● 1階 和室(書院) <21畳> + 茶室 <4.5畳> [計-2室]
⇒ 機能的に「茶室」だけ利用は極めて希なケースなのに「分室」してカウント!
■ 休館日 1月1日~3日、12月29日~31日の6日間
⇒ 施設の年間の稼働日数を [計-359日] と設定。
■ 利用時間 午前9時~午後10時 [計-13時間]
⇒ コマ数 = [2室 ] × [ 359日] × [13時間] = [ 9,334コマ] と試算
・いくら、管理者がいるからと「夜間利用」は、極めて希なのでは…?
(*茶道教室にでも利用されれば可能とは思いますが…? )
⇒ これで、利用コマ - 約500コマ。利用率 - 5%は低い。と判定です。 (*実質 - 10%超)
・民間譲渡は、高浜から茶室文化(庭瓦)の施設は消されるようです。もったいない!
・更に、管理は、遠く離れた「女性文化センター」では、利用しにくいシカケです!
(*大山公民館が管理なら、数百mで済むのに、遠方に窓口では利用阻害では…? )
---公民館のコマ数---☆---
●「公共施設あり方計画」- P.17 - ■ 公民館 の利用率を、再確認してみましょう。
⇒ 不可解は、公民館の【コマ]の総数に差異があること! 理由が理解出来ません!
● 公民館の [コマ総数] - (右端の数値)に、ご注目下さい。
・ 吉浜 - 37,336コマ(8室)・高取 - 28,002(8室)・大山 - 28,002(6室)・南部 - 14,001(6室)
⇒ 施設の「部屋数が同じ」なのに、なぜ、コマ総数に差異があるのか「不可解!」
ありえない差異に、不適切な隠された作為を感じます!
(*ハコモノを長寿命化では無く、解体したくて仕方がないようです! )
---素朴な疑問---☆---
● 残念ながら「あり方計画」には「コマ数」の算出条件の記載無く、根拠は不明です。
・どのように試算され、どのように計測されたのか?
⇒ この資料作成条件を記載されないこと自体が作為的で、裏切り行為です。
● 公共施設の管理において「利用率目標」も「利用実績」も示されず、「利用促進企画は市民任せ」は、全く管理放棄の実態。管理担当と距離を離して利用しづらい環境に。
・そして、ある日、突然、利用率が低いから「解体・廃止」では、市民不在の無責任、且つ、独断的なハコモノ管理運営の証しと思います。
● 公民館や公共施設は市民の財産です。その施設の方針検討資料を「ねつ造」は不適切!
・市民の監査的評価を加えるなら「公共施設の管理不十分」として施政不適です!
(*数十年間も「低い利用率」のまま放置。対策処置もされず無策の施設管理は不適切! )
更に「行政と議会で決める」は傲慢です!
「大家族」精神の欠落では…?!
---素朴な願い---☆---
● 施政は「AIやICT」導入に注力すると宣言されたはず…。
・これにより、庁舎狭小化、職員削減でも施政は円滑に、効率運営を遂行されると。
●「ハコモノ」管理運営上、「利用率」の向上改善は喫緊の課題と思われます。
⇒「近隣街」では「施設予約 ICTシステム」を導入され、自宅に居ながらにして「利用状況」「予約状況」を確認して、「希望日程を選択予約」出来るとか…?
・高浜は、直接、施設まで出向いて、窓口で予約可否を確認して手書き申込み…?
⇒ このような前時代的な「予約方法」を、いつまで続けられるのでしょう?
・これでは「利用率」の改善向上は難しいのでは…? 低いのは当然の事態です。
・あるいは「ハコモノ」を建ててしまえば「利用率」にはご関心は無いのかも…?
⇒ しかし、市民は「公共施設」を合理的、効率的に、大切に利用したいのです!
市民のニーズは、言行一致の施政運営です!!
公共施設計画-360億円は、本当に「財政削減」なのか? 不可解です?!