t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」を、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として残念ですが止むに止まれず警鐘を発する必要性を痛感し、警報発信するものです…

住民監査 - プール施設の相場

高浜の「プール問題」について整理しておきたいと思います。

 

---民間に水泳指導委託---☆---

・「民間プール会社」の施設老朽化と時期を同じくして、青少年ホーム跡地利用が浮上

「学校の水泳指導委託」は、当初20年を急きょ30年に延長し、この民間企業に委託。

・この「委託費」は、未だに公表無し。説明会では「2百万円」で済むと豪語…

一説では「8百万円/校」- 生徒一人当り「1万円!」換算なのか?   (*2千円/時間-生徒)

・この対象校は「小学校-3校」「中学校-1校」、30年間で「9億60百万円」の委託料!

 

---跡地利用の血税負担---☆---

●「青少年ホーム跡地利用」は、施設解体-50百万円 + 残土処理-2億50百万円に増額!

 (*残土予算の推移 : 1.当初-46百万円  2.入札-1億円-辞退  3.今回-2億50百万円-負担金 )

民間プール会社に水泳委託のため「敷地」と「3億円」を負担の理由や効果は不明?

・わずか「半年間」で、残土処理に「2億円」もの意味不明な増額は信頼性ゼロ!

 

以上、財政削減の水泳指導委託は「12億6千万円」もの巨額となるかもしれません?

・この対象校でない「小学校-2校」「中学校-1校」は通常通りの水泳では不公平です!

 

---学校プールの費用相場---☆--- (*出典:「学校プールの共同利用と跡地利用の可能性」T大学・南学 )

高浜に「縮充」構想を提案された「南学氏」の論文を見つけました。以下、引用…

 

●「学校プール(屋外)の建て替え費用は、おおむね『2億円程度』とされている…」

つまり「4校」のプール建設でも「8億円」- 償却期間 50 年だそうです。

・運営費は、約75万円×30年×4校≒9千万円。総額-9億円」が「学校プール」の相場!

・しかし、考えてみれば「プール-2億円」で建設して複数校で利用すれば、更に削減!

・「夏休み」のプール開放も継続出来たかと思われ残念なハコモノ建設です。

 

---水泳指導委託のコスト比較---☆---

全国自治体の様々な事例を元に「プール施設費+運営費」を試算されたようです。

・プール施設    学級当り/年   学校当り/年    備  考.                               

①学校プール(屋外)  - 517千円 (学級) - 931万円 (校) - 931万円×30年×4校≒11億2千万

②拠点プール(屋内)  - 432千円 (学級) - 777万円 (校) - 複数の学校で施設建設+水泳指導

③民間プール(屋内)  - 250千円 (学級) - 450万円 (校) - 民間施設を利用+水泳指導を委託

市は ②案をもって「8百万円/年」なのかもしれません。しかし実態は③案-です!

   (*これは相場です。更なる「財政削減」が施政のあり方ではないでしょうか?  )

 

●「プール施設-12億円」は、学校エアコン同様、最も高額な方法を選択は不可解?!

 

●「民間プール開店」は「4月!」、「水泳指導委託費」は、いつ公表なのでしょうか?

・もう、無駄な血税増額、無駄な日程先延ばしは、施政精度も疑問です!?

    (*「民間プール施設」の「高浜市民還元策(値引き・特典)」は無いようです…)

 

 財政削減で始まった「高小建替え」のための早期解体!

 日程を考えれば「市制50周年事業」のための早期建替え!

 ハコモノは「大家族」の財産です! 丁寧な施政を望みます!

高浜の住民自治- 住民監査 Mail  yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責矢野義幸