・「子は宝」とよく言われます。この子らを「宝」にする方法は「教育」です。
・「高浜-再構築」「未来の発展」のための原動力として「人材」を「育成」することが肝要であることは当然です。
・「当然」ですが、「当然」でないのが、高浜の特徴は残念なことです。
⇒ 学校施設を検討の結果、高浜は全国でも最多レベルの鮨詰め教室と判明したのです!
(*お子様がみえる方はご存知かも…。財政的には上位の高浜の教育環境は劣悪です…)
まさか、ここまで劣悪とは残念を飛び越えて落胆と挫折感を覚えました…
---米百俵の精神---☆--- (*[検索] : 米百俵の精神 )
●新潟・長岡市は「米百俵」の精神が受け継がれ人材育成教育に熱心な街のようです。
・明治初期から「時勢に遅れないよう、時代の要請にこたえられる学問や芸術を教え、すぐれた人材を育成しよう」という理想を掲げられ、脈々と受け継がれています。
●教育施政の比較例 (*順位は「全国814市区」を母数 )
長岡 | 高浜 | |
小学校の「学級児童数」 | 20.6人 - 508位 | 28.3人 - 63位 |
教育パソコン割当人数 | 6.6人 - 425位 | 12.0人 - 741位 |
電子黒板 | 100% | 0% |
中学校の「学級生徒数」 | 25.1人 - 503位 | 33.3人 - 8位 |
教育パソコン割当人数 | 5.5人 - 336位 | 15.0人 - 810位 |
電子黒板 | 100% | 0% |
●「長岡市」の教育施策は高浜に比べ格段に充実しているようです。
・学級の児童生徒数も少なく、それでも全国の平均程度。高浜は全国的に下位レベル!
・教育設備用具も充実しているようです。高浜は、総合的抜本的な見直しが必要です!
⇒「人材育成」は大人の使命であり、義務教育は施政のお役目でもあるかと思います。
●高浜は「民間分院」は大事に!「後世の市民」には冷徹な施政は不適切極まりません!
・これでは「高浜百年の未来のまちづくり」に つながるとは思えないのです!
---高浜の教育施設---☆---
●市内の小・中学校の現在の教育施設の実態を確認したいと思います。
小学校 |
延床面積 (㎡) |
一般学級 (人) |
学級数 |
児童/学級 (人) |
床面積/人 (㎡) |
高浜 | 7,841 | 631 | 19 | 33.2 | 12.4 |
吉浜 | 6,390 | 764 | 23 | 33.2 | 8.4 |
高取 | 6,061 | 526 | 18 | 29.2 | 11.5 |
港 | 4,898 | 415 | 13 | 31.9 | 11.8 |
翼 | 9,729 | 714 | 23 | 31.0 | 13.6 |
計・平均 | 34,919 | 3,050 | 96 | 31.8 | 11.4 |
●例えば、高浜の平均「児童数」は「28.3人」ですが、支援学級を除けば「31.8人」
・最多児童数 -「高小-37人」「吉浜-40人」「高取-34人」「港-38人」「翼-40人」
⇒「国」指導は「40人以下」とか? しかし全国比較で教育環境が下位では大問題!
・国の指導人数という事は「全国最下位」の教育環境のようです…!
・また小学校では「吉小」が、格段に窮屈な学校なのですが、何故か置き去り…?
●ご参考までに「中学校」も掲載させて頂きます。ほぼ同様の傾向かと思います。
中学校 |
延床面積 (㎡) |
一般学級 (人) |
学級数 |
生徒/学級 (人) |
床面積/人 (㎡) |
高浜 | 10,320 | 913 | 25 | 36.5 | 11.3 |
南 | 7,573 | 577 | 17 | 33.9 | 13.1 |
計・平均 | 17,893 | 1,490 | 42 | 35.5 | 12.0 |
・最多生徒数 -「高浜中 - 40人」「南中 - 36人」と、やはり多いのは残念な無策です!
⇒「国」指導は「40人」。しかし、全国平均は「約30人」が実態なのです?
・中学も「全国 - 下位」の教育環境。高中平均「2年- 39.7人」「3年- 38.4人」は異常!
⇒ ハコモノ建設は「民間分院」や「庁舎」より「小・中学校」を最優先とすべきです!
---参考情報---☆---
●全国的な実態として「国」の情報をご参考までに掲載させて頂きます。
・「学級編成及び教職員定数に関する資料」- 文部科学省
[検索] : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/029/shiryo/05061001/sankou002.pdf
---ハコモノ計画のあり方---☆---
●「米百俵」の精神は、戊辰戦争の戦火を浴びて「長岡藩」は荒廃の状況となったとき、この窮状を知った三根山藩から「米百俵」が見舞いとして贈られてきた。
・藩士たちは、食べるものにも事欠き、のどから手が出るような米であった。
しかし、藩の大参事「小林虎三郎」は、この百俵の米は文武両道に必要な書籍、器具の購入にあてるとして「米百俵」を売却し、その代金を学校の資金に注ぎ込んだ。と…
⇒ 長岡では「生命」を賭けて、「命」より優先して「教育」に注ぎ込まれたのです!
●振り返って「高浜のハコモノ計画」をみると、最初に取組まれたのは「中央公民館」の解体。「民間分院」の要請に応え「市内唯一のホール」を解体し「23億円」を補助!
⇒ 市民ホールの舞台発表を目標の「幼稚園児」や「小中高の児童生徒」が犠牲に!
●次は、「旧庁舎」を耐震強化されず「狭小-リース」を「借金建設-30億円」を強行。
・強行は「市民に建設情報を公開されることなく、説明会は着工3ケ月前の決定通告!」
・しかし「建設費」の適切性が疑問? 情報公開を申請も"非公開"と「隠ぺい」です!
●漸く学校建設に着手されたのですが「これも民間資本による『PFI』建設を強行!」
・一般学校の「二校分!」-「巨額 - 50億円建設」では「財政効果」は無く浪費建設!
・これを「借金は後世の市民が返すから大丈夫」とは情けない限りです…
●これら「百億円事業」は「市制50周年記念行事」を飾るため。「行政と議会」で決めたと強行は、後世の市民を「借金返済の道具化」で、正に江戸期の施政です!
⇒ この施政に「後世の市民の育成策」は疑問しかありません!
「米百俵」の精神が、いかに輝かしいものであるか改めて噛みしめています…
しかし、このままでは「大家族」の子らも未来も施政の犠牲ではないでしょうか…?
(今回も長くなってしまいました。最後まで、ご精読戴き ありがとうございました)