t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 先人の智慧による「まちづくり」

●「まちづくり」は市民の永遠の課題とも思われる大事業です。従って、丁寧に慎重に石橋を叩くように進められることが無謬性と思われるのです…。

・しかし、高浜の「ハコモノ」はここ数年の間、市民への説明も徹底されることなく「早期解体と強引建設」の連続は、この無謬性からも逸脱し、まちの破壊になりかねない事態と危機感を抱いています。

・その理由は、来年の「市制50周年記念」のため「ハコモノ-百億円」を強行と推測…

まちづくりは「百年の大計」を立案、市民の理解を図り推進が原理原則! これを無視!

 

---先人の「まちづくり」-----☆---

●現代の日本でも最たる「まちづくり」のお手本は「京都」ではないでしょうか?

・中学生の頃か、「うぐいす鳴くよ(794年) -平安京」と覚えたように、今から、1200年以上の昔に、今の「京都」のまちづくりは建設されたようです。

・ご承知の通り、京都の古寺や史跡には「築百年」を超えた施設が軒並みで、守られ、維持され、国民のみならず、世界から足を運ばせるほどの魅力となっているようです。 

・かつて、日本の「高度成長期」には、戦後の「ハコモノ」等を「スクラップ&ビルド」の繰返しをも許容できる財政状況は、現代ではもう遠い昔の話。

 

●現代は「将来に向け堅実な財政運営を図り、未来への財政負担の軽減と蓄積が命題」とまで言われる時代に変化しつつあるようです。

「借金は後世の市民が返すから大丈夫」の説明は時代錯誤の感覚と思われます。

・従って「ハコモノ」も、京都や欧州諸国のように「貴重な社会資産」として「長寿命化」を図り「成熟社会」への方向転換が基本的、根本的な施策要素となるようです。

にもかかわらず「市制50周年記念」という一時的な事業のため「年間予算にも相当する百億円を超えるハコモノ事業」を強行は、まちの破壊行為と言わざるをえません。

・結果、市民には「ごみ袋有料化」の新規負担を緊急対応とは不適切極まりません!

 市民生活を犠牲も当然とする施政には落胆と失望しかなく、不適切な施策の連続です  

 

---平安京のまちづくり---☆---

延暦13年(794年) 桓武天皇によって今の京都の地を遷都先に選ばれ、唐の首都「長安」に倣って都市建設され、明治2年(1869年)の東京遷都まで、実に、千年以上、首都機能を発揮し、今でも、京都は当時の街路をほぼそのままに現存しているようです。

このような「まちづくり」構想が、あり方の理想的な目標であると思います。

・当時の平安京の大きさは「東西-4.5km」-「南は北-5.2km」と、ほぼ高浜と同規模

 

---高浜のまちづくり---☆---

●「まちづくり」ビジョン構想は、平安京の事例からも、まずは「道路」からでは?

宅建設が増加傾向にありますが、宅地開発も民間任せではないでしょうか?

  結果、新興住宅地であっても「狭隘道路」のままでは防災強化とは言えません。

・今の施政は「ハコモノ-建設強行」から開始されているのが、そもそもの誤りでは?

・百年はおろか数十年先、いえ、来年の「市制50周年-ハコモノ建設」では誤り…。

 

・その意味では「まちづくりビジョン」無きまま「ハコモノ解体-建設強行」は、そのツケを後世に押し付けであり、この責任も市民任せで「無責任」の証しと思われます。

現在、強行の「ハコモノ」につき、市民(5万人)の合意をどのように確認されたのか?

 (*時代は「ICT」。市民の意志、意向の確認は極めて短時間で可能な社会環境です )

少なくとも「百年先」の未来の市民に誇れる「ハコモノ」となっているでしょうか?

・「行政と議会で決める」で、その責任は市民にお任せは不適切ではないでしょうか?

 

---素朴な市民のまちづくり案---☆---

●高浜の「平安京版」をめざした「まちづくりビジョン」の構築が最優先されるべき!

・庁舎の移転も含め「様々な公的機関の縮充・統合」を図ることが肝要と思います。

・これを基本に考えると「ハコモノ」は「市の中心」に設置が無謬性と思われます。

・「市の中心」は「中央公民館」の位置であり、ここを拠点とすることが、市民への行政サービスの距離の均等化が図れ、数百年後の「市勢発展」にも貢献できると思われるのに、民間分院に「貸与」という施政判断による損失は計り知れません…!

 

---市民のまちづくり-第二案---☆---

●第二案は「現民間分院(旧市立病院)」のハコモノ再活用案を提案したことがあります。

市の回答は「数年後、解体予定」という智慧の無い証しのようなご回答に落胆です。

 (*その根源的な問題は「解体後の跡地」の使途について説明が無い事…。)

 

●市民の第二案は「現分院」を改修し、市民のための「施設機能を付加」して再活用を図り、将来的には、ここを「中心地開発(遷都先)」として展開することが、高浜発展の求心力となる可能性が高いと思われますが、いかがでしょうか? 

 (*「施設機能」-市内団体組織(商工会・瓦等)や、市民(含む児童)クラブの本部機能を設置。

  - *現在の庁舎位置では、他の施設を縮充できる余地が無く発展性が疑問では…? )

 

 「大家族」の智慧を発揮すべきチャンスは今なのかも…

 

(*参考 - 現分院施設は、市が「無償譲渡」。新分院の建設費「40億円」の半額負担。

・分院が移転後、旧分院の管理を市に戻し、数年間の維持管理後「解体」が現在の方針のようです。ここまでご奉仕の理由は不明。効果も不明。更に、分院への運営補助-3億円追加。これで民間分院に「60億円超」を投入です。ありえません… )

 

  (最後まで、ご精読いただき ありがとうございました。 )

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