・先回は「長々と書いて分かりにくい」とご指摘を戴き、結論だけ再掲載します。
・しかし、相も変わらず、くどくなりそうで「復習」と思って頂けると助かります。
---高浜小-PFI- 50億円の不可解---☆---
● 当初、高浜小学校の建替えにつき、下記の資料を入手したのが初めでした。
・市の説明は、高浜小学校の建替えに際し、中央公民館や大山公民館等、「13施設」を単独に建替えすれば「49億円」を要する。
⇒ 縮充(複合化)すれば「37億円」で済む。「12億円」も安くできると説明。
---高小・縮充計画の変更---☆--- (*上表の記載額から試算 )
●その後「縮充施設対象」から「幼稚園」「いちごプラザ」「大山公民館」「図書館」を除外されたのです。
・施設数は「13施設から9施設に減少」。その建設削減分は「13億円」相当。
⇒ しかし「縮充-建設費」は減額されず「37億円」は固定のままで強行です。
---高小-新校舎計画概要図から---☆---
・市民に概要図が公表されたのは「工事着工」と同時期のタイミングと思います。
・それまで、施設説明会は「高小-PTA限定」にて一度、開催された程度と思います。
⇒ ほとんどの市民には、建設仕様等の詳細情報は説明されず強行されたのです。
---住民監査活動---☆---
・ようやく概要図資料を紐解きながら検討すると、施設は「5施設機能」に集約。
・床面積は「校舎-113%」「体育館-126%」「児童C-203%」と学校は拡大、「地域施設」である「体育C-73%」「集会室-26%」と激減!? これが縮充…?
⇒ 中公-集会室の利用者はかつて「約5万人」- とても充足できる広さではありません!
・説明と実態の乖離は甚だしく、裏切られた思いを強くしています。
---PFI-建設の不可解---☆---
・市は「PFI-民間資本に委託」により、支払いの均等平準化が出来ると説明のはず。
⇒ 実態は「施設分-37億円」は、H30年度から、僅か3年間で「支払い」の計画。
・支払い均等平準化は「維持修繕-倍額-1億円」を「15年間」支払いだったのです。
(*既存の市内小学校の維持修繕費は「約4千万円程度」が平均額のようです )
⇒「維持修繕費」を毎年支払いは世間の常識。しかし竣工初年度から倍額1億円は疑問
● 高小-縮充施設の面積は「学校施設:地域施設=85:15」- 地域施設が加われば、維持修繕費が「倍額」となる理由も理解できません…?
⇒ 結局、「PFI」は民間企業を優遇のための仕掛けでしかないように思われます。
---施設-トータルコスト---☆--- (*再掲)
● 市の説明では「40年間」の施設のトータルコストを検討されたようです。
① 施設計画として、該当施設を「改修」に「13億円」を要する。
② 将来- 40年以内に「建替え」となるため「49億円」を要する。
⇒ 現存する施設を単独維持は「合計-62億円」にもなる。解決方法は複合化。
●「複合化」すれば「37億円」となり「財政効果-▲25億円」となるとのご説明。
⇒ これは市民をあざむく説明のようです。虚偽の説明を市が強行とは不適切です。
---市民をあざむく縮充建設---☆--- (*再掲)
1・「複合化リスト」から「4施設」を外されました。
(*「幼稚園-2園」「大山公民館」「市立図書館」を除外は「計13億円」に相当)
⇒ 結果、単独建設額は「46億円」に減額にもかかわらず、「高小-PFI-縮充建設」は減額もされず「37億円」固定で強行は、血税の無駄遣いは明らかです。
● この条件で、PFI建設の「将来-40年間」のトータルコストを再検討しました。
・「高小-複合化-37億円」+「施設-13億円」+「高小-改修-22億円」=「72億円!」
⇒ よって、「単独建設」:「複合化建設」 = 「62億円」:「72億円」
・市は、複合化のほうが「単独建設より▲25億円」も安いと主張し建設強行です!?
・更に、PFI- 維持修繕費は15年間で「約6億円」の上積みです。 (*複合化-78億円)
⇒「財政削減」で開始された「ハコモノ」強行建設は血税の無駄遣いの連続です!
「大家族」を騙して建設強行は、タカハマ - アブナイ!