・昭和から平成、令和に推移し、日本の経済発展は目覚ましく、現代は、高度成長期から「成熟期」への転換期とも言われています。
⇒ 施設建設については「スクラップ&ビルド」は終焉し「長寿命化」が時流とか…?
・つまり「ハコモノ-百年化」が今後の施設管理のあり方となるのでは…。
・また、内閣府の「消費動向調査」では耐久消費財(テレビや自動車等…)の普及率について定期的に調査され「家庭のエアコン普及率は 91%」。
⇒ 標準的な日本の住宅であれば「エアコン」がある生活を享受することは当然な時代!
・逆に「エアコンの無い生活」が極めて稀有な環境になっているようです。
・つまり「学校環境」はエアコンも無く劣悪な学習環境を強制しているのでは…?
・このエアコン時代に、高浜ではエアコン設置は難産の末、設置調査の予算通過…
・既に「学校エアコン設置」は、この三河地区でも急ピッチで推進されています。
・刈谷- 昨年、小・中共に設置完了 (防犯カメラ-千台突破)。岡崎-先月-5月、設置完了。知立-今秋-10月に設置完の予定。夏休み以後に試運転開始の予定とか。
⇒ 皆目不明なのが「高浜」。計画情報では「今年度内」、来年-3月に完成でしょうか?
・ハコモノ借金返済は後世の市民に強制。エアコンは他の街より遅くは真に犠牲の証し!
(*民間分院に「累計-60億円」も補助している場合ではないと思うのですが… )
---学校空調の設置---☆---
・「エアコン設置」は「豊田市」の事故以来、急激に追い風が吹いたようにエアコン設置の機運が全国的に拡がり、周辺自治体は早々と設置方向に方針転換を表明。
・高浜も、保護者の強い要望活動等もあり、ようやく「設置方針を決定」された、という印象を抱いています。外圧に屈した形です。
・この「エアコン設置以前」の市の考え方を議事録等でさかのぼってみました。
(*申し訳ないのですが、他人のことは良く見えるのが、この世の習いなのかもしれません。)
---高浜-行政の回答---☆--- (*H29年2月 - 公共施設あり方委員会 - 議事録より)
■ 新しくできる「高浜小学校」には全教室に「冷暖房」を完備していきたい。
■ 他校は、学校側と致しましては「なるべく強い身体を作りたい」「出来れば扇風機でしのげるような環境を」と、暗にエアコン設置に否定的なご意向ともとれるご回答。
■「今のところ、大規模改修に合わせて設置するというところまで考えておりません」
■「今後の気象状況の変化等をみながら、大規模改修に合わせ、財政と相談しながら」
⇒ 疑問は「子どもの健康管理のあり方」をどのようにお考えなのか、その熱意は…!?
・「高浜小」だけを優遇する施策方針を公言は教育方針としていかがなものでしょう?
(*施設あり方資料には高小はS36年建設と表記されてますが北校舎だけで他はS40年代とまだ利用可能…)
・今後「大規模改修」する学校機能について「市民の声・要望」は聞かれず強行か…?
⇒「大家族」宣言されたのに「ハコモノ」も「行政と議会で決める」方針を貫徹…?
---行政側の回答例---☆--- (*平成30年度 第3回 - 総合教育会議 議事録より )
■「小中エアコン設置工事費が9億円くらいになります」
⇒ 理解出来ないのが「高額なガスエアコン方式」を選択の理由。他市は方式選定資料を公開されている例もあるのですが、高浜は公表されず「密室」で決定のようです…?
・推測では「受電設備」の回避ですが、その根拠となる削減効果が知りたいものです。
(*ガスエアコンはエンジン利用のため「故障率」や「保守修理費」が高いとか… )
(*学校エアコンは、稼働時間が短いため投資回収が困難とも言われています。 )
⇒ エアコン設置は有り難いのですが「最も高額な方式」を採用は費用対効果が疑問です
■「長寿命化計画業務委託」は「吉浜小・高取小・港小」で、長寿命化計画を実施。
⇒ なぜ「高浜小」- 倍額の建設費(約50億円)で建替え、「他校」- 改修となる理由が不明?
・それほど「市制50周年記念行事」が大切でしょうか? 子供の犠牲の基に行事優先…
■「高中の外壁塗装は50年近く経ってから実施。もう少し早くやっておけば良かった」
⇒ これこそ、行政の公共施設の保守管理が杜撰(ずさん) な証しと思われます。
■「エアコンは夏に間に合いません。御苦労をお掛けしますが工夫をして学校それぞれで夏を乗り越えて頂きたいと思います」
⇒ まるで他人事のような…対策も学校に丸投げ、これでは高浜・ア・ブ・ナ・イ !
---市民の素朴な想い---☆---
・現代では「学校エアコン」は教育環境の改善では無く「子どもの生命維持機能」であり、教育施設の必須機能になっていると思われます。
・この認識があれば、最優先課題になると思われますが、なぜか、施政判断は遅々と先延ばし。これにより設置時期の遅延は落胆しかありません。
・市民感覚では「先見性を発揮され施策の先取り」や「周辺都市との施策比較」、「施策方法・方式を決定の説明資料の公表」等を実施展開頂ける日を心待ちにしています。
・「子」はまちの「宝」ではないでしょうか?
この思いを基に「学校のあり方」を検討整備することが無謬性を自ずと維持することにつながると思います。
・最後に「学校エアコン」も「豊田の事故」が無ければ「高浜-扇風機時代」は、まだまだ、続いていたと思われます。ご冥福を祈ると共に感謝の念を送ります…