● 環境保護施政の進捗を公表とされながら、実態の不透明さは、ハコモノ建設と同じ。
・これでは「温室効果ガス=ゼロ」を目指していると言えないのは地球も破壊では?!
⇒ 後世の市民に対し「犠牲」ばかりを強いるのは「施政のあり方」が誤謬の証しです
(* 犠 牲 =「施政の借金返済」+「環境保護の消極的対応」+「空調設置の遅延」 )
--- 学校エアコン-設置 ---☆---
● 高浜は、近隣市より最も遅く「今年度」設置目標とし「3月下旬」が完了目標とか?
⇒ しかし、未だに「設置工事」の日程公表も無く、また秘密の工事推進でしょうか?
・この対応が「行政の説明責任」の放棄であり、施政の不透明さの証しのようです
■ 今回は「学校エアコン」設置事業について更に追加検討してみます
● 前回 (9/6)、他市(小牧市)と比較し、教室当り「百万円」も高額は疑問とご報告しました
学校エアコン |
時期 (年) | 対象教室 (室) | 空調事業費 (億円) | 教室当り (万円) |
名古屋市 | 2015 | 2,252 | 48.9 | 217 |
小牧市 | 2017 | 349 | 7.3 | 209 |
高浜市 | 2020 | 268 | 8.5 | 317 |
高浜/小牧 | 3年遅れ | 77% | 116% | 152% |
・「小牧市」と同等であれば「空調工事 -5億6千万円」程度で済むはず … なのに、
⇒ 落札結果「1社独占」-「8億5千万円 - (落札率-99.4%) 」は「+3億円も高額!」
--- 空調工事が高額の理由 ---☆---
● この理由を追求検討し、疑問点を抽出したいと思います。 (*途中経過報告です)
1.「設置計画を丸投げ」⇒ 市は「学校エアコン設置計画」を丸投げの外注委託です。
・結果 -「名古屋市内」にある「コンサルティング会社」が落札。
・内容 -「期間-18.12~19.3」。空調配置や機器選定を実施。費用は「23百万円」
・疑問 -「空調工事」に「アスベスト調査」も抱き合わせで依頼。
⇒ 結果は、コンサル会社も「アスベスト - 調査専門会社」に丸投げの調査依頼。
・「アスベスト調査」は今まで「中公、旧庁舎、青少年ホーム、高小…」- 何度も調査
実績があるのに、また、市立学校-全校調査を丸投げは「経費削減意識」の欠落です
⇒ 既調査実績から、優良な業者さんを選定し、直接発注が好ましい方法では…?
2.「空調工事-費用」は、この「コンサル会社」が立案した概算見積が基本のようです。
・報告 - コンサル会社の報告日は「3月12日」か「3月19日」、資料頁は「約5百頁」
⇒ 市の工事入札公募は「3月28日」。僅か、一週間で報告内容を吟味検証は不可能…?
・学校経営gには「空調工事」に精通した職員さんが配属されているのでしょうか?
3.「設備機器」は「過剰仕様」にて選択選定
・「空調機設置工事」の不安要素は「冷えない」「暖かくない」の感覚的な評価です。
⇒ 従って「不評回避」すべく、「過剰仕様」にて選定選択の可能性を感じます。
・機種選定は、まず「空調負荷計算」で所要能力を試算し、自ずと、余裕を加味した
「高能力の機器を選定となり、機器価格は高額化となります」
・一方、「ゼロ-エミッション」の視点から「校舎-断熱強化 + 日射削減」「換気-熱交換
方式」等により、空調負荷を削減すれば「能力の小型化」の改善は容易に出来ます。
⇒ 今後のコンサルのあり方は、この「省エネ、エコ提案」も含めるべきなのでは…?
4.「機種選定」の不可解
● 空調機-機器選定は「空調負荷計算」にて「教室」の冷暖房に必要な能力を割り出し
「室内機」を選定。次に「室内機-能力」を合算し「室外機」を選定します。しかし、
⇒ 一般水準と比較し「室内機 - 四~五割増し」+「室外機 - 二割増し」の場合も…?
(*例> 「室内機-5HP」✖6台=30HP。なのに「室外機-36HP」を選定が大半 )
* 後日、空調メーカーに問い合わせ、その適正度を確認したいと思います。
・結果、設備が大型化し「設備費」+「工事費」が高額となる要因と思います。
■ 工事額の推移 - 設計価格「8億96百万円」- 希望価格「8億54百万円」(▲4.7%)
「落札額」-「8億49百万円」(▲0.6%) とは、業者さんに優しい入札結果です
5.「空調工事」-「単独入札」
・「高浜」は「独占工事」が多いのも不適切な証しです。価格も日程も業者さん一任!
・なぜ「1校-1億円超」の大型工事を、なぜ、一括工事にまとめる必要があるのか?
・それも「名古屋市」の空調工事社に発注は地元工事社の育成、還元効果も疑問…?
⇒ 例えば「1校-1社」とすれば「価格」も「工事品質」「日程」も競争が生まれます
・「1社 - 独占」では、この競争も無く、順番に設置は工期が長期化は当然では…!?
●「工事落札日」は「6月22日」-3カ月も経過にもかかわらず工事日程計画は未定?
⇒ もうすぐ下期。未だに「工事日程」を発表出来ない事態は後世の市民が犠牲です。
高浜の工事は不可解が多すぎ。不可解は「工事社に優しく、市民に厳しいこと」
「大家族」宣言は「市民ファースト」なのでは…
--- 市民の素朴な想い ---☆---
・今回、学校空調に採用の「ガス・エアコン」はエンジン利用設備のため「保守管理」
の完全実施が必要です。また、空調最盛期は、迅速な「修理対応」が最適条件なはず
⇒「修理拠点」が名古屋よりも近隣の拠点体制が適切は当然と思われますが…
・公民館の空調は数年放置のようでしたが、「学校エアコン」は即時修理が原則かと…
後世の市民に喜ばれる学校エアコン設置の早期実現を!
財政削減と言われ、県下最高額で空調工事を強行は疑問?
「大家族」のため無謬性の施政を実践戴きたいものです…