・「学校エアコン」と言えども「財政削減」は根本的な施政課題です。
⇒ この視点から、この学校エアコン設置に関し、疑問点を整理したいと思います。
--- 学校エアコン-設置 ---☆---
1. 高浜は、近隣市より最も遅く「今年度」設置目標とし「3月下旬」が完了目標とか?
⇒ 未だに「設置工事」の日程公表無く、設置判断が遅れた理由はなんでしょうか?
・「名古屋」より「7年遅れ」- この判断は「後世の犠牲」を当然とされた証しでは…?
2. 「エアコン」設置が決まると「巨額」の事業費を費やし推進は血税削減に反します。
・「小牧」設置費を基準とすれば「約3億円」も高額は計画の見直しが必要では…
⇒ 教室当り「百万円」も高額の理由を、市民に説明されるのが透明性ある施政では…?
--- 他市との空調導入比較 ---☆---
学校エアコン |
時期 (年) | 対象教室 (室) | 空調事業費 (億円) | 教室当り (万円) |
名古屋市 | 2013 | 2,252 | 48.9 | 217 |
小牧市 | 2017 | 349 | 7.3 | 209 |
高浜市 | 2020 | 268 | 8.5 | 317 |
高浜/小牧 | 3年遅れ | 77% | 116% | 152% |
3. 施政のあり方は、「エアコン設置」の先例を調査し「財政削減策」を検討が無謬性
⇒ 結果は「名古屋のコンサル会社」に「23百万円」で丸投げです。
・これでは、市の知的財産、ノウハウ蓄積は出来ず、丸損の調査委託と思われます。
4. 高額の理由であろう「空調設備機器」は適正適切に選定されたのでしょうか?
・気づいたのは「室内機」の空調能力に対して「室外機」を約2割増の高額機種を選定
⇒ 約23百万円も掛けた「空調調査報告書」に「機器能力は実施設計で見直し」と記述
(*空調メーカは「通常、選定しない方法」-「理由は設計社に聞いてほしい」の回答 )
● 「室外機-能力」は「室内機-能力」の合算値を選ぶのが適正適切な財政削減策です
・入札公募前に「調査書」の提案機器で適正と判断の根拠を説明戴きたいものです?
・この「調査書-約5百頁」を受領後、僅か「一週間」で「入札公募」という短期対応?
⇒「調査書」の内容につき、その適正適切さをどのように検証されたのでしょう?
● この不可解な過剰能力の「室外機」合計は、市販価格ベースで「1億円超」の浪費?
5. この空調調査資料に記載の「概算工事費」を基準に「入札公募」に希望価格を表記。
⇒ 調査書価格「8億96百万円」に対し、入札希望価格「8億54百万円」の根拠は?
・僅か「▲42百万円」-「4.7%」を適正適切とする判断の理由説明をされるべきでは?
⇒ 結果「落札額」-「8億49百万円」(▲0.6%) とは、業者さんに優し過ぎるのでは…
・結局、市民と後世の市民が、負担の犠牲となる空調設置工事のようです。
6.「入札希望価格」を明示されず、「実施設計」を含め、公募されるのが無謬性でした
⇒ 恐らく「数億円」の財政削減の機会消失となる公募を強行されたのは裏切りでは…?
7. 未だに、「空調工事」-「学校-6校」を「一括工事」とするメリットも理解不能です
・空調工事は「総額-8.5億円 - 6校 - 268教室」の空調工事を「1社」に独占発注!
(*「小牧」は「総額-7.3億円 - 16校 - 349教室」の空調工事を「9社」に分割発注 )
⇒「工事-独占化」により、市が、市民が受ける「メリット」は何があるのでしょう?
・空調工事を分割すれば、工事社間で「競争」が生まれ「工期-短縮」「工事費-値引」
●「億単位」の巨額設備工事を納得できる説明もされず強行は不信感ばかり募ります
・議会審議され、もうすぐ「1年」となるのでは… 異様に遅すぎの印象も受けます
(*「ハコモノ解体」は、異常なスピードで強行されたのに… 空調は成行き…? )
--- 市民の素朴な想い ---☆---
■ 最近の高浜の施設建設や大型設備工事は、市民に説明もされず強行されています。
・説明責任に加え「公共施設等」更新は「市民参画」が原理原則ではないでしょうか?
⇒ それも「大家族」宣言の街であれば、尚更、家族の協働作業が施政のあり方では…
「大家族」宣言された「市民ファースト」の実現実行を!
「大家族」のため無謬性の施政を実践戴きたいものです…
財政削減と説明され、県下最高額の空調工事強行は疑問?
それでも強行は、施政の無謬性をも失っているのでは…