t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 学校エアコン-浪費の設置 Ⅳ

・「学校エアコン」は教育施設の必須設備となっています。

・また、一方では「財政削減」は市全体の根本的な施政課題です。

この両立を図るのが行政運営のあり方ではないでしょうか?

・しかし、実態は「学校エアコン設置」を理由に、巨額の浪費が強行されています。

 

--- 他市との空調導入比較 ---☆--- 

・幾度も掲載しますが、高浜は「学校エアコン」を百万円(教室) も増額で設置推進です

 学校エアコン

 時期 (年)  対象教室 (室)  空調事業費 (億円)  教室当り (万円)
名古屋市   2013   2,252     48.9     217
小牧市   2017      349       7.3     209
高浜市   2020      268       8.5     317
高浜/小牧   3年遅れ      77%     116%     152%

 

--- 学校エアコン-設置-見積 ---☆---

● その空調工事額が、他市より、教室当り「百万円」もの高額となった原因は「23百万円」も掛けて調査した「空調機設置-基礎調査報告」によるものです。

 

1.報告資料のなかに「概算工事費算定書」として「設置工事費」が報告されています。

・「総額-8億円」を超える工事見積資料は「下記」の「A3版」-2頁だけで提示!

「空調設備価格」も、工事内容も把握されず不詳のまま「8億円」支出を決定は乱暴!

     (*資料は 機器価格(室内/室外)、設置費、冷媒/ドレン(配管長)、電気(一次/二次) 、一切不明 ) 

 

・よくこれで「工事費」の適正適切さを判断されたものです。奇跡の施政です…? が…

  結果は「大家族」の血税を浪費であり軽視の証しです!

  

--- 空調機設置基礎調査-概算工事費 ---☆---  (*資料は見にくいかもしれません)

1.「工事費」- 総額 -「8億96百万円」の根拠となる見積資料…あくまで「概算」です

・「総括版」-「共通費」として「1億44百万円」が追加されています。 

  (* 共通費 -「仮設費-3%」「現場管理費-6%」「一般管理費-10%」を単純計上 )

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・「個別版」- 各学校毎の「教室数」「室内機数」「工事費」を記載 - 総額表示のみ

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●この2頁だけの「概算見積」を正規とみなし、僅か「▲5%弱」を「希望価格」と決定!

市民としては「血税の重み」を軽んじている施政のように映ります…

・「概算見積」の適切性をどのように検証されたのでしょうか?  不可解なご判断です

 

2. 資料作成の「コンサル社」は、費用面につき、下記の注釈を追記されています。

・「空調機器の選定責任」は、「機器能力は実施設計で見直し」と記述

・「工事額の責任」は、「概算工事額であり、工事費を確約するものではありません

よって「機器能力」を決定は「実施設計」が必要です。この検証後、機器決定です!

  この「実施設計」を基に「工事費-見積」が適切な順序です。そして価格交渉では…?

 

・しかし、実態は「調査書-概算額「8億96百万円」を基準額とし「▲42百万円」

 僅か、「▲4.7%」適正適切として公募強行は、不適切であり怪しすぎます…。

 

・結果は、希望価格「8億54百万円」に対し、「8億49百万円」(落札率-99.4%)

 と、またもや異常な高率で落札は、不当な工事強行となり不適切では…?

この実態では「血税の浪費」は明らかなのに、なぜ強行されるのか?    

 

 これを肯定する異なる力が働いているのかもしれません 

 

--- 市民の素朴な想い ---☆---  

この「室外機」を「2割増し」の選択は、市販価格ベースで「1億円超」もの浪費!?

・将来「空調能力」が不足となった場合等の事態を予測し、室内機増設に備えてかも…

しかし 「対策」は「遮光遮熱シート」や「換気制御」と地球に優しい方法も対応可能

 (*これを「パッシブ空調」と言うらしい。設備空調から脱却という次代のトライも必要)

 

・今後の施設建設・設備は「エコロジー」も基本要素のひとつです。

 今後の学校建設は「地球に優しい」構造機能が求められ、長寿命化に加え、住宅同様

 に「高気密・高断熱」機能も「あり方」になると思われます。

 

・高浜小は、どのような「エコロジー要素」が導入されているのでしょう?  

「高小」の空調機も「室外機」能力は「2割増」を採用なのでしょうか?

・このような事も、いちいち情報公開請求が必要となる高浜施政は「隠ぺい」施政です 

 

・「教育関係組織」にも「施設管理」の専門・専任担当が必要ではないでしょうか

   (*高浜の公共施設は「学校に集約化」の方針のようですから… )

そうであれば、今回の「数億円の浪費の空調工事」は防げたような気がします。

・「職員数」の「戦略無き削減」の弊害が徐々に顕在化しているようにも感じます

  

「大家族」は次代の施政実現を期待しています! 

「大家族」のため無謬性の施政を実践戴きたいものです…

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸