t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 職員の過剰な削減 ? Ⅳ 小野市 

先回、市勢比較した「小野市」 (兵庫) と「高浜」は何が違うのか確認してみます。

 

--- 「住みよさ」 ---☆---

 項目  施政内容  順位  施政内容  順位
住みよさ  小野市 (兵庫)  155  高浜市  322
富裕度  財政力  342  財政力    83
人口  48,742人  559  48,579人  560
行財政  歳入-205億円  639  歳入-147億円  762

 

人口規模は、ほぼ同等規模のまちです。

・「小野市」は「財政力-342位」なのに「住みよさ-155位」と逆転しています。

・「高浜」は「財政力-83位」なのに「住みよさ-322位」と転落は妥当とは思えません

施政のあり方として、どちらが望ましいのか?  生活者は、当然「住みよさ」では?

 

 --- 「小野市」の特徴 ---☆---

● 同市を訪れたこともなく「ネット情報」だけですが一端を覗いてみたいと思います。

 市HP  https://www.city.ono.hyogo.jp/

 

● HP表紙の上部に「地域バス (「らんらんバス」) が掲載されています。

・市域が広いためか「路線-11」+「デマンドバス-1台」もあり充実しているようです。

高齢化社会」に対応するには移動の代替機能が重要な施策課題です

 (*「デマンド」- 時間と目的地を指定移動。小野市は公共施設まで <予約制> )

 (*「NTT」は、このデマンド-システムをスマホ利用で実用化済み。市販中 )

 

次に「公共施設」について

・「高浜」は「中央公民館」を築36年で早期解体 - 市民には「隣市の施設利用を推奨」

  (*来年は「小学校の体育館が『ホール』とは」- 転落です。これでは住む魅力欠落! )

・「小野市」は「地域交流施設」として運営継続 - ホール「500席」や様々な施設有り

公共施設の「利用予約」も IT -「ネット-予約」が可能となっています 

 市民センター   うるおい交流館 エクラ  http://www.eclat-hall.com/

 

 新庁舎  https://www.city.ono.hyogo.jp/1/8/3/w162/

 ●「小野市」も、庁舎建設中。来年竣工とか? 

・「推進手順」-「建設計画-立案」→「市民意見」→「入札」→「着工」

「高浜」-「市民意見」も聞かれず「入札」→「着工」は典型的な私物化の証し!

 

●庁舎-「床面積-10,900㎡」+「倉庫-1,000㎡」-「地下1F」+「地上6F」-免震構造

・この「建設費-50億円」- 「施設寿命-80年目標」と推定

 

「市民-5万人」の行政の庁舎規模は「1万㎡」が適当では?  何より分割は不適切!

  (*庁舎は「分割!」小学校は「縮充」と支離滅裂なまちづくりを強行は街を破壊! )

「高浜」-「床面積-3,668㎡」と約1/3 -「狭小リース- 30億円 - 20年後-解体?」-浪費

 

●「新庁舎」-「議会室」(構想)

・気付きは「行政側の席数-20席」と極めて限定されていること。高浜の半分?

・「女性議員さん」が「7人」と議員定数-16人の半分近くにも驚きです

・「傍聴席」は「40席」ほど設定…この傍聴者は年間250名程と関心が高いようです

 

 市民病院   売却 - 「小野医院」 http://www.ono-hp.eikokai1996.or.jp/

●「小野市」は「市立病院」を「民間医療法人」に「売却」-「医療形態は継続」  

●「高浜」は「経営移譲」と説明し「30億円補助」に加え「建替-30億円相当」を追加

・「医療形態」も「急性期+救急対応」から、説明も無く「療養型」に転換…

「民間分院」に約60億円もの巨額補助の結果は「住みよさ」も「まちづくり」も破壊

 

その他の施策 

出産祝い 成人式の運営   https://www.city.ono.hyogo.jp/1/8/43/9/15/u586/
特 色 小野うまいもん https://www.city.ono.hyogo.jp/1/8/33/x118/19/3/

 

町内会 各町内毎に「町内会館」(公民館) が設けられているとか - 市内69カ所

 

高浜に比較すれば多様な「まちづくり」を着実に積み上げられています。

このような「着実さ」「堅実さ」が「住みよさ」向上となっているようです

・極めて貴重な参考になったと思いますが、いかがでしたか?

 

--- 「高浜」の不可解 ---☆---

 

●「小野市」は「高浜」と「行政職員数-179人」とそれほど変わらないようです。

・しかし「住みよさ」は「小野市-155位」に比べ「高浜-322位」は適正でしょうか?

 

● 気付きは、例えば「人事行政」資料に見つけることが出来たように思います。

・「小野市」は「過去-10年間の「人事行政」を「一元化」してHPに蓄積公開。

・これが「職員-資質」の維持-育成にもなっていると思われます。市民も安心です

 

「高浜」は「単年毎」に「資料-分散」して作成。「検索」にも難航…

・「市民」は「施政情報」を知りたくとも「検索」も大変、「非公開」も多々…。

「施政」は「透明性」が第一 - 黒いベールに覆われているようで不安しかありません

 

●「市制50年」の積み重ね - 公共施設も「早期解体」は、これを破壊です…

・ 「財政困窮」と言われ「市民」7万人利用の「ホール-解体」、「跡地」には、

 「血税」23億円もの巨額を投入して「民間分院」だけを過剰な補助優遇…

 

●市民には「代替施設」は、「市外の公共施設を積極的に利用せよ」とは無責任…

・このような「血税の積み重ね」を「破壊」と「更新」の繰返しは「まちづくり」

   の伝統 - 市民の歴史も破壊となり「住みよさ」も転落は当然なのかもしれません

 

 遠くの街の「まちづくり」を知る事は、「眼」を覚まされた思いです…

 

 

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