● 今回は、以前にもご案内した - 姉妹都市-「瑞浪市」と比較してみました。
・気づきは「高浜」は、H26年度-「公共施設あり方計画」を策定前に、先行して、
庁舎施設の「解体・建替え」を開始されたこと…独断専行の施政は市民が犠牲…
・いわゆる「P-D-C-A」ではなく「D-P-C-A」は、誤謬と強行の施政運営の証です。
---「誤謬の施設建設強行」---☆---
●「市庁舎建設」を先行し、「公共施設計画」を後出しで 併行推進は施政を私物化の証!
・「市HP」-「公共施設マネジメント」から、経緯経過を確認したいと思います ・・・
☐「H26年1月」- 「市庁舎」と「高浜小学校」の「新しい地域活動拠点の形成」を発表
☐「H26年5月」- 「市庁舎」の 建設実施方針を発表 … 初めから「リース」ありき…?
⇒「大家族」宣言は言葉だけ …「市民」に説明責任を果たされず強行の "まちづくり"
●「H26年6月」 -「公共施設あり方計画(案)」を高浜として方針策定
☐「H26年8月」-「市庁舎 - 対業者 - 建設整備説明会」- 市民説明前に建設準備を開始
●「H26年8月~H27年1月」 -「公共施設あり方計画 - 地域説明会」…これが始点です
⇒ 今思えば、市の思惑による資料説明に市民は判断を誤った可能性が想定されます
☐「H27年7月31日」-「市庁舎-整備事業」の「住民説明会」 - 着工「H27年11月」
⇒ 着工3ケ月前に「住民説明会」では意見反映出来ず -「説明実施」の実績づくりだけ
・全国に恥ずかしい「リース建設」は「行政と議会で決めた」と強行 - 大家族は無視!
・このように、焦りの建設強行は「20年 - 市制50周年」の実績づくりだったのかも…
公共施設-建設の原理原則は「市民の理解と納得」を確認後に「建設開始」であるべき!
---「姉妹都市の施設計画のお手本」---☆---
● 姉妹都市-「瑞浪市」の「公共施設総合管理計画」- P.20に、記述されてました …
⇒ 『平成78 年 度 (2066 年度)までに公共施設の更新費用(延床面積)を30%削減す
ることを目指します』と、半世紀を掛けて公共施設の管理を推進する計画のようです
・瑞浪市は「人口」- 高浜より少なく-38千人。「施設面積」- 高浜の倍 - 4.8㎡/人
⇒「高浜」は、何を、なぜ、焦り、急ぐ必要があるのでしょう…
---「公共施設の個別検証」---☆---
●「公共施設」は巨額の財政投入のため、無謬の進め方が肝要であることは周知の事実
・「瑞浪市」の「公共施設白書」では、個別施設毎に丁寧な説明が実施されています。
[検索] : 瑞浪市 - 「公共施設白書」
https://www.city.mizunami.lg.jp/docs/2016122100038/files/H26m_shisetsu_hakusyo.pdf
・その丁寧な説明例が下記の資料です。
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⋄ 瑞浪市「公共施設白書」 -「中央公民館」の例 - P.10~
⇒「施設運営費・利用者数・施設資産額・老朽化率」も、一目瞭然は信頼に値します。
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・高浜は、資産情報は非公開 - 情報公開申請を要します。それも非開示の可能性が…
(*更に「商工会館」は「補償額-算定」の為「施設簿価」を数百万円で調査も不可解!?)
---「公共施設の有用性の検証」---☆---
⋄ 高浜 -「中央公民館」の例 - 「施設稼働率」
・ 市内唯一の「中公 - 劇場型ホール-築36年」を老朽化で壊したほうが安いと早期解体!
⇒ 代替施設は「市外の "ホール" 利用を推奨する」とは、無責任な施政の証です
・その「解体」を判断目安の「稼働率が低い」とされる根拠も不可解と感じています…
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・資料 -「高浜-公共施設-総合管理計画」-「H28年3月」- P. 34 - から引用
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● 疑問は「稼働率」の母数である「中央公民館 - 74,672コマ」という設定値…
・これは、施設 (各集会室) を「1時間-利用」を「1コマ」の設定と思われます。
・「74,672コマ」は「16室 × 13時間 (9時~22時) × 359日」- 例えば、昼食時間も母数
に含み、これで「稼働率-13%と低いから解体」と判定は極めて不適切な判断では…?
⇒ あえて、稼働率を「低く」評価する仕掛けのための「コマ設定」かと思われます
・他市例では「午前」「午後」「夜間」をそれぞれ「1コマ」とする自治体もあります
・更なる疑問は「各施設」の「稼働率」を、施設に、市民に、表示されたでしょうか?
・稼働率向上のために「施設の利用促進」の行事催事を企画開催されたでしょうか?
⇒「解体理由づくり」のためだけの「シカケ」としか言いようがありません。
・施政のお役目は「施設」を作って「解体」だけでは無いのですは釈迦に説法かと…
・しかし、未だに「公共施設 - 予約システム」すら未整備の段階は昭和の管理方式です
・施設分析も「公民館」「コミュニティセンタ」等、施設群をまとめて評価は大胆過ぎ
⇒ 瑞浪市の様に個別施設につき、詳細に、丁寧に、市民説明することが無謬の施政では
・情報制限を加え、市民判断を誘導する作戦とも考えられ、不適切な施政の証です
・公共施設は「市民の財産」の認識の希薄さが、このような経緯を歩む原因かと…
⇒ 結果-「財政削減」のハコモノ計画が 「早期解体 - 倍額建設」では「財政浪費」です
これは誤謬の施設管理であり、市民が犠牲の財政浪費は「私物化」の証です
今や「21世紀」- IT&AI 時代であり、市制50年は「施政」も変革すべきがあり方です
「大家族」のため、「次代の市民」のため・・・
(最後まで、ご精読いただき ありがとうございました)