● 高浜は「財政削減」の一環とされ、全国でも稀有な「リース庁舎 - 倍額30億円」を採用されました
・しかし、未だに「狭小-リース方式」は、デメリットを感ずることしかなく疑問です
⇒ 今回は「資料」を提供し、皆さんに考えて戴く機会にしたいと思います
<リース建設>比較
庁舎施設 | 延べ床面積 | 建設費 | コスト/㎡ | 施設寿命 | 備考 |
狭小-リース | 3,668㎡ | 16億円 | 44万円/㎡ | 20年~30年 | 組織-分割 |
旧庁舎-改修 | 7,674㎡ | 19億円 | 25万円/㎡ | 30年~40年 | 組織-一体 |
・「建設費」として「施設分」のみ抽出 - 維持管理費等は除外しています
・「公共施設のあり方」として「施設寿命-70年」とされながら「旧庁舎-築40年」で解体は暴政では…
・「リース方式の規定」とはいえ「築後-20年間」- 修理維持を独占 -結果「血税-倍額30億円」を投入
⇒ 比較表からも「旧庁舎-改修」が優位であることは一目瞭然では…
<外観比較>
● 手前> 「旧庁舎」・奥側> 「リース庁舎」
<財政検討>
● 「公共施設推進プラン」を作成されながら「建設基金」の積立を怠りは施政としていかがなものか…
⇒「公共施設-3百億円事業」を周到に準備とは思えない状況も疑問…
・「庁舎-着工-H27年11月」-「公共施設基金」は前年比-1億円増のみ - 庁舎建設は思い付きかも…?
⇒ 多くの自治体が「公共施設<庁舎>- 建設準備」-「十年程度を要して数十億円相当」を積立のようです
・その間「市民参画」を図り、施設への意見要望を把握されますが「高浜」は施政の独断独善で決定…
・建設の進め方も強引 - 市民無視で「実施方針を公表 - H26年5月」- 2週間後「業者説明会 - H26年6月」
・庁舎の賃貸契約は「27年度」、入居開始は「28年度-H29年1月」- 基金増加も利用されていない…
<市債発行>は漸減傾向
●「市債<借金>」は順調に漸減傾向 - 庁舎改修に「基金」と組合せ利活用出来なかったのか…
⇒ 「学校建設」では「基金と市債」を組合せ、財源手当てを強行されているようです
・つまり「庁舎」を「リース方式」とする理由根拠が理解出来ません
・市債も削減に注力され「リース開始」のようです - しかし「市債-削減」できる財力がある証しです
⇒ やはり「リースありき」の庁舎-建替えだったのでは … そこまでして浪費の理由は不明ですが不適切
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・「財政削減」のなか「倍額-30億円-狭小リース庁舎」は有効な選択だったのか…不可解です
「リース方式」とする根拠が希薄です- 必要のない「倍額-リース」…
・この視点に立つと「高小-PFI-50億円建設」も疑問に思えてきます…
・「高小」-支払い方法をみると「校舎建設-3年間」で「建設費-37億円」は支払い済みとなります
⇒ 分割均等払いは「学校-維持管理費-年間約9千万円」を15年間支払い…「財政削減効果」は浪費…
・疑問は「新築当初から、毎年、定期的に壊れるものでしょうか…」- しかも、旧高小の倍額 …
(*例> H28年 -「小学校維持管理事業-約2億円」- 一校当りー約4千万円… )
・「15年間-維持改修費の試算根拠は… 」
(*「庁舎も20年間の維持管理費の適正性の根拠は… 」)
⇒ これらを「一社独占」のメリット、費用対効果は … 公共施設のあり方として疑問です…私物化の証し
<維持運営費>
● 理解出来ないのは、従来、高浜総合サービス業務も全て「リース会社」に移管のようです
⇒ 二重の管理経費となるのでは…リース会社から総合サへ外注? - 維持管理費は「9.4億円 (20年間)」
・驚きは「清掃費-約2億円」-年間9百万円- 床面積-半減なのに、旧庁舎と同額は疑問しかありません
●「リース庁舎」の「保守管理-1.3億円」+「設備保守管理-2.1億円」=「3.4億円」= 年当り-17百万円
・「高浜小」-面積は「11,778㎡」と庁舎の「約3.2倍」なら-「高小-維持管理費-54百万円」が相場…?
⇒ 実態は「高小は、更に-約86百万円」と「庁舎の-1.6倍」は、やはり血税の過剰な浪費では …
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● なぜ、庁舎を恥ずかしい「リース」とされたのか … 市民の精神的な「誇り」はズタズタです
・市にとって、市民にとって、どのようなメリット、恩恵を得ることが出来ているのか
⇒ 現状では、他市の市民から笑われ、庁舎が分割され、窓口二カ所 - 訪問も面倒で非効率…
・世の中は「ワンストップ化」の時代に逆行の高浜は進歩的なのでしょうか…
・判明は「維持管理」を長期にわたる一社独占は「血税負担-倍額」となる悪習悪癖ということ…
⇒「財政削減」と言われながら「倍額」で市外業者への発注は自治体のあり方からも逸脱では…
自治体が自ら市外業者を指名斡旋は地元還元を避けている証し…
納税者ファースト、市民ファーストの原理原則をも失念されている施政は残念しかありません
「市庁舎-リース」はどう考えても不可解で不便な施設です、残念…
(最後まで、ありがとうございました)