t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - リース庁舎 - 建設の疑問追記

高浜は「財政削減」の一環とされ、全国でも稀有な「リース庁舎 - 倍額30億円」を採用されました

・しかし、未だに「狭小-リース方式」は、デメリットを感ずることしかなく疑問です

今回は「資料」を提供し、皆さんに考えて戴く機会にしたいと思います

 

<リース建設>比較

庁舎施設 延べ床面積 建設費 コスト/㎡ 施設寿命 備考
狭小-リース 3,668㎡ 16億円 44万円/㎡ 20年~30年 組織-分割
旧庁舎-改修 7,674㎡ 19億円 25万円/㎡ 30年~40年 組織-一体

「建設費」として「施設分」のみ抽出 - 維持管理費等は除外しています

「公共施設のあり方」として「施設寿命-70年」とされながら「旧庁舎-築40年」で解体は暴政では…

・「リース方式の規定」とはいえ「築後-20年間」- 修理維持を独占 -結果「血税-倍額30億円」を投入

比較表からも「旧庁舎-改修」が優位であることは一目瞭然では…

 

<外観比較>

手前> 「旧庁舎」・奥側> 「リース庁舎」

 

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<財政検討> 

「公共施設推進プラン」を作成されながら「建設基金」の積立を怠りは施政としていかがなものか…

「公共施設-3百億円事業」を周到に準備とは思えない状況も疑問…

 

・「庁舎-着工-H27年11月」-「公共施設基金」は前年比-1億円増のみ - 庁舎建設は思い付きかも…?

多くの自治体が「公共施設<庁舎>- 建設準備」-「十年程度を要して数十億円相当」を積立のようです

 

・その間「市民参画」を図り、施設への意見要望を把握されますが「高浜」は施政の独断独善で決定…

建設の進め方も強引 - 市民無視で「実施方針を公表 - H26年5月」- 2週間後「業者説明会 - H26年6月」

 

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・庁舎の賃貸契約は「27年度」、入居開始は「28年度-H29年1月」- 基金増加も利用されていない… 

 

<市債発行>は漸減傾向

●「市債<借金>」は順調に漸減傾向 - 庁舎改修に「基金」と組合せ利活用出来なかったのか…

「学校建設」では「基金と市債」を組合せ、財源手当てを強行されているようです 

つまり「庁舎」を「リース方式」とする理由根拠が理解出来ません

 

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・市債も削減に注力され「リース開始」のようです - しかし「市債-削減」できる財力がある証しです

やはり「リースありき」の庁舎-建替えだったのでは … そこまでして浪費の理由は不明ですが不適切 

 

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・「財政削減」のなか「倍額-30億円-狭小リース庁舎」は有効な選択だったのか…不可解です

 「リース方式」とする根拠が希薄です- 必要のない「倍額-リース」…

 

・この視点に立つと「高小-PFI-50億円建設」も疑問に思えてきます…

・「高小」-支払い方法をみると「校舎建設-3年間」で「建設費-37億円」は支払い済みとなります

分割均等払いは「学校-維持管理費-年間約9千万円」を15年間支払い…「財政削減効果」は浪費…

 

・疑問は「新築当初から、毎年、定期的に壊れるものでしょうか…」- しかも、旧高小の倍額 …

     (*例> H28年 -「小学校維持管理事業-約2億円」- 一校当りー約4千万円… ) 

・「15年間-維持改修費の試算根拠は… 」

    (*「庁舎も20年間の維持管理費の適正性の根拠は… 」)

これらを「一社独占」のメリット、費用対効果は … 公共施設のあり方として疑問です…私物化の証し

 

<維持運営費>

● 理解出来ないのは、従来、高浜総合サービス業務も全て「リース会社」に移管のようです 

二重の管理経費となるのでは…リース会社から総合サへ外注? - 維持管理費は「9.4億円 (20年間)」

・驚きは「清掃費-約2億円」-年間9百万円- 床面積-半減なのに、旧庁舎と同額は疑問しかありません

 

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●「リース庁舎」の「保守管理-1.3億円」+「設備保守管理-2.1億円」=「3.4億円」= 年当り-17百万円

・「高浜小」-面積は「11,778㎡」と庁舎の「約3.2倍」なら-「高小-維持管理費-54百万円」が相場…?

実態は「高小は、更に-約86百万円」と「庁舎の-1.6倍」は、やはり血税の過剰な浪費では …

 

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●  なぜ、庁舎を恥ずかしい「リース」とされたのか … 市民の精神的な「誇り」はズタズタです

・市にとって、市民にとって、どのようなメリット、恩恵を得ることが出来ているのか

現状では、他市の市民から笑われ、庁舎が分割され、窓口二カ所 - 訪問も面倒で非効率…

・世の中は「ワンストップ化」の時代に逆行の高浜は進歩的なのでしょうか…

 

・判明は「維持管理」を長期にわたる一社独占は「血税負担-倍額」となる悪習悪癖ということ…

「財政削減」と言われながら「倍額」で市外業者への発注は自治体のあり方からも逸脱では…

  

 自治体が自ら市外業者を指名斡旋は地元還元を避けている証し…

  納税者ファースト、市民ファーストの原理原則をも失念されている施政は残念しかありません 

 

「市庁舎-リース」はどう考えても不可解で不便な施設です、残念… 

 

 (最後まで、ありがとうございました)  

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