● 昨日は、新聞記事で気が付かれた方も多いと思われます。
・20.10.17-中日新聞-県内版-P.20-「商工会館-解体費訴訟」-「高浜市民の控訴棄却」-「名古屋高裁」
⇒ しかし、これは、よくある民意無視の「不当判決」「不服判決」と思われます。事の発端は…
・「中央公民館-築36年」を早期解体に合わせ、併設の「商工会」に高額な補償を不適切と提訴したもの
<高浜-商工会館の取得額>
● 「商工会」は「会館」を「S55年 (1980年) - 約1億13百万円」の建設施設を「約53百万円」で入手
費 目 | 商工会-負担 | 公費-補助 | 市-補助負担 | |
1 | 商工会館取得費-百万円 | 52.9 | 20.0 | 40.0 |
<高浜-商工会への移転補償>
●「中央公民館」の解体により移転補償として「約1億58百万円」を議会決定…
⇒ つまり「36年間」の家賃はタダ - 更に、建設計画も無い「新-会館の建設補助-57百万円」も追加
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費 目 | 市負担-百万円 | 備考 |
2 | 商工会館-取得費(内補助金返還分) | 7.6 | |
3 | 物件移転補償費(商工会分) | 50.4 | 当初の会館取得額と同等 |
4 | 物件移転補償費(賃貸団体-1へ補償) | 0.6 | 違法賃貸の団体にも市負担 |
5 | 物件移転補償費(賃貸団体-2へ補償) | 2.1 | 〃 |
6 | 物件移転補償費(賃貸団体-3へ補償) | 0.5 | 〃 |
7 | 高浜市商工会移転工事費 | 12.0 |
移転先の改修費も市民負担 |
8 | 商工会館取り壊し費用 | 26.3 | 解体費も市民負担 |
9 | 高浜エコハウス補助金返還分 | 1.4 | 施設使途外のため補助金返還 |
10 | 新-商工会館建設補助金(債務負担) | 57.0 | 具体的な建設計画は無し |
合 計 | 157.9百万円 |
⇒ 結果 - 「当初-53百万円」負担が「36年後 - 1億58百万円」に膨らんで帰って来たのです
(*「商工会」への血税負担は「当初-建設補助-4千万円」を含め「合計-約2億円」となっています )
●「商工会-移転先」が「エコハウス」のため「ゴミ袋-有料化」の原因と思われます - 全世帯が被害者に
⇒「商工会」の入居により作業スペースがなくなり「ゴミ袋 - 仕分け配布作業」が困難となったのです
・知立市は「資源ゴミ回収の市民立会を廃止」- 高浜は「市民立会を強要」- 行政サービスも低劣です
・ご参考までに「市長は-商工会の幹部役員」を兼任だとか…身内には甘い施政は公正さを逸失…私物化…
⇒「旧-商工会館 - 土地賃貸料 - 600円/㎡・年」-「エコハウス家賃 - 5万円/月」- 格安設定の継続です
・つまり「血税-12百万円」で改修し「月-5万円」は投資回収は「20年」- これを5年で退去予定とか…
この不適切管理が実態では「高浜-財政」は不安でしかありません…
---「中央公民館」の老朽化? ---☆---
●「中央公民館-築36年」の早期解体は「住民投票」となり市民の反対は大きなものでしたが施政は無視
⇒ 市は「中公は老朽化 - 壊したほうが安い」-「商工会館は堅牢堅固 - まだ利用可能 - 補償必要」の矛盾
・今回-裁判所の判断-「耐用年数を残して事業を継続できなくなった」と指摘 - つまり「老朽化」を否定
高浜行政も議会も矛盾を強行は常軌を逸しています-結果-市民が犠牲
<公共施設あり方検討特別委員会>より抜粋 -「青字」にて市の答弁を記します
● 会議録 - 日時 - 平成 28 年3月 17 日(木)
・「市役所庁舎が耐震性がないということで、早急に 庁舎の 防災拠点としての整備をしなければ…」
⇒「旧-庁舎-築40年-大規模改修-19億円」ではなく「狭小-リース事務所-30億円」を強行は不可解…
・リース-20年、組織-分離分割、市民窓口の複数化は不便な庁舎を「20年」も強要は極めて迷惑至極
・「高浜小学校につきましては 、 老朽化が著しいということで建てかえが必要になっている…」
⇒「他の小中学校は改修の不可解」-「高小だけ-PFI-倍額-50億円」は浪費の過ちの建設強行
・複合の地域交流施設の面積を「▲95%削減」は、もう始まっている高齢人口増加に逆行です
・「中央公民館も昭和 55 年に建築をされ、これも 老朽化が著しい …」
⇒ 「中央公民館-築36年-SRC造 (鉄骨鉄筋コンクリート) は、最も堅牢堅固な建築物」
・今回 -「裁判所」も「耐用年数を残している」と判断された施設を老朽化と早期解体は裏切りです
まさに「連続の早期解体は破壊のまちづくり」を強行です
・「そのほかの公共施設も踏まえまして、持続可能な高浜市が運営していけるのか …
その中で庁舎をやって、小学校やって、中央公民館の大規模改修をやると、この時期が 一挙に集中
してまいります。今の高浜市の財政状況では無理だと いうことで、防災拠点 、そして子供の安全を
優先するものとし、また中央公民館につきましては、他の公共施設の代替で対応できるという判断の
中で機能移転をする。…」
⇒ 「リース-30億円」「PFI-50億円」- 合計80億円もの倍額建設を強行は不適切なハコモノ行政です…
・「倍額」の原因は「それぞれ20年/17年もの長期にわたる維持管理を独占化の業者-過剰優遇の結果…」
「財政困窮の原因は 施設ではなく- 浪費の倍額建設を強行施政です」
●「リース-事務所」の建設費は「10億円」- この「3倍-30億円」投入し「20年後」はまた建替え…?
(*建設省-着工統計の「事務所-鉄骨造」の「建設相場は-22.8万円/㎡」なら「仮庁舎-8.4億円」)
・これを「維持管理-植栽/清掃」+「運営-電話交換/宿直」まで含め「30億円」にリース予算を増大化
⇒ 結果 -「リース-30億円」-「0.01%-38万円」も安いと契約も常軌常識外れの施政は私物化の証し
「高浜-施政」は残念ながら「あり方」から外れ歪んでます
「大家族」ではなく「業者-優遇」の施政と化しているのでは…?
●「総務省」の「公共施設総合管理」の指摘をチャンスと巨額の血税投入で建設強行は財政浪費の連続
⇒「国」は「施設-長寿命化」して「更新検討」を、高浜は「更新」してから「長寿命」が過剰な優遇策
●「かわら美術館-築25年-100億円」を「図書室化」検討も常軌もあり方も逸失の残念な施設計画
⇒ 無謬の施設計画 - 長寿命策は「旧-市立病院」の施設-復活再生です
・ここに「図書館も商工会も移転」- 諸団体の拠点化を提案します
(*いわば「スモールシティ-高浜」の「コンベンション施設」となれば有効利活用でき高浜発展に… )
・「縮充」と言われ「図書館」を分離分割は庁舎同様 - 言行不一致の矛盾の施設計画では…
⇒「後世の市民」の知的教育のためにも「幼児図書」から「一般図書」まで連続的な配置があり方 …
市民五万人の財産である公共施設を最大限-有効活用が切なる願い
せめて「最後の砦-市立病院」は適正適切な施設活用を願いたいもの
「未来の高浜」と「後世の市民」のために・・・
<追記>
●「高浜分院-施設」も当初の契約は、旧市立病院を建替えが条件だったとか…
・「経営移譲」以来-次から次と「運営補助項目」を増やされ「10年-30億円」を補助投入
・更に「新-分院」を「中央公民館-敷地」が便利とお願いされたと「公共施設」の早期解体を強行…
⇒ 最近、判明は「新分院」を管理する「T会」への「補助金-3億円」- これが10年続きます…
民間分院に「合計-60億円」もの財政負担は重荷過ぎます - 刈谷市民の倍額負担のようです
(*「60億円」は「小学校-3校」の新築建替え予算に相当します )
(最後まで、ありがとうございました)