t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高浜住民監査 - 公共施設を建設強行は市民無視

「思いやり  支え合い  手と手をつなぐ  大家族たかはま」は素晴らしい言葉です。

・第6次高浜市総合計画における 目指す姿を示したキャッチフレーズだとか…

実態は「公共施設-建設強行」にあるように大家族である市民無視を恒例化が問題…

 

「高浜」の公共施設-建設の大問題は「市民-無視」で強行です… 私物化されてます

・市は「他市は関係無い」と言われ、「市民に説明責任」も放棄され建設強行です

   結果 -「リース事務所」も失敗 「高小-縮充」も失敗!

 この失敗の原因を探るべく他市の「公共施設」の建設手順を再確認してみましょう

 

--- 「新城市」 ---☆---

● ポイントは「建設の各段階において市民の意見聴取を行う」とされてます。

・一つの公共施設の建設に際して「8回」もの情報発信や意見聴取を実施が基本とか 

「高浜」の説明会は、リースは着工3カ月前。「高小」は校区内と保護者に各一回…

 

・公共施設の建設情報は全市民に周知を図り、理解を得ることが基本的なあり方です

 残念ながら「高浜」は大家族無視の建設ありきの強行…

 市民を、「納税」や「使用料」の徴収機能の道具とだけされているのでは…?

 

<新城市-庁舎建設の手順>

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--- 「岐阜市 ---☆---    (*5/6 -「新庁舎完成」と報道されていました ) 

岐阜市」は、実に「慎重に、丁寧に」庁舎建設を推進されました。

⇒ 下記の日程のように各工程に「1年」- 契約締結まで「4年」を費やされてます

・「高浜」は、これを僅か「6ケ月」で短期強行は、当然、市民説明を放棄!

 

<岐阜市-市庁舎の推進日程>

「新庁舎建設基本計画」を策定 平成26年12月
「新庁舎基本設計」を公表 平成28年3月28日
「新庁舎実施設計」を公表  平成29年3月30日
「新庁舎本体工事の本契約締結」 平成30年3月31日

 

<岐阜市庁舎建設の実施事項>  (*庁舎建設につき岐阜市HPから抜粋引用)

「基本計画」を策定の前に「市民説明会を実施」「市民意見を募集」…

・基本計画は、学識経験者や公募市民、各種団体からの被推薦者等で組織する「岐阜市 庁舎のあり方検討委員会」の答申や市議会における議論、さらには、パブリックコメントや市民説明会など様々な機会を通じ市民のご意見等を踏まえ取りまとめたものです

 

・庁舎の利用にあたって特に配慮が必要となる、高齢者、障がい者、子どもや子育て世代、外国人の皆さんに、現在の市役所の問題点や新庁舎で新たに設けた方がよい施設、設備などをお尋ねする意見交換会を行いました。
 また、未来の岐阜市を担う子どもたちには、市役所がこうあってほしいという夢を語ってもらいました。

 

「基本計画」を策定後は、女性職員による「ワーキンググループ」にて建設検討

・来庁者の利便性と快適性に優れ、職員が働きやすい新庁舎を建設するため、新庁舎の設備や仕様、運用等について、各々のキャリアや資格、経験などを活かし、様々な観点からの提案を行うことを目的としたものです。

   

「実施設計」の段階でも「広報・公聴会有識者会議」を開催されたようです 

  岐阜市新庁舎は市民と職員参画の基に建設推進です  

 

<岐阜市新庁舎 - (市HPより抜粋) >       <「高浜」はシンボル機能は不要と「リース」> 

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● どの街でも庁舎は「市民の夢・希望・誇り」-「まち」と「市民」のシンボルです

⇒ 更に「一体縮充」があり方を「高浜」は分離分割 - これを「窓口一本化」とは詭弁!

   行政が「ウソも方便」とは市民を裏切りの失政です 

  「リース-30億円」「高小-倍額-50億円」「美術館-民間譲渡」が大規模改修-30億円!?

 

--- 「高浜の公共施設-疑問の建設工程」 ---☆---

<リース事務所>

「H26.5 - 建設実施方針」を公表とありますが、市民に周知不足では…

市HPに掲載だけで公表とは疑問です - 実はこの情報をリース完成後に知りました…

 

・H26.8-広報掲載「整備費用や維持管理費が低減できるようリース方式を前提…」と…

「市民説明会」も無く「6月」に業者さん対象の「旧庁舎-見学会」を開催です

・下記の日程より「計画公表」から「基本協定」まで、僅か「6ケ月」の短期強行!

 

 <高浜のリース事務所の日程>

募集要項・要求水準書の公表 平成26年8月11日
参加表明書の提出 平成26年9月29日
提案書提出 平成26年11月28日
ヒアリング・提案審査 平成26年12月
事業者選定結果の公表 平成27年1月
基本協定 平成27年2月

 

<リース事務所-市民説明会>

・「リース事務所」着工は、H27.11 - この3カ月前「7月」に市民説明会-参加40名。

 

再確認すれば、市は「基本方針として公表 -大規模改修-14億円-(30年)」と説明が、

「リース-30億円-20年」に、すり替えは「財政削減効果無き」建設です…

 

・この説明責任を放棄して「リース事務所」建設を強行は、裏切りでしかありません

「市が整備の場合-14億円」が「リース事務所-30億円」を強行は私物化の暴政です

 

<市の「新しい地域活動拠点の形成を目指して」の基本方針>  *念のため掲載

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問題を、繰り返しますが「リース-30億円」に化けた理由は説明無しです

・広報の「整備費用や維持管理費が低減できるようリース方式を前提…」は大ウソです

  市民参画も意見募集もされずウソで強行が私物化の証し!

 

● 下記の資料も「リース事務所完成後、削除・改ざんすれば問題無し」も私物化の証し

「実態は38万円」しか差が無いのに「3億8千万円」も効果があると説明はペテン!

・リース事務所完成後、削除-改ざんで済む事でしょうか… 市民を裏切りの犯罪では…

 

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・「庁舎」の財政効果 - 「施設費」を試算してみます

 庁舎  面積  施設費  ㎡単価 施設寿命  年単価
     (単位)   ㎡     億円     万円      億円
大規模改修-築40年   7,674    19    25   30年    0.64
リース事務所   3,668    19    52   20年    0.96

  (*「施設費」は、市の情報公開資料を基に「19億円」と設定しました )

 

● 市は大規模改修も「期間-20年」として比較ですが、施設寿命は「70年」なのです…

・つまり「旧庁舎」の施設寿命は「30年」- 他市は「40年」に延長を「20年」で比較

⇒ 「リース-ありき」のため、作為的に条件を捏造して比較は不適切なペテンです

・「旧庁舎-改修-20年」の費用見積書も、市HPで検索困難にして掲載は隠蔽同然…

    これを公開公表しているとは傲慢な施政の証し 

 

試算結果は「㎡単価」も「年単価」も大規模改修が優位は明白です… 面積も2倍! 

・正当に評価すれば「大規模改修が得策」と判断は明白…「大家族」も無視の証し…、 

これを市は「リース事務所-30億円 (維持運営費込み)」を優位の判断は業者優遇策です

・同時期に、同規模の東大阪市の支所もリース採用 - 契約額は「20億円」と判明…!

 「高浜」は「10億円」も積み増しでリース契約!!

 

疑問は、リース事務所の維持運営管理を「高浜総合サービス」に直接-発注では無い事

「リース」は、維持運営を「リース会社」経由の「総合サ」に間接発注とされたこと

・結果 -「リース-面積半減」なのに「旧庁舎」と同額発注を継続は血税の無駄遣い!

 これが「10億円」もの巨額を積み増しの仕掛けです 

 

● 次の問題は「リース事務所」が狭いと市役所の組織を、更に分離分割は反縮充の矛盾

大規模改修による耐震壁が職員移動の邪魔と却下し「リース採用」は執務効率の低下

 

・結果 - リース事務所から約5百m先の施設に組織を分割し移転となったのです…。

もう笑い話では済まない深刻な事態が「20年」も継続は過ちと裏切りのリース… 

 

● 更に「20年後」のリース期間終了後、また建替え-推定50億円を要する事態は、

 高浜の次代の市民に巨額の負担を押し付ける事態は失政であり、無駄遣いの証し。

 

   「リース事務所-30億円」は失敗と浪費の産物です

 「旧庁舎」を大規模改修されなかった私物化の失敗は「数十億円」規模の損失では…

      次代の市民をも犠牲とする不適切な施政です

 

 

   ハコモノは巨額の財政投入 - 市民参画が原理原則です!

しかし上記の日程では「市民参画」の余地がないのです - 計画性を疑います、が、

この余地のない日程が当初からの狙いなのかもしれません- 文句は言わせない!…

 

 

   ハコモノは巨額の財政投入 - 市民参画が原理原則です!

   また、使用可能な公共施設を「早期解体」は暴政です

 

「国-総務省」は、この「早期解体」+「倍額建設」に警鐘を発しているのです

・しかし、市は「倍額建設」してから「長寿命」とは逆行であり詭弁です- (下表) 

 

 <「高浜」-「早期解体」+「倍額建設」後に「長寿命」の説明図> H27.3-別冊-広報 

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<早期解体施設 (含む閉館)>

・「中央公民館-築36年」+「旧庁舎-築40年」+「勤労青少年ホームー築42年」+

  「体育センタ-築42年」+「大山公民館-築35年」+「春日庵-築28年」…

税法上の寿命は「鉄筋コンクリート施設」を「最低寿命-50年」と規定です…

 

・更に、市は「公共施設の寿命」を「60年」と制定が「40年」で解体強行…

   規程規則を逸脱してまで業者優遇の倍額建設は疑問です

  

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特定業者の独占事業を図るべく「ウソ説明」を公然と強行は裏切りの施政です

・「リース事務所-30億円」然り、「高小-倍額-50億円」然り - 犠牲は市民と後世です

 

  今や 「大家族」精神を喪失が明白の施政です

  公共施設を「早期解体」「倍額建設」は高浜を破壊です

 

  今こそ市民一人ひとりが目覚めて施政監視が必要です

 

 またまた、長くなってしまいました (最後まで、ありがとうございました) 

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