t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 学校建設の不可解 Ⅺ

・もう終りと思いましたが、「分かり易く」との声にお応えして結論だけご案内します 

知れば、知るほど、分れば、分かるほど、不可解な施政には不信感しかあません。

・高浜小学校の建設費につき、「同一条件」に整理して比較検討してみます。

 

---1-個別建設の建設費---☆--- (*総務省-単価にて試算ベース)

・H27年実施-「高浜小学校複合化施設整備検討結果報告書」の条件を適用し試算。

・条件 - 解体予定の施設を省き、新高小に設置された施設を基に、「改修」して長寿命化を図り、約35年後「建替え」した場合の「個別建設の費用」-「54億円

 

施設   建築年 延床面積 改修費 建替面積 建替整備 合 計
       単位       (年)      (㎡)      (百万円)      (㎡)      (百万円)      (百万円)
高 小 校 舎 1959 5,774 982 6,752 2,228 3,210
  体育館 1970 1,830 366 2,312 832 1,198
児童センター 1992 315 54 639 211 265
体育センター 1977 1,259 252 922 332 584
IT 工房クリック 1976 155 39 42 17 56
工房 あかおにどん 1976 208 52 64 21 73
 合 計   9,541 1,745 10,731 3,641 5,386

上記施設を「40年間」のトータルコストとして合算の結果「個別建設 - 約54億円

 

---2-複合化の建設費---☆--- (*資料-「公共施設総合管理計画」から抜粋)

・市は、数年ごとに「施設管理計画-公共施設推進プラン案」を更新されています。

・今回は、H30年版の資料 -「高浜小学校」の整備スケジュールから引用しました。

施設   建築年 床面積 建替整備 建築年 大改修費  合 計
         単位      (年)       (㎡)     (百万円)     (年)     (百万円)      (百万円)
高 小 校舎.体育 2019 9,064 4,798 2056 2,160 6,958

・計画期間は「'15年(H27) ~'58年」までの43年間」の複合化-トータルコストを表示。

 

・「複合化-決定前」の資料では「複合化-37億円」で済むと市は説明されてました。 

 

本来、複合化の狙いは「建設費」の削減ですが、個別建設と逆転の結果では不適切!

⇒・「個別建設-54億円」 対 「複合化建設-70億円

・個別建設のほうが「▲16億円」もの費用削減ができる、となるようですが…。

行政と議会で決めた「高小-複合化建設は『16億円』の損失を市民負担は無責任! 」

 

● 行政や議会は「済んだこと」として "もみ消される" 可能性が高いようです。

 

●しかし、全市民は「15年間」-「高小の維持修繕費」として「約11億円」の返済を負うことになるのです。「ごみ袋有料化」の負担も加わり、二重の負担責務です…

 (*「ごみ袋有料」は「エコハウスを商工会が占拠」のハコモノ失政のツケを市民負担)

 

かつて「大学教授を起用され - 縮充(複合化)建設」につき、複数回の講演会を開催!

-「個別建設は高額」「複合化が財政削減」と繰返され「洗脳」されたのかもしれません

 

・あるいは、本来の「複合化」であれば「財政削減」出来たのに、高小の「複合化」は不適切な建設の結果、複合効果が発揮されていないのかもしれません。

 

しかし、やはり「国」が提唱された「長寿命化」を最優先に着手が正解のようです。

国の提案にも逆行の「連続の早期解体」は大損害!

・この損害を黙認では無く「施政責任」として追求すべきが自立した市民の証しでは?

  

 「新時代-令和! 」- もう「施政」に隷属忍従の市民生活から脱却すべき時代です!

 

    ほんの少しの勇気を振り絞って戴きたいのです。高浜-百年を築く礎となるために!

  

・次回は「狭小リース庁舎の再検証」をご案内します。高浜施政の末期的症状です。

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸