t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高浜住民監査 -「不当な施政運営」- かわら美術館予算

●「高浜」にある「かわら美術館」は、市民に過酷な負担を強いる公共施設です。

・H3年、着工以来、施設建設に41億円。維持運営に60億円弱。合計-百億円投入!!

問題は、瓦産業は最盛期の1割程度にまで激減は 美術館効果無し。継続は大損害!

・今回は、瓦産業の貢献度を前提に、投入予算と展覧会の入場数等につき確認します。

 

<かわら美術館の目的>

・「か-美術館」建設の狙いは「瓦」産業の再興が期待効果であり目的と思われます。

⇒ 現実は過酷! 「瓦」出荷は最盛期の1割にまで低落 - 執着は破綻。決断があり方。

・もう既に「百億円」投入!  美術館-継続は、更に百億円投入は無謀であり過ちの極み

 

瓦-出荷-全国 粘土瓦-億個 事業所-件 住宅着工-万戸    備考
S48-1973  21  3,276      191 ・瓦出荷-最盛期 
H13-2001  11     448      117 ・瓦出荷-半減期
R 3-2021    2.3     126        86 ・美術館-累計百億円
R3 / S48比   11%      4%       45% ⇒美術館-継続-百億円 

どこまで落ちれば「美術館」効果は無いと判断し決断されるのでしょう…。

   (*判断も決断も先延ばし。。果たして、いかなる恩恵があるのか。。)

 

<高浜の製造業の出荷額と構成比>

・恐らく、昭和期は高浜の主要産業だったであろう「窯業・土石製品製造業」…

⇒ 現在は、製造出荷額-54百億円の3%に満たない産業に 血税-二百億円投入は疑問…

 

高浜 製造業計 窯業 土石製品  構成比  備考
出荷-億円  5,422  135     2.5%  2019年

       (* 輸送用機械-4011億円、生産用機械-224億円、金属製品-142億円、ゴム製品-141億円…窯業… ) 

 

<美術館-予算の比較例 - R5年>

● 近隣の「刈谷市美術館」と維持運営予算を比較してみます。

・結果は「高浜」の予算は明細が不明。いわゆる "どんぶり勘定" となっています。

「高浜」- 指定管理料-1億88百万円の明細隠蔽は私物化の証し。ありえません…!

・この状況を「特定業者を過剰優遇」と指摘しています…。不適切な関係の証し…!       

 

刈谷美術館         百万円      内容 かわら美術館      百万円       内容
施設管理    46.8 光熱水、修繕清掃 工事請負費    34.5 防災設備、屋上修繕
施設改修      1.1 設備改修 賃借料      3.8 駐車場借地料
施設補修      2.3 空調設備補修 修繕料      0.5  
収蔵品-保存管理      3.4 収蔵品、収蔵庫燻蒸 消耗品費      2.7  
業務管理      1.0 委員会開催 委員報酬等      0.1 評価委員会
収蔵品展      9.0 開館40周年記念 指定管理料   188.4 展覧会-3回
和田誠    24.9 会期-44日 庁用器具費     19.3  
次期企画展準備      4.0 準備調査、ポスター   -    -  
一般企画展実施      5.2 展覧会-4回   -    -  
美術教育普及       1.0 子ども向け行事    -    -  
美術品購入基金      0.3 購入基金積立   -    -  
合計-百万円    98.8    合計-百万円    249.3  

 

・「予算」は「刈谷美術館-1億円」対「かわら美術館-2.5億円」と "倍額" です。

R5年は「図書館」移転期。図書館-指定管理-72百万円? を除外し、以下検討します。

 

<展覧会の比較>

・「美術館」では、展覧会を「企画展」と「収蔵展」とに分けて開催のようです。

⇒「刈谷美術館」は、展覧会を年間-計6回開催。「高浜」は企画展を3回と半減…。

・「高浜」- 各展覧会の会期を数か月に延長 - 開催経費を削減し利益拡大策のようです

「か-美術館」運営を継続延長に方針変更は「指定管理社」を過剰優遇と思われます

 

「R3年-美術館-民間譲渡」計画を、独断で方針撤回は民間社の赤字運営を回避策…

「運営委託」であれば、赤字運営を血税補填で回避し利益拡大を画策の結果と推定

・「美術館」も「図書館」も 施設面積を削減にも係わらず「運営費」を増額が証し…

 

R4年 刈谷美術館 かわら美術館 高浜/刈谷 備考
予算-百万円  98.8  177.4   180%  
企画展-回   2      3   150%  
展示会期-日    88  249   283% -44日 : 83日 
入場数-千人    46    12     26%  
収蔵展-回   4   1     25% 瓦-常設展
展示会期-日  148  350   236% 会期-37 : 通年    
入場数-千人    35   7     21% 常設-半数

     (*「高浜」-「モノコトギャラリー-入場15千人」- 企画展-観覧者が半数と想定… )

 

 

<美術館-運営の比較> 

●「高浜-美術館」は 予算は2倍。入場数は四分一。これでは「瓦」再興は不可能…!

・結果、一人当り-入場コストは7倍。一日当り-入場数は2割程度となっています。

つまり「血税投入は7倍」対「展示動員効果は2割」と費用対効果も低劣の極み 

 

更に「駐車場」- 施設内駐車場は50台程?。更に3百mも離れた私有地とも契約。

市有グラウンド駐車場のほうが近いのに…?  借地契約は年380万円と記載有り…

・つまり「日当り-駐車-数台」のため、年間数百万円も投入は土地所有者も過剰優遇!!

   

R4年 刈谷市美術館 かわら美術館  高浜/刈谷  備考
予算-百万円  98.8     177.4    180%  
入場計-千人  81.3       20.0      25%  
一人当り-円   1,215     8,870    730% 運営コスト
展示会期-計      236        350    148% 瓦-常設展
一日当り-人      344          57      17% 入場数

 

● この実態から「高浜」美術館予算は、刈谷市より8割も高額は、異常な過剰優遇!!

・「費用対効果」を無視の私物化施設。運営継続は "不適"の判断が妥当と思われます…

⇒ 今後も衰退であろう美術館に血税投入より、市民生活の向上に百億円投入があり方!

 

「かわら美術館・図書館」は、市民を裏切りと私物化の公共施設です。高浜-破壊!!

 

 

<かわら図書館>

・「図書館」を移転は美術館継続のためと思われます。これも本末転倒の公共施設計画

・「高浜」には、図書館が無くなり「図書室」ばかりの "まち" に転落となりました。

「かわら美術館・図書館」に百億円を投入し、全国-最狭小の "図書室化" を強行…

 

    旧-高浜図書館   新-かわら図書室  新/旧
面積-㎡   1,707   280    16%
開架-万冊     8    2    25%
予算-百万円     63    72  115%

   (*「旧-図書館を「S54年-築42年」で閉館は、先代首長の功績潰し… ) 

 

「高浜-旧図書館-蔵書-21万冊-553位」-「新-かわら図書室-2万冊開架」も異常!!

「図書書籍-19万冊」を "雨漏り" 放置の "書庫保管" としているのですから…

 

 

「高浜-百年のまちづくり」という最重要課題を放棄 - 特定業者を過剰優遇ばかり…

刈谷図書館」と比較すれば、面積も開架も5%に削減し、予算を値上げも異常…!!

⇒「高浜」公共施設は「縮充-一体化」と訴求も、実態は「分離分割」の矛盾ばかり…

 

☐ これは「中央公民館-築36年」の早期解体 - 先代首長の功績潰しを踏襲の悪政失政…

・図書館-面積-「小都市-23市-3077㎡」「16町村-1250㎡」⇒「高浜-280㎡」も異常!!

 

  刈谷図書館 かわら図書室 高浜/刈谷
面積-㎡  5,509   280       5%
蔵書-万冊    72    2 - 開架       3%
予算-百万円     213     72     34%

 

「高浜」の公共施設計画は、異常な過ちを強行となっています…。

    

 

---自治体運営のあり方」---☆---

 自治体」運営の原理原則は「無謬性」- 過ちが無い事!

 「高浜-市制50年」成果は 公共施設を極小化の悪政です

     

   まちの発展は成長拡大があり方と考えれば矛盾の極み…

  「高浜」の公共施設の面積を全国最低に狭小化は過ち…!   

  「かわら美術館」だけ拡大もバランス感覚を喪失の証し 

  市民や、子どもも 犠牲の まち となっています…

 

 財政も、公共施設も私物化。特定業者を過剰優遇だけ。 

 

    これを是正する道は「市民」の覚醒しかないようです  

    

 

      (最後まで、ありがとうございました。)

 

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