t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

公共施設総合管理計画  施設の耐用年数

矛盾の説明は、いつか、ほころび、やがて真実を生み出します。見つけました!  ご一読を! 

急がれる施設建替え?

  市は、市役所や中央公民館、(高浜分院)を、築30年/40年は「寿命」「壊したほうが安い」と説明され、建替えを急がれています

☆特に、市役所は築38年。緊急的な短期間の着工でした。急がれた理由は不明です。市民説明会(約30名参加?)の後、わずか半年後でした。

☆最近になってようやく新市役所は「リースで賃貸」「20年間で33億円支払い」「床面積は現市庁舎の半分」「こども未来や教育委員会は、いきいき広場に移転」「いきいき広場も改装費用が発生」等々の情報をようやく把握し理解できる段階に至っています。

そして最近「小さな村役場のような新市役所」も見えてきて尚更、落胆度合が増加です。

市民感覚では、最近、国も提唱されている「リノベーション方式」で進められれば、「財源を節約でき、市役所の組織も一体化出来たのに」と苦々しい日々です。

● 市は建替え理由を「耐震補強で、ブレース工法にすると建物内部に筋交い設置により、現在の執務スペースを分断」と説明でしたが、「数百m離れた、いきいき広場に [ 福祉部・子ども未来部・教育委員会 ] の移転は『分断』では無い」とは矛盾です。

いきいき広場に市役所組織を移転されることを常識では『分断』と言います!

公共施設の適正寿命基準を 何故 定めないのか?東浦町は鉄筋60年と制定)

 しかし、最近、市のHPに下記の資料を見つけました。

 H28年3月に高浜市公共施設 総合管理計画を作成されていたのです。 

⇒ 同資料の巻末に「公共施設等更新費用の試算条件」として下記の記述があります。

1.施設の耐用年数の基準  

 ハコモノ施設は、標準的な耐用年数(日本建築学会)とされる60年を基準とします。

 (建物の健全性を確認できる場合、目標耐用年数を70年と設定します)

   (鉄筋コンクリート造・鉄筋鉄骨コンクリート造の標準的な耐用年数は60年)

つい 1年前には「早く壊したほうが安い」と言われ、半年後の計画には「施設の更新期間は [ 60年、70年 ] をめざす」とはいつまでも矛盾の説明が続きます。

しかし、これで施設管理をお願いします。更新期間60年を念頭において、市内の施設改廃につき、即解体でなく、市民参画の基に、再構築をお願い出来れば最高です!

血が通った計画、後世の市民に誇れる計画立案のために!

もっと早く決めて頂ければ、市役所を壊さなくとも済んだのでは??  残念!

中央公民館は、この二の舞にしたくありません! 11月20日の住民投票は『反対』に!

2.建築専門家の意見 (鉄筋コンクリートの寿命を教えて頂きました) 

  名古屋市役所は1933年竣工。現在83歳です。一般的に寿命は決められません。

    コンクリートの中性化で決まるとされています。これを計算する式もあります。

   * 2001年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準/ *JASS5 〃・2015

コンクリート寿命は「100年説」もあるそうです。 中公35年は余りにも短期間!

3. 公共施設の耐震強度の基準 (素人情報ですが…) 

 公共施設は、一般的な建築物より耐震強度が1ランク上に制定されてるそうです。

現市役所も、一般建築物より強固。ところが「新市役所は、一般建設物扱いで耐震性も一般的な強度で認可される。だから建設費が安価」に? 新市役所は弱いのです。 

矛盾の説明で、借金による施設建設を急がれ、返済責任は全て「市民と後世の市民」に押し付けられる無責任建設は、いかがなものかと思います。

 説明責任を果たして戴きたい。記録に残る資料やデータ付でお願いします。

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸