(*題材のポイントに絞って記述したいと思います)
●「公共施設総合管理計画」は国の指導要請で始まったようです。(*H26年4月)
・総務省は「地方自治体」のハコモノ行政を従来方法で建替えしていては財政破綻につながる可能性が高いと予想され、今後のあり方に警鐘を発し提案要請されました。
・その構想概要案を下記に資料添付します。
● ポイントは「老朽化施設を賢く使う」とされ「維持管理等」を見直しです。
⇒「施設の更新」は、施設を寿命まで使い切ったのちに、コスト・まちづくり・国土強靭化等を吟味し、計画的な推進を提案されていると思います。
---隣街(安城)の取組み---☆---
・安城も国の要請に準じて「施設の長寿命化」を第一の基本方針として取り組み開始。
・特に注目は「施設寿命を最長90年」と、極限まで使い切ろうとされていることです。
---高浜の施設管理計画---☆---
● 高浜の施設管理計画に「不可解」な点に気づきました。
● 国は「財政削減を目的に、公共施設の解体・建替えを抑え、賢く使う事を提案要請」
・第一に「現有施設の長寿命化」⇒・第二に「施設の総量圧縮 (施設更新)」
⇒ つまり施設の「長寿命化」を最優先に要請を発信していると思われます。
● ところが、高浜は「第一に早期解体し建替え」⇒・「第二に長寿命化」と順序を入れ替えているようです。
⇒ この順序の入替は、財政浪費であり誤謬です!
・何故なら、最初から「解体ありき」の計画であるからです。国の方針と逆転です!
---施設寿命の考え方---☆---
● 更に、第二の不可解は「施設寿命を70年」と短期設定していることです。
・「70年」でも、財政効果は「46億円(▲13%)」の試算結果。
・なぜ、更に10年、20年と増し積みされ「財政効果」を上げようとされないのか?
● 全国的には「圧倒的に寿命80年」を採用の自治体が多いようです。
(*資料の下段をご確認ください - 20年:中規模改修、40年:大規模改修、80年:解体 )
(*岡崎市民会館(ホール) : 築49年を大改修、施設寿命 : 「80年」に延長されました )
・高浜は、残念ながら施設寿命を短期設定し「浪費を選択」のように思います。
・恐らく学校改修計画日程との整合性を図るためかと思いますが、これは誤謬では…?
・つまり「財政削減」でなく「施設計画」を優先し「施設寿命を短期設定では…?」
(*小学校の大規模改修 : 高取-H32年~、港-H38年~、吉浜-H34年~、翼-H48年~)
(*小学校の建替え計画 : 高取-H46年~、港-H56年~、吉浜-H51年~。)
⇒ 小学校を大改修後、短期(14年~18年)で建替は浪費建設では…! 計画性が愚劣!?
高浜の公共施設管理計画の誤謬計画は市民が犠牲!
(*なぜなら「大規模改修の借金:28億円。中学まで含めれば49億円の借金」は後世負担が市の方針のため)
(*更に建替えの借金:高小含め-57億円。中学まで含めれば94億円。改修含め143億円を後世負担は過酷…?)
⇒ ハコモノ行政の典型的な事例です。国はこのような事態に警鐘を発信なのでは…?
古典的な過去の施政方法を改められ「新生・たかはま」を目指して戴きたい!
「血税 1円倹約」精神の醸成も必要なようです…