・政治には、全く素人なのですが、通常の常識(原理原則)に照らして再考してみます。
●公共施設の基本的な要素を考えるに「公共施設は、市民の財産」であると思います。
⇒ 国や、県の補助もあるでしょうが「基本的な財源は『血税』であるからです」
●公共施設の機能は「より快適、便利な、市民生活へのサービス機能」と思います。
⇒ これを市民の信託を受け、維持、管理が「自治体」のお役目であると考えます。
・これを基本条件として「高浜の公共施設のあり方」を評価・確認したいと思います。
---中央公民館-------☆---
・「中央公民館」は「舞台ホール」(席数:604席)を有した施設で、市内の幼稚園・小中学校・高校生まで「年間行事」を開催の施設でした。 (*竣工S55<80年>築36年)
・市内最大の施設で、年間利用-約7.3万人。このうち、ホールは、約2.2万人(H27)
⇒ この施設解体は「住民投票」まで巻き起こす大問題となったのですが、解体強行!
●解体理由は「民間病院」の建替え用地として「病院側」の要求を受けてとか…?
⇒ 市民1万人の希望より「病院」の要求を優先されたことは適切な判断だったのか?
(*同病院は「療養型」- 入院「100名」。救急治療無し。運営補助-年3億円を10年間 )
●当時、市は「公共施設は長寿命化」とし「施設寿命-70年」を宣言されていたはず!
⇒ 築36年を早期解体による財政的な市民損失は「約7億円!」。不適切な判断では?
●更に、「ホール」の代替施設は、碧海五市では稀有な「高小・体育館」とか…?
⇒ 体育館は「ホール機能」を充足できるでしょうか? 高浜だけ「体育館」は時代逆行!
・この体育館は「2020年完成」と、旧中公を使用中止から「約4年後」に竣工予定。つまり「市民サービス」を4年間も提供中止は、施政運営として適正なのでしようか?
⇒ 議会答弁は「大いに外に出ていくのが構想である」と、市民の権利剥奪を苦にされず
隣接都市の公共施設や「ホール」の利用を当然とするのは、いかがなものかと?
・であれば「市バスを隣接市へ運行も整備すべき」で、市民独自で行けは無策の骨頂!
また、隣接市施設を利用を提唱の「定住自立圏構想」は「病院統合」が大方針では?
---施設解体の手順--------☆---
●通常、施設解体は「市民サービス維持継続」のため「代替施設」の設置が条件とか?
⇒ 「高小・体育館」竣工後に、「中央公民館」解体が無謬性、適切な建設手順です!
無謬性の建設手順に反する解体先行は市民が犠牲です!
「民間病院」を優先され、市民を犠牲の施設計画の誤謬を強行は職権乱用です!
---高小・体育館-------☆---
●「この体育館・ホール」、平日・昼間は、小学校の体育教育を優先されるでしょう。
・であれば、他校が、市民が、平日の行事開催に「貸出し」出来るのでしようか?
⇒ 高小・建設費-PFI・50億円も要して、市民には「ホール」平日利用は禁止なのでは?
・「血税倍額」を負担させ「利用権を剥奪」し、竣工後も継続は誤謬でしかありません
(*通常、高小-規模の建設費は「約25億円程度」。PFI-倍額の効果は説明無しです)
高浜の「文化・芸術」の拠点、後世の市民の活動発表の施設「中央公民館」は「民間病院」のため解体!
(*高浜の「文化・芸術」の拠点として「高小・体育館」は機能発揮するでしょうか?)
この不可解な「公共施設の管理方法」は 不適切です!
---参考情報-----☆---
・中央公民館の資産価値は「約7億円」だったそうです。早期解体による損失額です。
・解体工事費は、確か「1.5億円」。不可解は「初めから地下水位が高いことは分っていたにもかかわらず、工事途中に判明とし、随意契約(指名発注)で『約5千万円』を工事追加」。工事管理も不適切と思われます。
(*市内の工事関係者の間では「相場価格の数倍」と うわさされていたそうです)
・この中央公民館の解体に連動して、隣接の「商工会館」も解体!
市は「商工会」に移転補償費-「約1億5千万円」を提供。この結果、解体費も「市民負担!」、会館36年間の家賃も「タダ」。更に移転先(エコハウス)の改装費も「タダ」。
そして、商工会館・新館建設費も「約6千万円」補助と、棚ぼた補償のようです。
市民には厳しく! 民間団体に優しい市政の所以です!!
(*この実態を、ある市外の媒体関係者は「江戸期の封建的な体制のよう」と表現…)
高浜に民主的な市政を取り戻すのは市民の役目です!
(*この商工会の過剰補償は不適切と、司法の判断を仰ぐべく訴訟を起し係争中です)