☆「施政のあり方」要素に、今後は「市民との合意形成」の必要性を確認しました。
---合意形成の現状--------☆---
☆「施政運営」、特に、施設計画の進め方につき「合意形成」の現状を確認します。
①「施設管理総合管理計画」を立案し、資料をHP掲載や主要施設に設置(約10部程度?)
⇒ 情報周知方法に「不足感」を感じます。これで全市民が閲覧出来る方法でしようか?
②「施設計画説明会」を実施。各学区毎の場合もあるが、ほぼ、市内で数回実施。
⇒過去例では「市庁舎説明会-約40名」、「施設あり方説明会-約560名(5学区)」、「高小説明会-学区居住者限(数回?) <但し「50億円の財政効果は説明無し」>」
- 以後、市民要求を受け実施する「トーク&トーク方式」としています。
③「パブリックコメント」を実施。計画資料を提示し市民意見を募集 <但し説明無し>
⇒ 過去例では「提言市民 - 1名~5名程度」
・コメントされない市民は「合意」と判断され「施設計画」を推進強行です。
・市民からすれば「形式的な手順」を踏んだだけと「不信感」だけ大きくなります。
・例えば「市庁舎」-着工3か月前、約40名の市民に説明で「合意」を得られるのか?
・「施設総合管理計画」-資料提示だけで、市民の理解と納得を得たとされるのか?
⇒ この総合計画、財政費用は個別記載。合計金額は未掲載。資料提示だけで「財政投入-350億円。市債(借金)-200億円」を資料提示だけで市民合意を図るのは不適切です!
・更に、個々の施設の計画内容は「1行」の記述だけで終わりです。
例1>「約80億円投入の『かわら美術館(築23年)』- H33年・民間譲渡」?
例2>「市立図書館(築37年)」- H32年・「いきいき広場」に移転 ?
⇒ 実施理由や財政効果等の利得や損失、跡地の処置方法等、情報も説明も皆無。
●これを「資料提示」だけで「合意」を得たとする施政運営を「市民無視」と言及する所以です。
・「市民代表に市会議員が居る」「議員の意志表明が市民の声」と方便的な説明です。
・個人的には「地区議員さんから「個々の施設計画」に関する行政計画につき事前説明を聞いたこともありません」
・「議員さんは、どの市民の意見要望を把握され議会対応されているのか不明です」
・「選挙選出された」から「俺の声が市民の声」では不適切と思います。
⇒「市民の声なき声」を施政に届けるのがお役目では?
---市民との合意形成のあり方---☆---
☆地域社会のなかで「本音」を表明することは、相当、難しいことのようです。その環境や市民意識を思い図って「市民の本音や意見」を伺い知る努力や方法を模索することが施政のあり方と思います。
・「合意確認」は、「賛成」か「反対」かで、極めて明確に判定できる単純な作業であり、「簡単なアンケート方式で、十分対応出来る」はずです。
・更に時流の「ICT」を活用すれば、極めて短時間、少額経費で可能と思われます。
⇒ この「市民アンケート・システム構築」が高浜の未来への課題でしょう。
・「総論(方針)」と「各論(個々の施設)」に分類して市民の意志を確認戴きたいのです。
(*市は「総論賛成」だから「個々の施設計画も賛成」の解釈では「市民無視」です)
・自治活動(町内会)では「住民意見や要望」の聴取確認を『無記名』方式を多用しています。自治活動でも「個人を特定する意見収集は、なかなか困難です」
⇒ 行政は、如何なる意見も「個人情報」を求められ、これが市民の声の大きな壁です。
・『無記名』アンケート方式を採用が「率直な市民の声」を聴く有効な手法です。
『市民の声を傾聴する』
この基本的な大原則が施政の課題です!
合意形成のあり方と思います!