・先回は「建設費」について検討し、今回は「維持管理面」を考えたいと思います。
● 市の資料では「維持管理・運営費計 - 年63百万円」と、極めて高額な経費を計上。
⇒ これを「20年間」で「12億57百万円」としています。
● しかし、旧庁舎に比較して床面積は「半分!」、階数も「5階」から「3階」と低層化!
(*総床面積 : ・旧庁舎- 7,674㎡ <100> 対 ・リース庁舎- 3,668㎡ <48> )
⇒ 常識的に考えても「同額規模」の維持管理費を要するとは考えられません!
---維持管理・運営費 (旧庁舎基準) ---☆---
● この「ハコモノ規模-半減」が反映されない「財政投入」は問題であり、過剰な血税提供となっていることは異常事態と考えられます。
⇒ 維持管理・運営費も、下記の様に根拠無き過剰積算は血税の無駄遣いです。
■維持管理 (試算額-年間) (H28年比 - H28年額<4月~12月>)
・建物保守管理 1,190 万円 ( 356% - 334万円)
・設備保守管理 881万円 ( 331% - 266万円)
・植栽維持管理 13万円 --
・清掃業務 919万円 ( 119% - 772万円)
・修繕費 786万円 ( 26200% - 3万円)
■運営費
・電話交換業務 441万円 -- ⇒「交換機方式」に切替え要望有り
・宿日直業務 715万円 ( 312% - 229万円 )
■光熱水費 1,334万円 ( 126% - 1,058万円) ⇒ 直払い方式に変更
・電気 -- ( * - 882万円)
・ガス -- ( * - 85万円)
・水道 -- ( * - 91万円)
・ (*参考:いきいき広場 - 光熱水費 - 1,439万円 ⇒ 庁舎分割の二重払い負担 )
⇒ この過剰な積算額を基準とされ「99.99%」で契約とは、過大な優遇措置で異常では?
---狭小リース建設の矛盾---☆---
● 施設規模は「半減」にもかかわらず「施設費」も「維持運営費」も「旧庁舎改修と同額- 33億円」もの投入は、明らかに、過剰な巨額血税を投入であり不適切です!
● このような異常事態を今まで強く指摘出来なかったことは、監視不足もありますが、施政の「説明不足」や、「ねつ造資料の掲示」という「施政としてありえない」「あってはならない」異常な対応を強行された施政が原因と思っています。
これが「大家族」のあり方でしょうか?!
⇒「狭小リース建設」は極めて異常な「ハコモノ」事業であることが分かりました!
●「財政削減」と言われながら、血税の無駄遣いの「ハコモノ」建設を強行です。
・これが、今後、20年も継続されることの犠牲をどのように償われるのでしょう…?
「原理原則」「原点回帰」の 市民本位の施政を!