・自治体の執務のあり方として「無謬性 (むびゅうせい) 」が問われるそうです。
(*「無謬性」- 理論や判断に間違いが無い事。執務は「石橋を叩いて渡る如し」)
・従って、長期に渡り、丁寧に検討され、市民の意見や要望も取り入れ推進されます。
・多くの街が、この方法で取り組まれ、例えば「新城市」では「構想-20年」「計画-5年」を費やされ「五階建て-免震構造」-「約7,300㎡」-「25億円」で建てられました。
・一方、高浜は「方針発表」から約1年半程度で着工です。市民要望を聞くことも無く「3階建て-鉄骨造」-「3,668㎡」-「30億円 - リース - 20年」で不便な庁舎分割です。
(* 市民説明会も「着工-3ケ月前」に実施では、一方的な伝達だけかと… )
- これでは無謬性は欠落です。従い、理解も納得も出来ない建設を強行です。
⇒ 今回の課題は「リース-終了後」の次の「庁舎計画が白紙のまま」の不可解です?
---庁舎の整備工程---☆---
・市民に説明も無く「市HP」に掲載だけの「公共施設推進プラン」-「400億円」計画
⇒ これで「説明責任」を果たしたとされるのか? - 見ない市民が悪いのでしょうか…?
●「公共施設推進プラン」
[検索] : http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/zaimu/shigoto/shisetu/31sogokanri/koukyosisetu.pdf
・計画開始-H27年、終了-H70年(R40年)まで約40年間の施設計画が記載されています。
・対象は「学校(学区)・スポーツ施設・市営住宅・消防団・庁舎等々」全施設。
⇒ 今回は、下記の「庁舎 - 施設計画」につき不可解な点に気づきました。
■ 期間 - 「リース契約」が終わるのは「H49年(R19年) 1月3日」までの20年間。
⇒ 当然、次の「新庁舎」を如何様にされるのか、後世の市民への引継が必要です。
・[疑問]・ところが、「庁舎-施設計画」は白紙のまま。コメントだけ追記されました。
-「庁舎-施設計画」は計画白紙のまま、後世に引継ぎか? 無責任な丸投げでは…?
・本庁舎の施設計画は「R15年」から「あり方検討」とされています。が、仮に「解体・建替え」なら、工事が間に合わない日程で、その「あり方検討」では疑問です。
⇒ なぜ、次期計画に間に合わない日程で「あり方検討」なのでしょう?
・まさか、また不適切な仕掛けで「継続」しか出来ない日程計画なのでは…?
⇒ つまり、現段階から「リース-20年後も"継続"ありき!」 なのかもしれません…
・「狭小リース庁舎」は「20年」と言われながら、実は、裏では、秘密裡に「更なる延命策」が画策されている可能性も伺え、またもや市民を騙し討ちの計画なのかも…?
どこまで「大家族」の犠牲を強行されるのでしょうか?
■「H31年度版」計画には、唐突に「コメント追記」され解説はありません。
『本庁舎については原則-更地で返還されるが、リースの継続・有償・無償譲渡など、その時の行政需要に応じて検討』と、後世に丸投げの対応案を追記のようです。
⇒ この「コメント」は明らかに「リース- 継続」を肯定の方針を急きょ追記なのです。
・世にも希なる「狭小リース庁舎」は市民生活にも直結しています。この後始末をも「15年後」の市民に託す事は、無責任であり、後世を不幸とするだけでは…?
⇒「無計画」なら選択の余地はありますが「継続」ありきの押付けでは犠牲です!
「リース」は「後世の大家族」も犠牲の施設の証です!
・庁舎「建替え」を選択の場合、新城をお手本とするなら「構想-10年」「計画-3年」「建設-3年」程の長期間が必要なようです。この間に「建設基金」を積立です。
・狭小リース「財政効果 - 0.01% - ▲38万円」のメリットでは効果無しも同然です。
・更に「築20年頃」には、空調設備等、様々な設備の改修時期に入ります。
・空調設備の更新は「億」規模を要するとか、よって、リース-メリットは頓挫です。
・「狭小リース庁舎-継続」は、高浜財政を泥沼化とすることは多分に予想されます。
⇒ やはり「借金建設強行」は、財政効果も無く、市民が犠牲の施政判断と思われます。
・これを把握されながら後世の「大家族」に引き継ぐことは過ちであり裏切りです。
・課題は「リース庁舎」の損害負担を最小限にして、次期庁舎に如何に引き継ぐのか?
⇒ 建設着工の責任として「あるべき方策」を模索提案されるのが責務と思われます。
(*「リース支払い」-「1億6千万円/年」も再検討されるべきではないでしょうか? )
---いきいき広場---☆---
■「いきいき広場」は「改修-13億円」- 「次期庁舎」は、計画も予算も不明のまま…
・[疑問]- もう裏では 秘密裡に「リース継続」が 暗黙の決定事項なのでしょう?
■ 先のコメントに「いきいき広場及び本庁舎のあり方を一体的に検討」と記載です。
・しかし「リース庁舎-継続」では、庁舎改善も改革も徒労に帰すように思います。
⇒ 次に「一体的」を より具体化され説明責任を果たされることも責務と思われます。
・せめて「あり方検討」の日程ぐらいは同時開始が「一体化」の前提条件では…?
(*資料では「いきいき広場」あり方検討の開始時期が 1年先行。広場が主機能? )
無謬性を欠いたハコモノ建設強行は市民が犠牲です!
「庁舎」整備計画は 不可解な無駄遣い施設管理です!
庁舎の真のワンストップ化は また先延ばし!
「大家族」宣言の真意を取り戻され、
無謬性の施設計画を望むものです…
自治運営は「行政任せ」から「大家族」による 「大家族」のための自治へ!
(最後まで、拙文をご精読いだき ありがとうございました)