住民活動、約1年半を経過。最近、漸く社会の動きがおぼろげながら整理できるようになったと思い、その一端をご披露したいと思います。
---民間とお役所の違い-------☆---
民間企業では常々「お客様第一」を旨とし、臨機応変な対応改善を進めることが企業のあり方と、経営最適化を求め日々努力し、製品面では、コンピューター制御や分析技術等の進化により、尚一層、精密精度が向上し、目まぐるしい速度で進歩しています。
他方、お役所では、より大所高所の見地に立ち、数十年、百年の大計を展望しつつ、施政施策を練り、絶対に間違いのない「無謬(むびゅう)性」の役務を果たされていると思います。
十人十色の、国民・市民・住民の希望や感情を把握し、納得や理解を得るのは大変なことです。
この進め方を、民間は「遅々たる歩み」と判断し、「お役所仕事」と揶揄されるようですが、これが正解の進め方かと、ようやく理解出来るようになったかと思います。
しかし、最近、このお役所仕事に、民間の「スピード感」を導入される傾向があり、全く「誤謬(ごびゅう)」の施政が散見され残念な「お役所仕事」となっているようです。
---市民のあり方-----------☆---
このため、為政者や行政の無謬性は否定することが当然と思えるようになったことも事実です。端的に言うと「政治は過ちを犯す」を前提に、市民は、監視や指摘発言が絶対条件であることを認識し、行動することが「市民のあり方」と思います。
よく言われるのが「政治は議員さんに任せておけば良い」これは、後世の市民に対する無責任な言動であり、施政を監視し、正すための発言や行動、いわゆる「言論の自由」を発揮することが「市民の、大人の責務」と確信しています。
⇒ 政治の話しは「無粋」では無く、市民の当然の責務とすべき時節到来と思います。
---誤謬の施政の事例------------☆--- (*高浜の施設施策の事例を上げて検討します)
1.新庁舎は、床面積を半減し、リース建設を採用。行政組織を二分割化!
(1) 最大の問題は、庁舎建設の市民説明会を着工3か月前。市民40名に説明でした。
「スピード感」を最優先の余り、市民説明は後回し。情報公開も市民展開もされず、説明会も建設契約後では? (*市民の反対活動を避けるため、説明を建設直前とされたのかも…)
⇒ 市民は、数十年間、この二分割庁舎を、忍耐をもって利用という犠牲となりました。
計画では、もう完成しているはずですが新庁舎建設は、一年も遅れのようです…。
(2) 庁舎二分割は「縮充」にあらず!
市は財政削減のため施設建設方針として「縮充」を提唱。機能複合化が基本です。
縮充方針にもかかわらず、庁舎は、なぜか「狭小・二分割」。 聞くところによりますと、将来、システム構築により、新庁舎は、スペースが余り「組織一体化」となるとか? 一体、何時の話でしよう。
⇒ 果たして、行政や議員さんには、本当に将来が、未来が見えているのでしようか?
● 総合計画の基本情報として人口推計は重要な要素です。市はH28年「人口ビジョン」において、「高浜-人口48千人超」の時期は「H33年」として様々な施策が立案されているかと思います。
ところが、H29年11月、人口は48千人を超えました。つまり、行政や議会は、市の人口予測を、1年先も読めない事態なのです。一年先は見えないが、十年先は見えているのでしようか?
⇒ 責任は、とらなくても良いようです? 責任は「市民の負担です」となるようです。
(3)高浜小学校の建設も「縮充建設」のはずですが…
学校だけ建設なら「20億円」が相場に対し、様々な施設を、縮充されず、寄せ集めで建設のため、巨額「50億円超」にて推進中です。
⇒ 財政削減が前提の施設建設を、目標や効果も説明無く強引な推進は市民負担増です!
「新しい施設は作らない」と宣言されたはずが、プール建設-800万円×30年を補助です!
⇒ また誤謬の施設建設を、強引に、且つ、市民に秘密で、推進のようです。
---高浜市民として-------☆---
● このように、新庁舎しかり、高小やプール建設しかり、財政削減効果も説明されず、施設建設方針「縮充」から逸脱した施設建設は誤謬の施政であることは明らかです!
● その責任は、市民と後世の市民にのしかかり、市民生活が犠牲となります。
⇒ 市民として、大人として、傍観ではなく「発言」「行動」すべき時節と思います!
☆ ご家庭で、町内で「施政のあり方」を話題にして頂ける日を期待させて頂きます!