☆市は「市庁舎はリース-20年-33億円建設」を市民の説明もそこそこに急に推進されたように思います。市民説明会は着工3か月前に開催!? 自分も庁舎の建替えを知ったのは着工、数か月経過後…。当時は市政に無関心な市民の一員でした。
・最近は、新庁舎付近を通過のたびに「旧庁舎の風格ある施設」を思い出し、「狭小庁舎を見て残念な無力感」を感じています。これを変えるには、20年も先です…。
●次に「高浜小は『PFI 方式-15年-50億円建設」も同様に極めて急な着工で、この進め方も強引です。着工後に、市議会に漸く「建設概要図」が配布されたようです。
・本来の進め方は「議会」や「市民」に設計図を閲覧後、意見を反映して着工が順当、且つ、無謬性を確保された進め方なのですが、着工後に「図面公開」とは誤謬です!
・児童や保護者には事前にイラストで計画案内され「好評」だったとか? 一般市民には説明会無し。要望があれば説明するとか?
(*「要望しない市民が悪い」とでも言われそうな案内の仕方です。納税者を無視か?)
・この「高小」は、今後「70年以上」の長期に渡り施設運営されると思います。
●しかし、大問題は、未だに、市議会や市民にも「財政効果」の説明が無い事です。
(*過去に13施設-49億円。縮充-37億円。▲12億円効果は頓挫し、現在10施設-50億円?)
・市民に説明される事も無く、恐らく、施設完成後に情報漏れを期待しかありません。
・お隣の「西尾市」では「PFI 建設」につき、計画を差し戻し、大改革が推進されているようで、当市の強引な推進に危機感を抱いています。メリットが分からないのです。
---高浜小の建設費------☆---
● 市が多用される「総務省単価」により「建設費」を推計してみました。(下記の表)
・しかし、問題は「縮充(複合)」による建設費の削減効果が反映されていません。
恐らく「2割」程度は削減できるはずです。 となると「▲約8億円」程度か?
施設名 |
設計面積 (㎡) |
構成割合(%) |
建設費 (億円-推定) |
高浜小(校舎・体育館等) |
9,929 |
85 |
33.5 |
地域交流施設 |
1,778 |
15 |
6.7 |
● 床面積の構成割合は「学校-85%」。縮充施設は圧倒的に教育施設のようです。
・総務省単価の試算結果は「学校-33.5億円」「地域施設-6.7億円」「合計-40.2億円」
(*「複合・大規模建設効果」を加味すれば「実建設費は32億円」の可能性もあり…)
・市は「建設費-48億円」で差額は「什器備品」「外構工事」や「金利手数料、維持管理、保全費」と説明です。 (*後日、推計を試みたいと思います)
(*実建設費との差額は「▲16億円?」常識で考えても、やはり財政効果は疑問です!?)
⇒ 市は「項目」だけ説明して「金額」を公表されない理由は何か? 秘密の施政です…
(*新築で初年から「保全費」を支払いとは? 施工ミスまで被る可能性も危惧します)
☆巨額の施設建設は財政効果や建設費(見積)を情報公開して透明性ある施政運営があるべき姿と思います!
透明性や、公明正大さは施政の基本的な要件です!