★今まで、もっぱら「施設計画」を検討してきました。次に「インフラ施設」と言われる土木分野に視点を向けて検討したいと思います。
● 市の資料は「施設計画と同じ、H26年~H70年」までの長期計画を立案されました。
・計画資料は、施設計画同様、財政投入の「合計額」を記載されず、市民に公開は「丁寧な説明」「適切な施政説明」が欠けている証です。
・改めて試算集計すると、なんと「342億円!」- 合計額の表記は常識と思いますが…!?
⇒ 勘ぐると、あえて「意図的に隠されている」と感じます。不適切な施政です。
【公共施設推進プラン : 合計 350億円】+【インフラ施設推進プラン : 合計 342億円】=【692億円】
---インフラ施設推進プラン---☆--- (*インフラ: 道路・橋・河川・公園・上水道・下水道)
★高浜には、お金が湧いてくる仕掛けでもあるのでしようか?
●「インフラ施設推進プラン」の財政投入計画額は、合計「342億円!」
・公共施設「350億円」と合わせれば「692億円!」。借金は「220億円!」
・更に、民間病院には「23億円」を補助! これで累計「53億円!」は適切でしょうか?
⇒ 説明無きまま、想像を超える、超巨額の事業計画に恐怖感すら覚えます!
疑問は「減税計画」も無く「介護保険料-県下第二位」の見直しも無い事です?
---インフラ・コスト計画見込---☆--- (*H30年度・インフラ施設推進プラン)
|
道路/橋梁 |
河川 |
公園 |
下水道 |
合計 (億円) |
|
修繕/更新 |
78.8 |
7.0 |
15.5 |
159.2 |
5.9 |
266.4 |
5.4 |
0 |
8.2 |
11.0 |
50.7 |
75.3 |
|
合計 |
84.2 |
7.0 |
23.7 |
170.2 |
56.6 |
341.7 |
(*修繕・更新-H26年~H70年、*保全アクションプラン-H30年~H33年 / 下水道-借金「20億円」)
---他市の動向例------------☆---
● 西尾市は「PFI事業-198億円」につき市長選挙にて争われ、事業反対の新人が当選!
・高浜は、残念ながら争点にされず回避されたのか? 本当に大丈夫なのでしょうか?
● 夕張市は、炭鉱産業の衰退を受け財政疲弊し、経営破たん。当市も「瓦」産業は、過去の隆盛は影も形も無いと聞きます。どこか似ているような気配を感じます。
・市は「公共施設計画では『500億円』を超えると財政破綻」と説明されました。
⇒「H30年度・公共施設総合管理計画-700億円」は、高浜の命運を賭けるのかも…!?
---市民の気づき---------☆---
☆今回の「施設総合管理計画」を確認し、市民の気づきを列記します!
● 経営感覚をもった施政運営を基本とすべきです。
(*税収増加+支出削減=市民へ還元。借金の削減+基金準備・新サービスの提供等々)
● 健全な財政運営のため「民間資本」に委託でなく、「基金」による施設建設や、「早期解体」を改め「施設の長寿命化」を厳守されるべきです。
● 施設寿命は「70年」では無く、他市と同様の「80年超」を目指すべきです!
●「血税の浪費」を避け、「市民負担の軽減 (減税)」を図ることが無謬性の施政です!
●「施政計画」を資料掲示でなく「解説と質疑応答が出来る説明会」を実施すべきです!
●「財政投入計画」は「丁寧な説明」に配慮され「事業合計額」を記載すべきです!
●「委託事業先」には、「企画提案力」や「効率改善力」の向上を要請すべきです!
●「事業計画 (10億円超)」は、市民アンケート等を実施し、その意向を反映すべきです!
施政の目的は「市民の最大幸福」のため!
行政や市議会は「市民の声の代弁」がお役目では?
無謬性を追求され、最適解を提供頂きたいものです!
---施政の誤謬事例-------☆---
*「市民ホール」が「小学校の体育館」という都市はいかほどあるのでしょうか?
(*もう「戦後」では無いのです。ホール解体は「戦後」に逆戻り施策です)
*「先日、市外の来訪者は『市役所が仮設ハウスみたいでガッカリ? お金無いの…?』
(*「リース-33億円」も掛けて「イメージダウン施設を建設」です)
*「庁舎を『ワンストップ』と説明? 市民は『行ったり来たり』- 33億円-20年の浪費!」
このまま市民もガッカリの施政運営が続きそうです!