● 公共施設を契機に、施政の情報に関与する機会が増えました。そして理解しつつある事は「まちづくり」が適切適正に推進されているのか? という疑問を強くしています。
●「まちづくり」は行政と議会にお任せしておけば良いものと思っていた無関心時代は問題意識も無く、「高浜」は「貧乏な街」という先入観だけでしたが、「中央公民館」の解体強行問題辺りから、徐々に施政動向の情報を入手機会が増え、その施政実態は、残念ながら「疑問」しか浮かびません … 最近では「不信感」を強めています …
● その実態情報として「まちづくり」の客観的な評価尺度のひとつであろう「住みよさランキング」や「生活ガイド」を参考に再確認を試みたいと思います。
--- 「評価情報」 ---☆---
●「住みよさランキング」-愛知県高浜市|自治体別住みよさランキング|三菱UFJ不動産販売「住まい」
●「生活ガイド.com」-高浜市の【統計データ】行政サービス情報|生活ガイド.com
⇒ 全国の自治体「792市と東京-20区」の「812市区」を母数とする比較情報です
--- 「住みよさランキング」 ---☆---
●高浜市の特徴は「富裕度-全国21位」と極めて上位にあること。にもかかわらず、
「安心度-632位」「利便度-734位」面が低く、「総合-322位」と中程なのです。
⇒ まちづくりは「安心度」と「利便性」の向上が課題との判断材料のひとつかと…。
住みよさ | 安心度 | 利便度 | 快適度 | 富裕度 | 総 合 |
高浜市 | 632 | 734 | 226 | 21 | 322位 |
●民間分院には「小学校-3校を更新」にも相当する「60億円補助」の財政投入を強行…
- 市民生活に直結する「まちづくり」には、その血税を有効活用されていないのでは…?
---「まちづくり」課題 ---☆---
■「安心度」-「632位」
・評価項目には「病院数」も含まれていますが、何より「医師数」が少ないようです
・かつて「福祉のまち」を標榜していましたが、現在はその片鱗も見る影も無いかと…
⇒「介護保険料」の高額制 (県下第二位とか?) だけが残っているように思います。
■ 市内に民間店舗「T-ポート」の一角に「医療村」があります。6軒ほどの医療機関がありますが、このような「まちづくり」を民間が企画された経営手腕に脱帽です。
・「生活ガイド」によれば、歯科医・小児科・産婦人科が少ないと指摘されてます。
■ 安心面では「防犯・防災や交通事故」も重要課題です。
・隣街は「防犯カメラ設置-1千台突破」とか? 当市は「数十台レベル」では不安です
・巨大地震が近々…と言われ、現在の隊員削減の消防体制では不安しかありません
・交通事故は「運転者・車・道路」が関与するそうです。道路や歩道の狭さも不安です
⇒ 最近、自転車が増加では…。歩道兼用ではなく自転車専用線も必要かと思います。
・交通移動手段として「いきいきバス」が運行されています。高齢化を迎え「免許返納」も叫ばれています。しかし、現在の「いきいきバス制度」は余りにも不便です。
⇒ 時代は「ICT」-「時間・場所」を自由指定の運行システムが確立されています
■「利便度」-「734位」
・評価項目には「小売店舗」や「飲食店数」が含まれています。
⇒ 難しい市場ですが「商工会」が役割機能を発揮されるべき分野かと思います。
・「行政」と「商工会」の協働施策展開の成果結果が「全国-734位」なのかも…。
・高校SBP部の「実験店舗」や、青年層と協働の商店街活性化の施策試行も方法かと…
■「快適度」-「226位」
・「水道料金」の高額さが指摘されています (*生活ガイド「579位」)
・「公園面積」の少なさも問題です (*生活ガイド「2.32㎡/人-756位」)
⇒「街路樹」の育成も考慮すべきです。刈り込むだけが管理では無いと思います
民間分院でなく「大家族」のまちづくりを切望します!
(次回も続けて「まちづくり」の検討を進めたいと思います)