● コントクリートの寿命は「百年」以上!!
・古代ローマの遺跡にも「コンクリート」が採用されているそうです。これを、なぜ、「築数十年の短期で解体」を繰り返されるのか?
⇒ 理由説明も無く解体は「市民の財産」を勝手に処分し「血税の浪費」は乱暴です!
---国内の税制制度による短期寿命---☆---
・ちまたで、よく聞くのが、建物寿命は「鉄筋コンクリート構造の事務所等で50 年」「住宅・学校等で47 年」と言われますが、これは税法上定められた期限のようです。
⇒ 決して「築50年」は、建物の物理的寿命を示すものではありません。
---工学的、技術的なコンクリート寿命---☆---
1.[建築学会] ・設計耐用年数をあらかじめ設定し、その設定に対応した品質を確保し
た設計、施工及び維持管理を行うこととしています。
・その設定区分は、耐用年数の代表値として、150 年、100 年、60 年、40 年等。
⇒ 現代では、コンクリート寿命も選択できる時代になったようです。
市が採用の「建設資材のコンクリート」は粗悪品では無いと信じたいものです。
2.[国土交通省] ・「RC造(コンクリート)の寿命に係る既往の研究例」によれば「鉄筋コンクリート建物の物理的寿命-117年と推定」 (飯塚裕(1979)「建築の維持管理」鹿島出版会)
・「鉄筋コンクリート効用持続年数」は、一般建物(住宅も含む)の耐用年数-120年、外装仕上により延命-耐用年数-150年」 (大蔵省主税局(1951)「固定資産の耐用年数の算定方式」)
⇒ 「コンクリート寿命 - 百年以上」十分、耐久性があるものと思われます。
3.[技術開発]・寿命一万年コンクリート(EIEN)も開発されたそうです。
⇒ コンクリートは「永遠に不滅の時代」が到来しているようです。
・補修技術も進み、大正時代(築80年)の施設も再生(リノベーション)されたそうです。
[検索] : 求道学舎リノベーション住宅 | 株式会社アークブレイン
⇒「市民の財産」を、末永く利用することを「国」も推奨しています。
市の「早期解体」は、この「国」の提案にも逆行です!
---公共施設の寿命-------☆---
●「公共施設は市民の財産です」「血税の結晶」です。これを解体とは市民無視では?
・中央公民館-築36年、旧庁舎-築40年、青少年ホーム-築40年、更に、武道館-築37年、体育センター-築40年を次々と解体は「大家族」を提唱される施政としてありえません!
(*中公解体は「施設資産価値-7億円」を「3億円で解体」これを民間病院に進呈…?)
・「百年」持つであろう「公共施設」を早期解体は「まちの破壊活動」になるのでは?
(*高浜だけ「ホール施設」も無い街に転落です。園児、児童は隣街で発表会…? )
・時代は絶えず移り変わっています。
・現代は「公共施設」も、手入れして、利用できる期間を長期化して、「大切」に使う施政対応が要求されているように思います。
(*従来の高浜の施設管理は「壊れたら治す」の修繕型。寿命維持管理は成行き?)
・かつての「スクラップ&ビルド」の時代は終わりました!
施政も意識改革を!!
市民が主役の施政運営こそ次代のあり方です!