・「台風19号」の被災状況の情報が日ごとに深刻さを増しています。更に、輪を掛けて、今夜の東海地方は「短時間大雨警報」が出ています。
・また、今週も、小規模の地震が「三重県」「駿河湾」に発生…。地球は、うごめいているのを感じます。
---「防災マップ」---☆---
・市民に4年前に配布の「防災マップ」(H27年版) の内容を再吟味したいと思います。
● 巨大地震に対する被害想定は「過去-最大モデル」と「理論-最大モデル」の二種類を条件設定され検討されています。
・その「各モデルの最大被災規模数」-「全壊・焼失棟数」を下記の表に掲載しました。
全壊/焼失 | 揺れ | 液状化 | 浸水津波 | 地震火災 | 合 計 | 要収容数 |
過去最大 | 500 | 10 | 20 | 500 | 1,100 | 2,750 |
理論最大 | 3,000 | 10 | 20 | 2,200 | 5,300 | 13,250 |
(*「要収容数」= 「被災合計戸数」✖「2.5人/戸」として試算 )
● 高浜の「指定避難所」-「収容数-3,100人」は「過去最大-基準」なのかもしれません
⇒ 昨今の「災害」は「過去最大」を超越した被災の現実を考えると、やはり不足では?
(*「台風19号」の河川氾濫・決壊は「100年」に一度の過去最大を超越の証しかと…)
・市民は、仮に「避難所」が満杯時の対応方法を事前検討と覚悟が必要かもしれません
(*本来「避難所」設定は行政課題と思われますが「過去最大」で強行のようです…)
● まち協-防災委員を経験時「吉浜小-体育館」の避難数を「市-300人」は不可能と確認
⇒ 当時のまち協-防災は「収容数-255人」(2㎡/人) 程度と試算。
・理由は「通路・救護・要支援者等」の「共用スペース」の確保が必要なこと。
・更に、最近の指定避難所スペース「3㎡/人」を条件とすれば「150人」に半減…
⇒ つまり、市の「避難収容-3,100人」は「市民-1万人超」が避難難民の可能性も…
・これでは被災時に「パニック」に陥る可能性が多分に予想され不適切の極みでは?
●「指定避難所」の避難は「弱者」に譲り、一般市民は「自力避難」の覚悟が必要です
「避難所計画」- 一般市民は「自力避難」が現実です…
(*「自力避難」- 自宅二階・自宅戸外・テント・クルマ(車中泊) … )
・市発行の「地震防災マップ」を再確認頂き、将来の災難に備えて頂きたいと思います
「避難所」の確保は「自助」の覚悟が必要なようです…!