● かねがね不思議に思うのは「まちづくり協議会」の組織と施設です。
・同協議会の役員さんや会員さんは、町内会役員の経験者が大半を占め、結果、平均年齢は「65才超」の高齢者組織となっているのではないでしょうか?
・活動内容は、地域起しのイベント行事をはじめ、防犯(警ら巡回)・防災活動・花壇整備等々、地域づくりのための諸々の活動をシルバーパワーを発揮され積極的に展開されています。
・この組織の活動拠点として「ふれあいプラザ」なる施設が設けられています。
● 疑問は、市は、施設方針を『縮充 (複合化)』とされながら、なぜ、まち協は「単独組織」の「単機能施設」を継続とは、矛盾の計画ではないでしょうか ?
・更に、活動内容が、極めて類似の「公民館」は、学校に機能縮充とされ「まち協施設」と完全分離されることは、重ねて矛盾以外のなにものでもないのでは…。
⇒「施設」も矛盾、「組織」も矛盾のまちづくり!
---まち協施設「ふれあいプラザ」---☆---
● 市内の各施設を比較してみましょう。
● まち協関連予算は「地域一括交付型」として配賦されます。(年間合計-3~4千万円)
■ 地域名 ・高浜 ・港 ・吉浜 ・高取 ・翼 ( 計 )
・活動予算 (百万円) 6.3 4.0 6.8 5.1 3.6 ( 25.8 )
・施設形態 単独 単独 単独 公民館 単独
・建築年度 S51 S54 H21 H7 H7(H20改修)
・利用率 (H26) 10.4% 44.1 10.4 28.0 10.5
・(公民館) (大山-13%) (22) (20) (同上) (中央-13)
・改修計画 H58 H61 H57 H49 H37
・改修費 (百万円) 161 154 87 (解 体) (保有見直し) ( 402 )
(*当時、中央公民館の利用率「13%」は低いと指摘され解体理由の一つとされました)
---高取地区のまち協施設---☆---
● 高取は「公民館」の中に「まち協機能」を複合化されています。
⇒ この複合形態が、まちづくり組織機能の自然な姿ではないかと思うのです。
・結果、施設利用率も高く、地域交流も向上し、血税の有効利用となるでしょう。
● また、高取公民館は「築42年」で早期解体され、高取小に縮充は無駄遣いでは…?
・果たして、地域の民意を反映された結果結論なのでしょうか?
⇒「まち協」と「公民館」を、またもや 分離分割が適正適切とは思えないのです。
● 防災上も疑問です。各地の公民館は「災害避難所」に指定されています。
・しかし「まち協施設」は「災害時」の役割機能は何も指定されていないのです。
・やがて「合計-4億円」も投じて改修予定なのに、平時の役割しか付与されないことは、施設のあり方として、血税投入の価値として、その有効性は疑問しかありません!
⇒ 平時は地域の「防災」を唱えながら、災害時は「学校」や「公民館」へは大疑問…!
● 先日、議員さん主催の「まちづくり会議」が開催されました。
・議員さんも「まち協」と「町内会」とを、いかに有効に結びつけるのか? 位置づけるのか? 明確な方向付けは難しく、未だに「暗中模索」という印象を受けました。
● 全てのハコモノを学校に縮充とされながら「まち協施設」を分離は矛盾しています。
⇒ 組織機能を明確化されず「ハコモノ」だけを先行建設は将来、禍根を残すのでは…?
● 隣街は「市民センター」に「公民館・児童館・老人センター」を縮充され、地域の生涯学習の施設、子どもからお年寄りまで集まれる施設、更に、市の出張所まで配置されています。
⇒ 本当に学校縮重は正解でしょうか? 「ホール」も平日は利用出来ません! 矛盾です!
「ハコモノ」先行し組織機能を後追いで配置は真逆です!
市民感覚では「まち協」と「公民館」は将来、組織機能を統合が適切と考えます。