t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高浜住民監査 -「能登半島地震」- 高浜防災体制 Ⅲ(指定避難所)    

● 徐々に「能登半島地震」の被害状況が判明しつつありますが、混迷を深めています。

・分かれば、分るほど、被害の甚大さに、何もかも押し潰される思いが募ります…

⇒ 被災地の復旧は、恐らく、五年十年の歳月と未曾有の財政投入が必要と思われます

 

 能登地震の被災状況は、真に筆舌に尽くしがたい実態のようです・・・

 現地では "道楽" を楽しんでいる余裕など 微塵もありません… 未来の高浜の姿かも…

 次は「東京」か「南海トラフ」との予測が現実化に近づいているのでは・・・

 

---「奥能登」の被災実態 -再確認--☆---

・24.01.05 - 中日新聞-社会面- 『ぎりぎり 支援いつ - 孤立 水、食料わずか』…

⇒「主な被害状況-避難状況」も掲載されてました。要約し下表を作成しました。

 

<奥能登自治体> 

 

<避難数>   *24.01.04現在 -  人口は23年4月調査

24.01.04 人口-千人 避難数-千人 避難率 倒壊家屋
輪島市    23.5  12.4  53%  火災-200棟
珠洲市    12.8    7.0  55%  山肌崩壊
能登町    15.4    5.5  36%  火災- 20棟
穴水町      7.5    3.8  51%       17棟
七尾市    48.8    2.6    5%     129棟
志賀町    18.6    1.3    7%      23棟
合計  126.6  32.6  26%  169+220+
         
平均      21.1       5.4     34%     多数

 

・「避難人口」は、最低でも26%。平均-34% と 多くの方が避難されてます。

・「避難期間」は、東北地震では、仮設住宅を完全退去されたのは確か2年後か…

⇒「大地震」では、避難所生活の長期化につき、準備と覚悟が必要なようです。

 

 「避難所生活」は 過酷な試練を強いられます。僅かでも快適化の工夫が必要…

 

 

---「高浜」- 指定避難所 ---☆---

・今回、改めて「高浜-防災計画」を確認しました。指定避難所を下記に抜粋します。

  (*「指定避難所」- 危険が無くなるまで、または家に戻れない市民の滞在施設 ) 

⇒ 収容人数は「3,533人」- 市民5万人の7%!? -「26%-13千人」~「34%-17千人!

・とても "充足" とは思えない ズサンさえも感ずる「防災計画」となっています。 

 

・問題は「指定避難所-収容人数」は、実際には 更に "半減" が現実となります!! 

避難収容数は「施設面積」を「3㎡/人」として除算した計算上の人数ですから…

・実際には「4㎡/人」が現実的な面積 - つまり「10,600㎡÷4㎡/人=2,650人」-5%

⇒ これを 市民5万人の「防災計画」とは、余りにも 机上の空論 のように思います。

 

・計算上は「合計-3,533人」ですが、隙間も無い、通路も無い避難所は ありえません

「避難者」は生きている市民-ヒトなのです - 大地震の被災避難は「最短でも数カ月」

・最近の避難所は「テント」や「防災ベッド」を採用 - よって「4㎡/人」が妥当です!

 

●「高浜」の防災計画は、恐らく「一週間」程度の短期避難を想定と思われます。

⇒「学校」教育を数か月間も停滞は不可能 - よって体育館や幼稚園を長期利用は不可!

 

● ボートチケットショップやスポーツクラブを長期利用も補償金が発生と思われます。

・補償金を提供も、民間は お客様第一と早期の営業再開が最優先課題で避難所は無理!?

⇒ これらを勘案すれば、多めに見積もっても「約1千人」の2%程度と想像されます

 

・あるいは、民間会社と、避難者を数か月受け入れる契約でもされたのでしょうか…?

であれば、民間会社には、被災しても利益補償する優遇方式を構築提供では…?

 

    現在の「防災計画」の収容人数は、実際には「約1千人」と2%程度の狭小計画!!

    市民-1万人を放置し、路頭に迷わす "残酷" で "無謀" な計画と思われます。

 

   「防災計画」は、今、出来る範囲ではなく、最悪を想定した計画があり方!!

   「市民」の生命を護る 本気の計画立案を望むものです…。

 

 

---「高浜」避難所-運営マニュアル ---☆---

・同マニュアルには「指定避難所」の配置事例案が記載されています (*下記)

体育館 - 避難所は「通路、物資配布、育児場所等」が必要と記載されてます。

 

<体育館-配置案> 

・これが「長期-避難生活」を、少しでも快適に過ごす工夫の方策です。

例えば「吉浜小-体育館」- 収容計算-300人は、現実は-100人程度に…!

 

・この避難所面積の狭小に気づいたのは、町内会-防災訓練の実体験からの教訓です。

避難訓練にて、吉小-体育館-避難収容-3百人が、配置検討の結果-"百人"に愕然!!

 

    残念ながら「防災計画」には反映されず、隠蔽捏造処理されたのでは… 

 

---「指定避難所」再検討 ---☆---

「高浜」にて試算 -「人口-50千人」-「避難-10千人」と仮定してみます…

「指定避難所-収容-10千人」では「40千㎡」を必要とします。

 

・「車中泊」避難 - 半分の5千人と仮定しても「5千人-20千㎡」が必要。

「高小-メインアリーナ」や「サブアリーナ」-900㎡級の施設が20棟は必要!

 

・「旧-市民病院-8,623㎡」は 避難収容-2千人の施設を早期解体も裏切り行政の証し

  (*「市民病院-北棟-築39年。南棟-築23年」で "早期解体" は市民の生命も無視! )

 

 

---「行政」のあり方 ---☆---

・「市民」の "安全安心" を最優先に確保があり方です。ところが…、

⇒「早期解体」等による「公共施設」の面積削減強行は "市民の生命" を軽視の悪政…

     (*「先代首長の功績潰し」という私情で早期解体は いかがなものか…? )

 

☆「高浜」防災計画、防災体制は 根底から見直しが必要です - 能登地震の教訓です。 

・「能登地震」は 生命を賭して、貴重な "警告" や "教訓" を発しています。

  

 「明日は我が身」が 現実となる日は 絶対に来るようですから・・・ 

 

 

---「さいご」に----☆---

   真剣なる防災体制の早期拡充を望むものです…

    (*「消防体制」の拡充も喫緊の課題と映りました - 消火方法すらも再検討が必要 ) 

 

      浮世絵道楽の美術館-百億円より、災害に強い "まちづくり" に投入があり方です…

   安全安心な "まちづくり" は 市民全員 - 大家族の願いです… 

 

    「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」- 早期実現を…!

   (*「資源ゴミ立当番制」こそ "早期解体" があり方です- 選挙対策とは呆れます ) 

 

 

       (最後まで、ありがとうございました。)

 

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