t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」を、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として残念ですが止むに止まれず警鐘を発する必要性を痛感し、警報発信するものです…

高浜住民監査 -「能登半島地震」- 高浜防災体制 Ⅳ (公共施設)    

「大地震」の残酷さを思い知らされます … 死者-126人、安否不明-210人 …

「防災対策」が、如何に最重要課題として取り組むべきかを再認識させれられます…

 

・「高浜」の公共施設の実態は「指定避難所」を "狭小化"は市民を犠牲は明白です…。

 

---「奥能登自治体の避難状況」---☆---

● 未曾有の大規模災害は一週間経過も進展の様相無く、復旧まで数年が見込まれます。

・注目すべきは、避難数 -「輪島市珠洲市能登町等-3万人余」を即日に大量収容!

これを可能ならしめたのは「公共施設」の受け皿が整備されていた結果のようです…

 

24.01.06  人口  避難数  避難率  倒壊家屋
       千人     千人      %      棟
輪島市    23.5      12.5      53%  火災-200
珠洲市    12.8        7.1      56%  山肌崩壊
能登町    15.4        4.2      27%  火災-20棟
穴水町      7.5        2.7      36%      200棟
七尾市    48.8        2.5        5%      225棟
志賀町    18.6        1.1        6%        23棟
合計  126.6      30.1       24%   448+220

 

 

<各自治体の指定避難所の整備状況>

・各自治体、特に、多数の避難者発生の奥能登の「指定避難所」を確認してみました。

⇒ 奥能登地区の「指定避難所」の収容数を集計結果は実際の避難数を上回っています

・これが "万が一" を想定した「防災計画」のあり方を実現した行政施策の結果では…

 

・残念ですが「珠洲市」は、避難市民の半数しか収容できず混乱発生と想像されます

恐らく「車中泊」を 余儀なくされた お気の毒な市民も多い事かと察します。

  (*「高浜」も、このケースを踏襲ではと不安が募ります… ) 

 

避難施設  人口 指定避難所  (内-公民館)   避難実績  収容率
      千人     千人     千人     千人  
輪島市   24  17.9   3.8  12.5     143%
珠洲市   13    3.4   0.4    7.1       48%
能登町   15  20.0   5.9    4.2     479%
合計   52  41.3    10.1  23.8     174%
           
高浜   49    3.5      0.9  (10)      35%
高浜/能登       95%        9%        8%   42%      20%

 

・偶然、人口は「奥能登-合計」と「高浜」が ほぼ同等となりました。

⇒ 懸念されるのは「指定避難所」収容数が「高浜- (公称) 3千人」と極小化の防災計画

 

・「高浜」-「指定避難所-収容数-3.5千人-7%」で充足と判断は如何なる根拠か…?

   (`「珠洲市」は 人口12.8千人に対し、指定避難所-収容-3.4千人は26%… ) 

能登地震」の避難状況は「避難率-24%」 であれば「高浜-12千人」相当…

 

・大地震等の発生時 -「高浜市民」が 路頭に迷うことも 放置は "見殺し" では…

 

・上表は「高浜-避難数」を奥能登地区の半分 -1万人としても収容率-35%は過少!!

⇒ 実際の避難収容数は「1千人」程しかなく、避難所不足は明白ではないでしょうか

・「高浜」公共施設を「狭小」と「早期解体」を強行は "市民の生命" を軽視の証し…

 

 

<「高浜-公共施設」の実態>

・「市民生活」の利便性を提供し「指定避難所」ともなる公共施設は「市庁舎」や

 「市民会館」「公民館」と「体育館」等になると思われます。

「高浜」は、避難所に転用出来ない「美術館」だけ広く、避難施設の狭小化を強行!

 

赤字」施設は「指定避難所」にも転用可能な複合機能施設。

面積-㎡ 庁舎 市民会館 民館
図書館 博物館 体育館 合計
輪島市  4,678  8,454 10,129  1,567  2,173 16,295 43,296
珠洲市  4,463  3,512   4,635  2,212   -   3,138 17,960
能登町  5,529   - 12,491     652   -   8,436 27,108
平均  4,890  5,983   9,085  1,477  2,173   9,290 29,455
高浜  3,706     200   1,147     280  4,389      925 10,647
高浜/平均   76%      3%    13%    19%   202%     10%    36%

 

●「奥能登自治体と人口は3倍にもかかわらず、公共施設の面積は3割程度に狭小化!

・「高浜-公共施設」を 全国最低に 狭小化は "市民の生命" を犠牲も 無視のようです。

これを「大家族」宣言は、残念な行政、裏切り行政 の証しではないでしょうか… 

 

 

<自治体の市勢規模>

能登 面積-㎢ 人口-千人 職員-人 職員/千人 歳入-億円
輪島市    426      24    305      13    253
珠洲市    247      13    197      15    138
能登町    273      15    227      15    168
平均    315      17    243      14    186
高浜      13      49    246        5    182
高浜/平均      4%   285%    101%     35%    98%

 

・「高浜」は「面積は狭く、人口は3倍、職員数も歳入額も同等」のスモールシティ

疑問は「人口」は多いのに「職員も歳入も同等」は "異常" - 経営バランスの欠落!? 

「浮世絵道楽-美術館-百億円投入」に傾注している場合ではないことも当然です。 

 

・「被災」からの復興は、まずは「人-職員」の "戦力確保" が 最優先課題となります

⇒「高浜」の職員削減策も「災害」に 弱い "まちづくり" の象徴的で残念な人事戦略!

 

・大局的には「公共施設」は集約し「大規模建設-高層化」があり方と思われます。

現在、行政が強行中の「高浜-縮充狭小」は "市民の生命" を犠牲とする過ちです。

 

   「浮世絵-道楽」より、まずは「安全安心」な "防災計画" の実現があり方です  

 

 

---能登地震」の教訓 ---☆---

・「能登地震」の教訓は「リース」も「高小」も「プール廃止」も"地震対策"に逆行!!

「高浜-縮充」は "災害に弱い" "市民の命を軽視" の まちづくり と判明しました!!

 

・「まちづくり」根本は「市民の安全安心」を確保が最優先課題であることは自明の理

この原理原則を無視し "特定業者を過剰優遇を強行" が 過ちの根本原因と思われます  

   

      真の「大家族」精神 -「市民本位」の あり方 を取り戻して戴きたいものです… 

 

 

  (最後まで、ありがとうございました) 

 

高浜の住民自治- 住民監査 Mail  yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責矢野義幸