●「大地震」の残酷さは日が経つにつれ増します … 死者-202人、安否不明-102人…
・「災害関連死」- 避難所で亡くなられた方 - 既に6人も… 避難生活も過酷なようです
⇒「防災対策」を最重要課題として取り組むことが、自治体の使命とも思われます…
1・「高浜」-「指定避難所-収容数」は3533人 - 全人口の7%で十分なのでしょうか
2・次の疑問は 指定避難所の占有面積 -「3㎡/人」を採用 - 実態は鮨詰めの避難所です
⇒ 収容数は現在の公共施設で 避難利用可能な施設全ての床面積を「3㎡」で除した数
・イメージ的には、例えば「トイレ」の扉の前まで、就寝スペースとした収容数です
⇒ 避難期間は "数分"では無いのです - 大災害では最低でも数週間、数か月を耐え抜け
る環境整備 - 肉体的にも、精神的にも、ストレスを軽減した対策があり方なのです。
就寝スペースが必要な「指定避難所」の面積は「4~5㎡/人」が必要なようです
● 残念ながら「高浜」の 公共施設の面積は「5万人規模」の自治体では 全国最低…!
・市民の生命維持の「公共施設」を早期解体・面積狭小を強行は「避難所不足」を形成
⇒「防災体制」の整備は、計画段階から、既に "机上の空論" となっています。
防災体制は "避難所" となる「公共施設」の拡充が必要 -「狭小・解体」は逆行です!
「道楽-美術館に百億円投入」の前に、避難所となる施設整備が基本的な優先課題です
---「石川県の新設-避難所例」---☆---
● 24.01.09-中日新聞-P.18に「金沢市-いしかわ総合スポーツセンター (体育館) に、
急遽、避難所を設けた」と、写真記事が掲載されていました。
<石川県-いしかわ総合スポーツセンター> *「北国新聞」より
・金沢市は、「被災者を一時的に収容する「1.5次避難所」を開設。
・「体育館」内に、防災用テント-230張を設置。「マット」や「毛布」も準備。
・「テント」の床面積は4.4 ㎡ - 「1~3人」にて使用設定。
⇒ 収容人数は「5百人~6百人」を計画された模様…。
・「いしかわ総合スポーツセンター」-「指定避難所」の避難面積
・「メインアリーナ」- 床面積 -3,680 ㎡(80m×46m)・ 観客座席数 -5,019席。
⇒ 避難所-一人当り面積 -「3,680 ㎡」÷「5百人~6百人」⇒「7.3㎡~6.1㎡/人」
<指定避難所の必要要件>
・一つの事例ですが「避難期間」長期化の場合、避難面積は「7㎡~6㎡/人」が目標!
⇒ 更に、家族単位の「テント」や「仕切壁」を追加し プライバシー確保も設置要件。
・そして避難者の健康維持のためにも「ベッド」を設け、床面から高くする工夫も必要
(*既に「奥能登」では「新型コロナ」や「ノロウィルス」も発生とか… )
<「高浜」の指定避難所に必要な面積試算>
・「避難者-3,500人」✖「避難面積-「7㎡~6㎡/人」」⇒「24千㎡~21千㎡」
⇒ 現在の「指定避難所」- 10千㎡では、収容数は 実質-約2千人と過少すぎます…
・「体育館」の空調も必須要件では…「高小」だけ「空調」有り「非常発電機」有り!
⇒ とても "公正公平" な 施設整備とも思われません。「避難所」要件も欠落では…。
・「奥能登」では「飲料水」は確保できても、「生活用水」に困窮とか…。
(*「生活用水」- 手洗い・トイレ排水・施設清掃・風呂 (シャワー)・衣類等の洗濯… )
⇒「学校-プール」の "貯水" を活用工夫されている映像もありました。
・「高浜」は「学校-プール」も 解体は "生活用水"を どのような供給計画なのでしょう
<「高浜」の公共施設>
・「学校施設」は約54千㎡ - この半分程度の施設スペースが「指定避難所」に必要!!
⇒ まさか「教室」を避難所とするなら、子どもをも 犠牲とすることとなります。
---「高浜」-施設管理動向 ---☆---
●「早期解体」- 中央公民館・市庁舎・勤労青少年ホーム・体育センタ・旧市民病院…
・「早期解体」の施設面積は「20千㎡」超にもなるようです。もったいない限り…
⇒「庁舎」だけ耐震建替え。市民の避難所を解体は 余りにも自己中心的な行政の証し
これを「大家族」と宣言も、虚しさばかりが募ります… "誤謬" の行政判断の証し…
やはり「公共施設-長寿命化」が あり方であり「早期解体」「縮充」は失敗でした…
南海トラフ対策は喫緊の課題 -「リース庁舎」や「高小」は 市民を犠牲の施設…!!
「高浜 (まち)」や「大家族」を "どうする" おつもりなのでしょう ・・・
(最後まで、ありがとうございました。)