★高浜市発行の「当初予算の概要」について、続いて検討します。
● P.35 - 「小学校の維持管理事業 (長寿命化計画)」 - 「15,247千円」について
⇒ 不可解は、特に「高取小学校」への財政投入が二重、三重に重複しているのでは?!
---小学校の維持管理事業---☆---
●この事業は「ハコモノの財政削減のため、現状の施設の大規模改修や更新費用を把握のため、実態を調査する」事業です。
⇒ この調査(耐力度・改修調査等)のため、「約15百万円」をかける「委託事業!」
(*「入札」は4月。「落札率」は監視項目。高浜は異常に高率の落札率は不適切です。このように書くと「情報非公開」とされるかもしれません…? )
---維持管理事業の予算-----☆---
● 事業積算内容 : 「耐力度調査」と「長寿命化基礎調査」
・ 吉浜小 - 5,738千円 /・高取小 - 3,899千円 /・港 小 - 5,610千円
● 疑問に思う事は…、
① H26年「公共施設あり方計画」に「全学校の『耐震診断は実施済み』」と記載有り。
② 今回、巨額の血税を投入して、再度「耐力度調査」とは、必要なのでしようか?
③ H29年「高取小・大規模改修計画」の「現地調査」には「耐力調査」をされず設計??
⇒ この数年間に「耐力調査」と称し、複数回の現場調査は浪費の可能性が高いのでは?!
---市民の素朴な疑問--------☆---
●「高取小学校の大規模改修計画」
・「高取小学校」は「昨年(29年)も大規模改修計画の工事内容と概算予算」の把握を目的とされ「調査・設計・報告書作成」に「4,961千円」を予算化されていました!
(*資料 : H29年 - 当初予算の概要 - P.37「高取小学校-大規模改修基本計画」に計上)
⇒ H29年大規模改修計画のための現地調査は「耐力度や長寿命化」を除外されたのか?
・常識では、現地調査として基本中の基本要素と思われますが…? 不可解な事象です?
---委託事業の積算内容------☆--- (*H29年 - 予算概要: P37を抜粋します)
①校舎の現地調査 ②現行法令への適合性の確認 (建築基準法・消防法)
③基本計画の作成 ➃工事方法の検討 ⑤概算予算の算出 ⑥報告書の提出
● 「目指す成果」
1.外壁の補修を図り、施設内部の改修により、安全で快適な学習環境が保持できる。
2.校舎の劣化を抑えることにより、延命化を図ることができる、とされています。
⇒ なのに、H29年は「地震耐力」や「長寿命化」は設計除外されていたのでしようか?
・つまり「30年度-高取小-3,899千円」の目的範囲と、「29年度-高取小建設計画-4,961千円」の目的範囲は、どこが、どう違うのか? なぜ、2年間に渡り調査が必要なのか?
・「耐力度や長寿命化」を除外し、作成された「建設計画書」は適正なのでしようか?
ますます、不可解な「予算概要」です??
・「将来世代」に、建設費の約6割もの借金負債を負わせ、推進されるハコモノ計画!
(*高取小 - H32年「11億円(借金-6.3億円)。これをH46年、改修 13年で解体予定!」)
「適正さ」「適切さ」の 説明責任を果たして頂きたい!