・天候は全国的に大雨で、死亡事故が多発。避難指示も広い範囲で発令され、今年の天気は異常です。
・オウムの松本死刑囚や元幹部6名の刑が6日、同日執行されたそうです。悪夢は終り?
● さて、高浜の施設計画につき検討したいと思います。市はリース建設の正当性の説明責任を果たされず建設強行のため、止む無く、住民として検証を試みたいと思います。
---施設建設費用の試算情報---☆---
●改めて「施設建設費」を試算し、適正・適切性を確認したいと思います。
・基本情報は「総務省」による「公共施設の更新および大規模改修工事の単価」
・二つ目は「不動産実務」による「建築着工統計調査報告」による建築単価を参考情報として試算しました。
---市庁舎は「10億円」の建設物件では?---☆---
・市の「公共施設マネジメント」>「市役所本庁舎整備事業」 を検索してみます。
・Q6.整備費用はいくらかかるの?
・市は、「概算の事業費は、建物建設にかかる費用や20年間の庁舎の維持管理・運営費などを含め、総額で33.2億円を予定していました。」
「また、建物を民間から賃借する方法を取り入れることで、費用を20年間のリース料として平準化して支払っていきます。」
「このことにより、財政負担の軽減や整備にかかる費用を可能な限り節減し、その財源を老朽化の進行著しい高浜小学校の建替え整備に充てます」と、市の回答。
---新庁舎の建替え費を試算---☆---
● できるだけ情報を集めて建設費を試算してみました。
・床面積 「旧庁舎 - 7,798㎡ 」対「新庁舎 - 3,668㎡」
⇒・床面積は旧庁舎に比べ「47%」に減少です。なのに、意外と高額は疑問です?
・市は、旧庁舎を改修の場合「施設-19.9億円。維持管理-12.6億円」
・リース建設は「33億円」で済む。リース建設は「施設-14.4億円。維持管理-14.1億円」「財政効果▲10%」と概要説明されています。
*「リース有利と誤謬の説明」
●ところが、当時、下記の三つの大切な要素は説明無し。「同規模の施設建設比較」と誤解を生むような資料で、市民に説明は行政としていかがなものでしょう。
⇒ ※「リース建設の欠点」
「床面積は半減の狭小化」/「施設寿命は20年と短命」/「行政組織は分割」
⇒「この三要素を省いて説明は不適切な行政対応です! 」
---建設費の試算----------☆---
●市が多用の「総務省の建設単価」は-庁舎等は「改修-25万円/㎡」「更新-40万円/㎡」
・この施設期間条件は「改修-30年」「更新-60年」と設定されています。
・更に「新耐震基準」なのです。公共施設の耐震基準は更に「頑強」を求められます。
⇒「リース物件」は民間施設のため「耐震強度」は、公共施設並みの強度は必要無し!
● この耐震強度が低い分だけ「安価に建設できるのです」
⇒「民間事務所」の「更新相場-28万円」を適用し試算すると「新庁舎規模-10億円!?」
・ある民間工務店さんは「5億円で建てても儲かる」と豪語されてました。
⇒「財政効果」が不透明な「リース建設」を選択されて、どんなメリットがあるのか?
---高浜市民の選択---☆---
・高浜市民は「庁舎・リース-20年・33億円」を承認されたのですが、余りにも「もったいない」選択でした!
⇒「耐震強度は弱い」、「建設費は公共施設並みに高額」、「天井も低い、狭小施設」、これを「20年で解体」は「血税の無駄遣い」そのものと思います。
・これを「行政」も「議会」も共同で推進は「裏切り行為」ではないでしようか?
⇒ なぜ、このような不合理な建設方法を選択されたのか?
理由を説明頂きたいと思います。説明が責務では?!
「リース21年目」また「巨額 (推定40億円) 」で庁舎更新!?
「これでも庁舎リース建設は有効なのでしょうか??」
---「リース工事の工期遅延」---☆---
● 長~い工事でした。2年と9ケ月。市民指摘の「アスベスト含有」も無視され、工事途中で「随意契約 - 5千万円追加」による「巨額のアスベスト除去工事」。
・そもそも「旧庁舎改修」は「工期が長い」が否定要因だったかと思いますが「狭小施設のリース工事」の長期遅延工事は問題無し。とする根拠が理解出来ません。
● 一般的な建設工事では「工事遅延の補償契約制度」があり、施主(市民)に対する補償が必ず発生するものでずか、民間業者に優しい高浜は「お咎めなし」なのでしようか?
(*うわさでは「市内業者には手厳しい対応をされた」とか? 不可解な臭いを感じます)
「財政効果」のない、不可解な「庁舎リース建設の工事遅延」は市民が犠牲でした!