t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 環境 - 温暖化対策 Ⅱ

・今回は、続いて、高浜の「環境問題の取組み」について検討したいと思います。

● 先回ブログの末尾に記載の「高浜」環境保護について、計画立案を知りました。

・次の問題は「計画立案」や「経過や結果」が市民に周知されていないこと。

秘密に推進する課題ではなく、公表してこその「環境保護活動」かと思います。

 

--- 高浜の環境保護活動 ---☆---

その「地球環境保護の行動計画」を再確認したいと思います。施策開始は「H22年」

来年度-市制50周年が「環境保護施政-10年」の集大成となる時期となります。

・果たして、どのような成果、結果となるのでしょうか? 

 

--- 第一次計画は「失敗」---☆--- 

・第一次計画は「H22年」に立案施行されたようです。

・しかし、結果は、「H25年度の取組結果」として、温室効果ガス(CO2)の総排出量は、基準年度(H20年度)に比べ「+6.3%」の増加となりました。と「失敗報告

・市は「教育施設は、排出量が減少している。その他の項目は、増加してしまった」

第一次計画は、計画目標に逆行で意義も効果も無し!?

   [検索] :   高浜市地球温暖化対策実行計画

・これではグレタ・トゥーンベリさんも、知った市民も怒りを現すのは当然では?

 

--- 第二次計画 ---☆---

・第二次計画は「H27年」に立案施行されたようです。

 [検索] :   http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/keizai/shigoto/kankyo/ondankataisaku.pdf

 ・この第二次計画も「従来の解決策で十分」と施策継続ではないでしょうか?

 

--- 計画の具体的内容 ---☆---  実際の方針や目標を確認します

● 基本方針
 (1)全ての事務及び事業について、温室効果ガスの排出抑制に努めます。
 (2)進捗状況を公表していくことにより、計画の実効性を確保します。

本当に「進捗-公表」され、「実効性-確保」されたのでしょうか?  


● 目標(地球温暖化に関する目標)
 次の数値目標の達成を図り、地球温暖化対策を積極的に推進します。
 ・二酸化炭素の排出量をH31年度までに、H20年度比で「6%」を削減。

「2050年」-「ゼロ-エミッション」を実現には「毎年-6%」削減が必須です

 ・現在の地球温暖化対策計画-5年で「6%削減」では、百年以上を要するのでは…

 

--- 高浜の取組み内容 ---☆---

● 本当に、下記の施策で、目標達成できるか疑問ですが、ご参考までに列記します。

1. 施設設備の改善等

・街路灯(水銀灯)等の照明設備を省エネルギータイプに転換を図る。

・施設の改築をする場合は、環境に配慮した工事を実施するとともに、環境負荷の低減に配慮した施設整備を図り、適正な管理に努める。

施設「早期解体」の強行は、この環境保護に反し、エネルギーと資源の浪費です。

・公用車の更新時に、小型車や低燃費車、ハイブリッドカーの導入を図る。

時代は「電気自動車」にまで進化しています。

 

2. 物品購入等

・電気製品等の物品購入は、省エネルギータイプで環境負荷の少ないもののを購入。

・事務用品は、 詰め替えやリサイクル可能な消耗品を購入する。

・環境ラベリング(エコマーク、グリンマーク等)対象製品を購入する。

 

3. その他の取り組み

①「電気使用量の削減」

・庁舎内の照明器具等、昼休みの消灯や時間外での不必要箇所の消灯を行う。

・退庁時に、電気器具、OA危機の電源が切られていることを確認する。

・空調設備の運転や、エレベータの利用を自制する。

 

燃料使用量の削減

・公用車は、急発進、急加速せず、適正に整備・管理し、排気ガスを削減する。

 

ゴミの減量、リサイクル

・物品の再利用や修理による長期利用に努め、ゴミの減量化を図る。

公共施設の「早期解体」は、この方針に反するものです。矛盾も無視は傲慢です

 

用紙類

・両面印刷、裏面コピーを徹底し、用紙の削減に努める。リサイクル用紙を購入する

 

水道

・日常的に節水を心がける。

「心がける」で目標達成できるのでしょうか?

 

環境保全に関する率先実行の推進

クールビズウォームビズを推進する。・ノー残業デーを推進する。

 

ゼロ-エミッション」は変革的な施政執務のあり方の見直しが必要です。

 

--- 進捗管理 ---☆---

第4章推進・点検体制及び進捗状況の公表

 1.推進体制

  「推進担当者」「事務局」を設け、計画の着実な推進と進行管理を行う。

 (1)推進担当者

 ・「推進担当者」は計画の推進及び進捗状況を把握し、計画の総合的な推進を図る。

(2)事務局

 ・事務局を置き、計画全体の推進及び進捗状況を把握し、総合的な進行管理を行う。

 ⇒「地球を護る」計画事務局を兼任体制で実現できるのでしょうか?  真剣さが疑問!

 

2.点検体制

 ・「事務局」は、定期的に進捗状況の把握を行うため、定期的な点検評価を行う。

 

3.進捗状況の公表

 ・計画の進捗状況、点検評価結果及び直近年度の温室効果ガス排出量については、

  定期的に、市広報誌やホームページ等により公表する。

H22年以来、市の「排出量」の公表に気づいた経験無く、実行実績は何処に公表…!?

 

  計画立案ではなく到達目標の必達が地球の望みです

 

--- 市民の素朴な想い ---☆---

● 「地球環境保護」は、役所だけではなく「地球人全員」の課題です。

・庁舎の施策目標だけでなく、「市民」に対する生活目標、指針、実態をも周知される

   ことが「施政のあり方」ではないでしょうか?

 

「地球の叫び」に真摯に聞き入り、施政展開が無謬性です

 

 (最後まで、ご精読いだき ありがとうございました)

 

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