t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 施設計画を強行の疑問 Ⅲ -監査請求

・本日は、新聞記事対応のため、若干、早めに更新とさせて頂きます。

19.10.09 - 中日新聞 - P.10 - 西三河版 -「高浜市公共工事で発注手続きに違法性」

 があると「住民自治をめざす会等の市民-27人」が共同で「住民監査請求」しました

・この概要をご案内したいと思います。 (法律面にも素人のため、大略的な情報です)

 

--- 工事現場の状況 ---☆--- (*この残土処理の予算手当ての方法が問題なのです)

市は「勤労青少年ホーム (築42年) - 論地町 」を早期解体し、跡地活用策を公募。

結果「民間プール会社」が「プール建設」することに。

・更に「学校-水泳指導」も加え「一校当り-3百万円」にて委託…期間は「30年契約!!

 

議会や工事入札でも二転三転のこの「残土処理」は不適切な施政対応が露見しました

● まずは、工事概要を確認したいと思います - この写真の土砂を産廃処分に「2億円!

通常の相場「約1億円」の"倍額"で発注契約は大家族を裏切る施政判断と思います。

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「青少年ホーム」解体時、地中の「瓦」やガレキ等の処分責任は高浜市にあると契約

⇒ 市有地の地中に「瓦ガレキ」があるのは常識とか? 高小でも発生…不利な契約を締結

   (*素人目ながら「ガレキ含有度 - 2~3割未満」、なぜ、全額負担なのでしょう? )

 

● 結果 -「ガレキ発生土」-「4,500㎥」の運搬.処理に今回「2億円余」の予算を決裁。

単純計算で「処分単価 - 約4万5千円/㎥」は「相場の倍額」!?… 業者さんには優しい

 

● この業者 - 産廃処分業者でなく「プール運営会社」と「プール建設会社」に発注!?

結果 -「地元の産廃業者さん」に丸投げとなったようです。

 

● 不可解は、この工事前にも「残土発生」しましたが、これは市が直接処理した模様。

この時の「残土」は700㎥程度と少量。但し、この土量も議会追求されたようです

・「巨額」となると特定の業者さんに、個別発注は不可解しかありません…

 

● 更なる不可解は、実は「同工事は入札により『約9千万円』で落札」された工事案件

 (*「入札情報」-「30高財入第120号」⇒ 現在- 市HPより削除抹消されてます )

   (*この工事は「業者側が落札辞退」- 原因は落札後、支払条件を3年分割と変更の為 )

市は落札後、条件変更は「イジメ」か「嫌がらせ」- 不適切な入札処理の結果です

 

■ 今回、これを「倍額以上」の「2億円超」で転注はありえないと検討調査の結果「行政の進め方が法律上、不適切さがある」と判明し「住民監査請求」となったのです。

ひょっとして「転注」を目的に、「9千万円工事」を辞退させた可能性も…

  「2億円」工事の支払い方法を調べれば分かると思います…

 

・本来は「議会」の「監視機能」で指摘されるべき案件なのです。機能不全の証しです

 

--- 住民監査請求 ---☆---

1・「2億円」もの巨額工事は通常「競争入札」です。今回は、事前決定の「随意契約

この「随意契約」とする「根拠・理由」が決裁文書に記載無く「決裁」は違法行為

  (*「随意契約」- 予め発注先を決定し「価格交渉」する方法-高浜では多用されてます )

  (*「工事額」を「倍額」とする交渉は、いかなる目的か? 経緯か? 効果か? 不明です  )

 

2・「市条例」で「工事金額が1億5千万円以上」の契約は「議会議決」が必要と規定

今回の残土工事案件は、この「議会議決」もされず、独断の「契約」は違法行為  

   

3・よって「違法行為」による「契約締結」は「無効」であり、高浜市の損害です。

⇒ この強引な工事契約額「2億円」の回収措置 (返還か賠償) を求めた請求なのです

 

●「法令」も「条例」も無視は「コンプライアンス (遵法精神) 」の欠落では…?

これで「市民無視」も重なれば「まちの私物化」-「独裁」とも思われ不適切な施政…

 

--- 高浜施政の問題 ---☆---

このように強引な施政運営を強行は無謬性を欠いている証しです。

● 過去、幾度にもわたり「住民監査請求」を実施し「却下」は「聞く耳も無い」証し…

● 結果、数回の「裁判訴訟」となり、市は「敗訴」または、判決を回避し、市民の主張に対応を重ねています。但し、表面上は、規定に従っただけと繕っているようです。

 

●「大家族」宣言までされ、現在の施政対応は、この「宣言」からも逸脱で残念です。

    いわゆる「言行不一致」の施政運営を強行は「市民無視」「市民不在」の施政です。

 

今月30日、「高浜商工会 - 過剰補償事件」につき地裁判決が下される予定です。

「行政」が無謬性を失っている「結論」は、市民に味方となるかもしれません。

・しかし「裁判に勝つ」のが目的ではなく、施政のあり方を正したいだけなのです。

 

 施政のあり方 - 無謬性への施政の変革を切望するものです

「ちょっといいまち」を目指し「大家族ファースト」の "まちづくり" を望むだけです

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸