● 予算資料の「小学校」- 空調設備保守点検業務委託 - 5574千円で思い出しました
・今夏の「地球沸騰時代」を迎え、学校エアコンを設置されて安堵を覚えています。
⇒「PTA - お母さん方」の必死の署名活動が「高浜」行政の重い腰を動かしました…
<予算書>より抜粋 (千円)
● 当時の流行もありますが、疑問は、やはり「ガスエアコン-GHP」を選択した事…
・近隣市の導入実態と合わせて再確認したいと思います。
⇒ 本来、GHPは年間-空調時間が長い施設に設置が投資回収可能と言われています。
・「学校」- 教室の空調時間は短く、恐らく投資回収は不可能な設備方式を選択…
●「GHP」はエンジン搭載設備のため、空調設備として高額の部類となります。
・「電気」エアコンより消費電力は極小のため、電気代との差が「GHP」のメリット
・つまり「設備費の高額分」÷「維持管理+電気代」の差額 ⇒ 投資回収期間
⇒ この「GHP」投資回収には、通常、年間-空調時間が最低でも2千時間程度必要とか
<年間-空調運転時間の試算例>
空調時間 | コンビニ | 事務所 | 学校-教室 |
冷房-時間 | 4,320 | 1,200 | 400 |
暖房-時間 | 2,880 | 960 | 400 |
● 二つ目は「受電設備」の問題があります。
・学校は空調機の数が多く、数百KWの容量を有する受電設備と電気契約が必要…
・「GHP」は、この受電設備を不要とする効果もあります。
⇒ 一般的には「GHP」と「電気式」を方式比較し、投資回収期間を比較します。
・ところが「高浜」は、この比較表を作成の痕跡が不透明…。少なくとも非公開で選択
⇒ 恐らく 設備工事費が高額のため、比較すれば「投資回収-不可」と判明を隠蔽では…?
・望ましいのは「エネルギー・ベスト・ミツクス」- 電気とガスの最適割合の検討
⇒ 空調運転の長い「職員室」はGHP。短時間であろう「理科室等」は電気式など。
<学校空調の導入価格>
・あいも変わらず、「高浜」は特定業者を過剰優遇の工事費にて契約。
⇒「教室」当りの設備工事費は「みよし市」の "倍額" で契約 - 4億円水増し!!
(*「K市」と比較でも、「高浜」は17%増 - 1.3億円もの水増し…! )
学校空調 | 設置年 | 空調-教室 | 設置額-億円K | 教室-万円 |
みよし市 | H28 | 23 | 0.37 | 160 |
K 市 | H30 | 425 | 11.49 | 270 |
高 浜 | H31 | 268 | 8.49 | 317 |
● みよし市は、各学校毎に競争入札方式を採用。教室当り-120万円~180万円。
・「高浜」は、小学校-4校と中学校-2校をまとめて一括入札 - 結果は-入札1社のみ。
⇒ この一社単独入札も、かねがね疑念を抱いています。
(*「高浜小-50億円」建設の入札も単独-1社にて強行。業者の言い値で契約 )
<学校空調の入札例>
学校空調 | 空調-教室 | 予定-千円 | 落札-千円 | 落札率 |
みよし市 | 23 | 56,135 | 36,900 | 65.7% |
高 浜 | 268 | 854,016 | 849,000 | 99.4% |
・「業務用空調機」の価格は、かつて「半値八掛け」と言われた時代もありました。
⇒ 恐らく、今でも「電気式-学校教室-百万円程度」で設置されていると思われます。
・「高浜」は、何でも「倍額」契約は、私物化行政であり、改めて頂きたいものです…
(*「リース」も 建設費は相場の "3倍" - 落札率-99.99% は最たる裏切りです )
・常識で考えても「数百台」の設備を購入して、値引きが0.6% はありえませんよね。
⇒「全国市民オンブズマン会議」は「落札率-95%超」は"癒着"と指摘しています。
<空調保守点検業務>
● 空調-使用開始から 僅か5年で「560万円」は、今後、更なる費用増大となります
・「エンジン利用設備」ですから「オイル」「フィルタ」をはじめ補修部品が多々発生
(*大型室外機では「オイル」も恐らく10リットル~20リットルと大容量のはず… )
⇒ 予算書を再確認の結果、設置翌年から毎年、保守点検費が発生していました…
(*まったく「高浜小-倍額50億円建設」と同様の負担構造を踏襲… )
・やはり「GHP」は「設備費」も「維持管理費」も高額な空調設備です
・これも、一社独占化を構築は、特定業者を過剰優遇の仕掛け。。
「高浜」は、どこまでも市民をサイフ化の行政のようです
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<GHPの不安>
● 市内の公共施設にも「GHP」の設置は普及しているようです。
・問題は、大災害時は避難所になる可能性の高い施設が「GHP」では復旧期間が長期化
⇒「避難所」に避難したが、空調が使えず健康被害の二次的被災の可能性が高いこと。
・やはり、一番、格安で安心安全な空調設備は「電気式」のようです。
⇒ 電気式なら「大型発電機」があれば、即日、運転可能です。
・この「発電機」を「高小」だけ設置も疑問です。平等公平が欠落の高浜行政の証し。
⇒「高小」に非常発電機を設置すれば、市民-5万人を救済できるのでしょうか…
・問題は「避難所」ともなる「体育館」の空調も「高小」だけ…
⇒ 今夏の酷暑は、今後、毎年となりそう。市民の熱中症対策を放置の行政は裏切り…
<地震防災マップ>から抜粋
・復旧期間は「電気-1W」対「都市ガス-2W」と倍です。
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「学校空調」にGHP採用は「血税」を私物化の証しです
「設置費-教室当り-317万円」は西三河-最高額では…?
「落札率」-99.4%は "癒着" 同然では…?
(*「リース - 99.99%」- 高落札率が恒例となっているのが高浜行政の特徴… )
「高浜」が財政困窮は「水増し体質」が根源的要因
特定業者を過剰優遇し「倍額投入」では当然です
公明正大・透明性ある行政を切望するものです…
(最後まで ありがとうございました。公共施設の寿命は80年があり方です )