t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高浜住民監査 -「高浜の財政 - 予算」- Ⅳ - 学校空調

予算資料の「小学校」- 空調設備保守点検業務委託 - 5574千円で思い出しました

・今夏の「地球沸騰時代」を迎え、学校エアコンを設置されて安堵を覚えています。

⇒「PTA - お母さん方」の必死の署名活動が「高浜」行政の重い腰を動かしました…

 

<予算書>より抜粋                     (千円)  

   

 

当時の流行もありますが、疑問は、やはり「ガスエアコン-GHP」を選択した事…

・近隣市の導入実態と合わせて再確認したいと思います。

⇒ 本来、GHPは年間-空調時間が長い施設に設置が投資回収可能と言われています。

・「学校」- 教室の空調時間は短く、恐らく投資回収は不可能な設備方式を選択…

 

「GHP」はエンジン搭載設備のため、空調設備として高額の部類となります。

・「電気」エアコンより消費電力は極小のため、電気代との差が「GHP」のメリット

・つまり「設備費の高額分」÷「維持管理+電気代」の差額 ⇒ 投資回収期間 

⇒ この「GHP」投資回収には、通常、年間-空調時間が最低でも2千時間程度必要とか

 

<年間-空調運転時間の試算例>

空調時間  コンビニ  事務所   学校-教室
冷房-時間    4,320    1,200      400
暖房-時間    2,880       960      400

 

二つ目は「受電設備」の問題があります。

・学校は空調機の数が多く、数百KWの容量を有する受電設備と電気契約が必要…

・「GHP」は、この受電設備を不要とする効果もあります。

⇒ 一般的には「GHP」と「電気式」を方式比較し、投資回収期間を比較します。

 

・ところが「高浜」は、この比較表を作成の痕跡が不透明…。少なくとも非公開で選択

⇒ 恐らく 設備工事費が高額のため、比較すれば「投資回収-不可」と判明を隠蔽では…?

 

・望ましいのは「エネルギー・ベスト・ミツクス」- 電気とガスの最適割合の検討

空調運転の長い「職員室」はGHP。短時間であろう「理科室等」は電気式など。

 

<学校空調の導入価格>

・あいも変わらず、「高浜」は特定業者を過剰優遇の工事費にて契約。

「教室」当りの設備工事費は「みよし市」の "倍額" で契約 - 4億円水増し!! 

     (*「K市」と比較でも、「高浜」は17%増 - 1.3億円もの水増し…!

 

学校空調 設置年 空調-教室 設置額-億円K   教室-万円
みよし市    H28       23      0.37      160
K 市    H30     425    11.49      270
高 浜    H31     268      8.49      317

 

みよし市は、各学校毎に競争入札方式を採用。教室当り-120万円~180万円。

・「高浜」は、小学校-4校と中学校-2校をまとめて一括入札 - 結果は-入札1社のみ。

⇒ この一社単独入札も、かねがね疑念を抱いています。

 (*「高浜小-50億円」建設の入札も単独-1社にて強行。業者の言い値で契約 ) 

 

<学校空調の入札例>

学校空調 空調-教室 予定-千円 落札-千円    落札率
みよし市    23      56,135      36,900    65.7%
高 浜  268    854,016    849,000    99.4%

 

・「業務用空調機」の価格は、かつて「半値八掛け」と言われた時代もありました。

⇒ 恐らく、今でも「電気式-学校教室-百万円程度」で設置されていると思われます。

・「高浜」は、何でも「倍額」契約は、私物化行政であり、改めて頂きたいものです…

     (*「リース」も 建設費は相場の "3倍" - 落札率-99.99% は最たる裏切りです )

 

・常識で考えても「数百台」の設備を購入して、値引きが0.6% はありえませんよね。

⇒「全国市民オンブズマン会議」は「落札率-95%超」は"癒着"と指摘しています。

 

 

<空調保守点検業務>

空調-使用開始から 僅か5年で「560万円」は、今後、更なる費用増大となります

・「エンジン利用設備」ですから「オイル」「フィルタ」をはじめ補修部品が多々発生

  (*大型室外機では「オイル」も恐らく10リットル~20リットルと大容量のはず… )

予算書を再確認の結果、設置翌年から毎年、保守点検費が発生していました…

  (*まったく「高浜小-倍額50億円建設」と同様の負担構造を踏襲… )

 

やはり「GHP」は「設備費」も「維持管理費」も高額な空調設備です

これも、一社独占化を構築は、特定業者を過剰優遇の仕掛け。。

 

 「高浜」は、どこまでも市民をサイフ化の行政のようです

 

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<GHPの不安>

市内の公共施設にも「GHP」の設置は普及しているようです。

・問題は、大災害時は避難所になる可能性の高い施設が「GHP」では復旧期間が長期化

「避難所」に避難したが、空調が使えず健康被害の二次的被災の可能性が高いこと。

・やはり、一番、格安で安心安全な空調設備は「電気式」のようです。

⇒ 電気式なら「大型発電機」があれば、即日、運転可能です。

 

・この「発電機」を「高小」だけ設置も疑問です。平等公平が欠落の高浜行政の証し。

「高小」に非常発電機を設置すれば、市民-5万人を救済できるのでしょうか…

 

・問題は「避難所」ともなる「体育館」の空調も「高小」だけ…

⇒ 今夏の酷暑は、今後、毎年となりそう。市民の熱中症対策を放置の行政は裏切り…

 

<地震防災マップ>から抜粋

・復旧期間は「電気-1W」対「都市ガス-2W」と倍です。

 

 

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 「学校空調」にGHP採用は血税」を私物化の証しです

 設置費-教室当り-317万円」は西三河-最高額では…?

 落札率」-99.4%は "癒着" 同然では…?

        (*「リース - 99.99%」- 高落札率が恒例となっているのが高浜行政の特徴… )

  

 

 「高浜」が財政困窮は「水増し体質」が根源的要因

   特定業者を過剰優遇し「倍額投入」では当然です  

   

   公明正大・透明性ある行政を切望するものです…

 

 

   (最後まで ありがとうございました。公共施設の寿命は80年があり方です )

 

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