t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高浜住民監査 -「能登地震」- 防災体制 Ⅷ (避難所)    

能登地震」は、大災害の深刻さを 改めて 訴求しているようにも思われます。

・一人ひとりの「防災意識」や「防災行動」が いかに 重要であることか…と…

現在の「高浜」の「防災計画」特に「指定避難所」を 改めて 見直しを試みました。

 

 

---「高浜」の「被害予測」 ---☆---

想像を絶する「南海トラフ地震」が刻一刻と近づいているとの認識があり方のよう…

地震発生確率 -「南海トラフ」-「10年以内-30%」「30年以内-70~80%」との予測

   (*出典 - 地震調査研究推進本部 )

 

改めて「高浜」防災計画 -「地震津波災害対策計画」- P.3を確認してみました。 

・「被害予測」は「県-防災会議-東南海地震-被害予測調査結果」を引用し下記の通り。

全壊予測 -「過去地震最大モデル - 1,100棟」・「理論上最大モデル - 5,300棟」

 

「指定避難所」は「理論-最大予測」を基に「収容数」を整備があり方と思われます。

 1945年 - 三河地震の家屋被害は下記の通り  (*内閣府-防災情報より)

「全壊」に対し「半壊」は約3倍。最低でも「全壊」同数規模が "半壊被害"では…

・よって「南海トラフ被災」は「全壊-5300棟」なら「住宅被災は 計1万棟」規模…。

 

 つまり、避難者数は「20千人」超が、避難所を求める事態と予測されます。

     (*「避難所-面積」は、最低でも "6万㎡" が 必要な時が絶対に起こるようです )

 

三河地震  総戸数   全壊   半壊  全壊率  半壊率  被害率
高浜町 3,156   155   545   5%  17%   14%  

 

 

---「指定避難所」-「収容数」---☆---

●「指定避難所」は、長期滞在避難者を救済する施設 - 本来、半壊被災も収容すべき…

「高浜」避難所は、家屋-全壊被災でも、指定避難所に長期滞在出来ない方も発生…

「公共施設」の早期解体・面積半減の結末です-「行政」の防災意識が欠落の証し…!?

 

指定避難所 理論被災 被災人口 指定避難所   収容率   収容率   過不足
     千棟      世帯-2人   収容-千人     人口比      被災比    屋外-千人
刈谷市   10.0     20.0    23.7     16%    119%     -3.7
高浜     5.3     10.6      3.5       7%      33%    7.1

 

隣市-刈谷市は「理論上最大被害」を受けても「約4千人」の収容余地を残しています

・「高浜」は「南海トラフ地震」で住宅被災の場合、「避難所」に 入れない方も多数…

「指定避難所-収容-3,500人」-「7千人」に「車中泊」か「屋外避難」を強要では?

 

 「高浜」は 「指定避難所」も 狭小化 は「災害関連死」を 助長しています…

 

 

---「指定避難所」の疑問 ---☆---

● 「指定避難所」を確認すると下記の "民間施設" も 避難所となっています。

・「ボート・チケット売場」と「スポーツクラブ」の二拠点。合計-160人収容。

 

 

疑問は、床面積が 数倍であろう「民間分院」施設が 除外 となっていること…

 

<民間分院>

・「民間分院」の 敷地には「旧-中央公民館」が ありました。

⇒「民間分院」の要請を受けて「公共施設」を解体という暴挙暴政を強行です

・結果 -「中央公民館」解体は 避難収容-130人をも 廃止は、市民無視の証し

        (*実際は「会議室-10室」有り、収容数は 更に増加対応が可能では… )  

 

施設 面積-㎡  建設 建築-年 避難収容  備考
(中央公民館)     4,091  S55  築36年  130人  早期解体
民間分院   10,443  R 1  築 4年    -  補助-60億円


・「民間分院」には 合計60億円 (年3億円) もの巨額補助を強行も 暴挙暴政の証し

    (*「高浜」市民の 補助負担は、本院のあるK市市民の "倍額負担" です )

「高浜-市民」は60億円もの血税提供も "指定避難所" を 拒絶 とは 残念な病院…

・市民の窮状に対し 配慮も協力も疑問の民間分院に巨額補助も財政私物化の証しでは…

        (*更に同分院には旧-市立病院-<9千㎡-築30年>も 無償貸与の過剰優遇の連続 )

 

 

<旧-中央公民館>

耐震強度も有した「中央公民館」- 築36年で解体は10億円超もの大損害です。

「先代首長の功績潰し」で解体承諾か…?   市民を無視。「高浜」を裏切りの証し…。


 

---「指定避難所」---☆---

・「避難所」こそ市民の健康と生命を維持する 大切で 重要な 公共施設と思われます。

・さて「高浜」は、最近、公共施設管理に "縮充方針" を 採用強行となりました。

⇒「縮充」- 規模は"縮小"。機能は"充実"。これにより財政削減が本来の狙いのはず…

・ しかし、実態は 十年以上前から「公共施設」面積は 全国最低。更に縮小は "破壊"!

 

・「リース庁舎」や「高小」に「財政-削減効果」は認められません - 各々 十億円水増し!

 

・「縮充」とは 面積削減・機能を複合一体化を図るとしながら「庁舎」は 分離分割!

・「図書館」も、旧-図書館を書庫とし、開架施設等を4カ所に分離分割も矛盾の異常!

ここ数年「高浜」の "まちづくり" は"破壊"に近い "デタラメ" が 強行されてます!

        (*公共施設は寿命-80年としながら、旧-施設を 寿命-40年代で早期解体を強行 ) 

 

・今回「指定避難所」-「住宅全壊が5千戸」に対し 「避難所-収容-3千人」も矛盾!

⇒ 大規模災害 の 指定避難所-面積を "削減" は「災害関連死」に 直結します!!

・この「災害関連死」の環境を、高浜は "行政" が 率先垂範で構築しているのです…。

 

    これを「大家族」の "まち" とは… 舌先三寸にも限度があります。

 「高浜」は「大家族」を 裏切りの "まち" に落ちました…

 

  

  (最後まで、ありがとうございました。 )

 

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