●「能登地震」は、大災害の深刻さを 改めて 訴求しているようにも思われます。
・一人ひとりの「防災意識」や「防災行動」が いかに 重要であることか…と…
⇒ 現在の「高浜」の「防災計画」特に「指定避難所」を 改めて 見直しを試みました。
---「高浜」の「被害予測」 ---☆---
● 想像を絶する「南海トラフ地震」が刻一刻と近づいているとの認識があり方のよう…
・地震発生確率 -「南海トラフ」-「10年以内-30%」「30年以内-70~80%」との予測
(*出典 - 地震調査研究推進本部 )
● 改めて「高浜」防災計画 -「地震・津波災害対策計画」- P.3を確認してみました。
・「被害予測」は「県-防災会議-東南海地震-被害予測調査結果」を引用し下記の通り。
⇒ 全壊予測 -「過去地震最大モデル - 1,100棟」・「理論上最大モデル - 5,300棟」
●「指定避難所」は「理論-最大予測」を基に「収容数」を整備があり方と思われます。
・ 1945年 - 三河地震の家屋被害は下記の通り (*内閣府-防災情報より)
⇒「全壊」に対し「半壊」は約3倍。最低でも「全壊」同数規模が "半壊被害"では…
・よって「南海トラフ被災」は「全壊-5300棟」なら「住宅被災は 計1万棟」規模…。
つまり、避難者数は「20千人」超が、避難所を求める事態と予測されます。
(*「避難所-面積」は、最低でも "6万㎡" が 必要な時が絶対に起こるようです )
三河地震 | 総戸数 | 全壊 | 半壊 | 全壊率 | 半壊率 | 被害率 |
高浜町 | 3,156 | 155 | 545 | 5% | 17% | 14% |
---「指定避難所」-「収容数」---☆---
●「指定避難所」は、長期滞在避難者を救済する施設 - 本来、半壊被災も収容すべき…
・「高浜」避難所は、家屋-全壊被災でも、指定避難所に長期滞在出来ない方も発生…
⇒「公共施設」の早期解体・面積半減の結末です-「行政」の防災意識が欠落の証し…!?
指定避難所 | 理論被災 | 被災人口 | 指定避難所 | 収容率 | 収容率 | 過不足 |
千棟 | 世帯-2人 | 収容-千人 | 人口比 | 被災比 | 屋外-千人 | |
刈谷市 | 10.0 | 20.0 | 23.7 | 16% | 119% | -3.7 |
高浜 | 5.3 | 10.6 | 3.5 | 7% | 33% | 7.1 |
● 隣市-刈谷市は「理論上最大被害」を受けても「約4千人」の収容余地を残しています
・「高浜」は「南海トラフ地震」で住宅被災の場合、「避難所」に 入れない方も多数…
⇒「指定避難所-収容-3,500人」-「7千人」に「車中泊」か「屋外避難」を強要では?
「高浜」は 「指定避難所」も 狭小化 は「災害関連死」を 助長しています…
---「指定避難所」の疑問 ---☆---
● 「指定避難所」を確認すると下記の "民間施設" も 避難所となっています。
・「ボート・チケット売場」と「スポーツクラブ」の二拠点。合計-160人収容。
⇒ 疑問は、床面積が 数倍であろう「民間分院」施設が 除外 となっていること…
<民間分院>
・「民間分院」の 敷地には「旧-中央公民館」が ありました。
⇒「民間分院」の要請を受けて「公共施設」を解体という暴挙暴政を強行です
・結果 -「中央公民館」解体は 避難収容-130人をも 廃止は、市民無視の証し
(*実際は「会議室-10室」有り、収容数は 更に増加対応が可能では… )
施設 | 面積-㎡ | 建設 | 建築-年 | 避難収容 | 備考 |
(中央公民館) | 4,091 | S55 | 築36年 | 130人 | 早期解体 |
民間分院 | 10,443 | R 1 | 築 4年 | - | 補助-60億円 |
・「民間分院」には 合計60億円 (年3億円) もの巨額補助を強行も 暴挙暴政の証し
(*「高浜」市民の 補助負担は、本院のあるK市市民の "倍額負担" です )
⇒「高浜-市民」は60億円もの血税提供も "指定避難所" を 拒絶 とは 残念な病院…
・市民の窮状に対し 配慮も協力も疑問の民間分院に巨額補助も財政私物化の証しでは…
(*更に同分院には旧-市立病院-<9千㎡-築30年>も 無償貸与の過剰優遇の連続 )
<旧-中央公民館>
・耐震強度も有した「中央公民館」- 築36年で解体は10億円超もの大損害です。
⇒「先代首長の功績潰し」で解体承諾か…? 市民を無視。「高浜」を裏切りの証し…。
---「指定避難所」---☆---
・「避難所」こそ市民の健康と生命を維持する 大切で 重要な 公共施設と思われます。
・さて「高浜」は、最近、公共施設管理に "縮充方針" を 採用強行となりました。
⇒「縮充」- 規模は"縮小"。機能は"充実"。これにより財政削減が本来の狙いのはず…
・ しかし、実態は 十年以上前から「公共施設」面積は 全国最低。更に縮小は "破壊"!
・「リース庁舎」や「高小」に「財政-削減効果」は認められません - 各々 十億円水増し!
・「縮充」とは 面積削減・機能を複合一体化を図るとしながら「庁舎」は 分離分割!
・「図書館」も、旧-図書館を書庫とし、開架施設等を4カ所に分離分割も矛盾の異常!
⇒ ここ数年「高浜」の "まちづくり" は"破壊"に近い "デタラメ" が 強行されてます!
(*公共施設は寿命-80年としながら、旧-施設を 寿命-40年代で早期解体を強行 )
・今回「指定避難所」-「住宅全壊が5千戸」に対し 「避難所-収容-3千人」も矛盾!
⇒ 大規模災害 の 指定避難所-面積を "削減" は「災害関連死」に 直結します!!
・この「災害関連死」の環境を、高浜は "行政" が 率先垂範で構築しているのです…。
これを「大家族」の "まち" とは… 舌先三寸にも限度があります。
「高浜」は「大家族」を 裏切りの "まち" に落ちました…
(最後まで、ありがとうございました。 )